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いつも同じような写真ばかり? 思い出の写真を印象的に撮影する方法

  • 2016.7.22

家族旅行中は、記念写真をたくさんとりたいもの。でも、帰ってきて見返してみると「あれ、なんだかどれも同じような写真」と思ったことはありませんか?

旅先の写真がいつも同じような雰囲気にしあがってしまうのは、知らないうちにいつも同じような角度から、同じような立ち位置で撮っているから! そこで今回は思い出を華やかに、より鮮明に記録する写真撮影のコツをご紹介しましょう。

©miya227 - Fotolia.com

被写体の大きさと、立ち位置の角度にバリエーションをつける

たとえば全身、あるいはバストアップなど、同じようなアングルでいつも撮影してはいませんか?

その人のクセもありますが、いくら人物や背景が変わっても同じようなアングルだとそこまで印象は変わらないもの。写真にうつる表情も同じに見えてしまうかもしれません。

旅行中は意識して被写体の大きさ、人物の立ち位置や角度にバリエーションをつけて撮影するようにしましょう。

たとえば全身、次はバストアップ、次は顔のアップ。あるいはまっすぐではなく、ななめに立ってもらったり、横を向いてもらって横顔を撮ったりすると、写真にどんどん変化がついていきますよ。

移動中の何気ない瞬間もシャッターチャンス!

移動中は撮影という意識にならない人がほとんどですが、実はいい瞬間をとらえることもあります。

たとえば道を歩いている最中に振り返ってもらって撮影したり、被写体が豆粒ほどになる位置から風景をメインに撮影したり(顔が分かるくらいのほうがおもしろいです)。

タクシーや車で移動中の疲れた表情や、手持無沙汰な様子、無防備な寝顔など、構図を考えずにどんどん撮ってみましょう! 「あのとき、こんな顔してたのー?」などと、笑いを誘う写真になるはずです。

「家族のふれあい」を感じさせる瞬間を撮る

旅行中は観光名所に立ち寄ることも多いため、風景やスポットをメインにした写真が多くなりがちです。でもこれだけでは「ここに行った」という証拠写真のよう。そこで「どんな雰囲気だったか」を思い出せるのが「家族とふれあっている様子」を撮影することです。

旅行中は家族との距離がより近くなりますよね。写真におさめることで家族の絆を再確認できることもあります。

たとえば、夫と子どもで顔を見合わせて笑った瞬間や浴衣に着替えて同じ姿勢で寝っころがっている姿を撮ったり。旅行ならではのシーンではないけれど、普段の表情を撮影することでより楽しい雰囲気を記録に残すことができるのです。

また、観光地には顔をあてはめて撮る「顔出しパネル」がよく置いてありますよね。こうした道具を積極的に利用して撮影するのもいい思い出になります。「みんな見てるし…」「恥ずかしい!」と言わず、楽しんでみてくださいね。

いかがでしたか? シャッターチャンスを見逃さず、ちょっとした変化をつけることで、いつも同じような印象の家族写真が見違えるように華やかになるかもしれません。家族で思い出を振り返るときにも、その瞬間の記憶が蘇り、きっと話題が尽きないのではないでしょうか。ぜひ参考にしてみてくださいね!

(すだ あゆみ)

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