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自宅でも手軽につくれる! 酵素シロップの楽しみかた

  • 2016.7.22
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美容や健康に関心の高い人を中心に注目されている酵素。ドリンクやサプリメントなど、さまざまな商品が発売されるようになりました。そんな話題の酵素が自宅に簡単につくれるということをご存じでしょうか。

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今回は、酵素シロップのつくり方や活用法などを紹介します。これからの季節にぴったりの冷たいデザートにも活用できますよ。

■食材の準備

酵素シロップの材料は、野菜、果物などと上白糖です。

酵素は多くの野菜や果物の発酵過程で得られる成分を差します。基本的にはどの種類でも良いのですが、酵素シロップとしては旬の果物がオススメです。健康志向の人は、野菜や植物、穀類などと組みあわせることもできます。

食材は手軽に手に入るもので、リンゴ、レモン、パイナップル、イチゴ、キウイなど何でも構いません。これらを組みあわせれば、好きな味をつくることもできます。皮ごと使うので、国産、無農薬、低農薬など健康面への配慮のあるものがオススメです。

上白糖と果物の割合は、1:1.1です。1kgの果物で酵素シロップをつくるときは、砂糖は1.1kgとなります。砂糖の量が多いので驚くかもしれませんが、たっぷり使うことで発酵が進みます。

■容器を準備する

酵素シロップをつくるには、ガラスやプラスチックなどの透明で大きめの容器を用意します。何度か手でかき混ぜなければならないので、果実酒用のような口が広めの容器が便利です。

容器は必ず熱湯消毒をして、清潔にしておきましょう。

■材料を合わせて発酵させる

用意ができたら、材料をカットします。いちょう切りのように細かめにカットすると発酵が早まります。

そしてカットした果物と上白糖を合わせて、常温で保存。直射日光が当たらず、36度くらいの場所が発酵には良いそうです。冬はタオルを巻く、暖房の効いた部屋へ置くなどして調整しましょう。

毎日2回程度、空気に触れるように、素手でしっかりとかき混ぜます。手はきれいに洗い、ばい菌などが入らないように気をつけましょう。

1週間から10日ぐらいで発酵が進みます。目安としては、材料が浮いてきて、泡が表面に上がってきてきたらそろそろです。フタを開けたときにシュっと炭酸飲料を開けたときのような音がすれば完成です。

最後にザルやキッチンペーパーなどを使って果物をこしましょう。材料が残らないように完全にこすのがポイント。ガーゼなど目が粗いもの適しています。できあがったシロップは、冷蔵庫で保管します。

■酵素シロップの活用法

酵素シロップは基本的には何に使っても大丈夫です。私のオススメは豆乳と混ぜたり、アイスクリームなどにかけたりすること。我が家でも、おやつの時間は大活躍。小さな子でも安心して口にできるのも良いところです。

ただし、非常に甘いので、ダイエット中の人はほどほどに。ワンスプーンぐらいを目安にとりいれるとよさそうです。

春には、イチゴに桜の葉を浮かべた酵素シロップをつくりました。ケーキやパンなどに入れてお菓子づくりにも活用しています。いろいろ試してお気に入りの酵素シロップを見つけましょう!

※衛生面なども懸念されているため、必ず煮沸消毒をして、乾燥させた瓶を使うようにしましょう。

(宮本燈)

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