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テニス特待生で入学したのに…「待遇を見直す」と告げられた少女。直後に出会った"苦手な同級生"に「ズルいんだもん」と呟いたワケ

  • 2026.10.27
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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

漫画家・ユニナ(@yuni_na_)さんは、LINEマンガ インディーズなどで作品を公開している漫画家です。少女・女性マンガを中心に作品を手がけています。

『イレギュラーサイド』は、テニスに青春をかけてきた少女・杜木くるみと、同じテニス部の楓太を中心に描かれる物語。今回は、特待生として期待されてきたくるみが、思わぬ現実を突きつけられる第1話をご紹介します。

「絶対に上手になるっ」9歳で見つけた夢

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

くるみがテニスと出会ったのは、小学3年生のとき。母親と一緒に見た試合に、一瞬で心を奪われました。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

「お母さん! 私、テニスやるっ!」
「絶対に上手になるっ」

目を輝かせながら宣言した、あの日のくるみ。その気持ちのまま練習を重ね、高校にはテニスの特待生として入学するまでになりました。

「今のままだと2年からは…」特待生の少女に告げられた現実

ある日の放課後、ラケットを背負って部活へ向かうくるみを、先生が呼び止めます。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

「今から部活か?」という何気ない問いかけ。ですが、先生が本当に伝えたかったのは、くるみにとってとても重い言葉でした。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

期待されて入学したはずなのに、思うような結果を出せていない。特待生でいられなくなるかもしれない、という通告でした。

それでもくるみは取り乱しません。心の中でつぶやいたのは、「いつか言われるんだろうって思ってた」「だから…いいんだケドさ」という言葉です。

ショックを受けていないわけではないはずです。ただ、自分の実力の限界にどこかで気づいていて、その日が来ることを覚悟していたのかもしれません。「いいんだケドさ」の語尾には、あきらめきれない気持ちと、強がりがにじんでいます。

雪の中庭で眠っていたのは、"あまり好きじゃない"同級生

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

重たい気持ちを抱えたまま廊下を歩いていると、窓の外では雪が降り始めていました。

ふと中庭に目をやると、木の下のベンチに誰かがいます。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

雪が積もりはじめた中庭で眠っていたのは、同じテニス部の楓太でした。「冬の中庭で寝るとかバカなの!?」とあきれながらも、くるみは放っておけずに外へ駆け出します。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

「ちょっと楓太! こんな所で寝てたら風邪ひくよっ」

ところが楓太は、くるみが声をかけても寝息を立てたまま。「嘘でしょ」「全然起きない…」と困り果てたくるみは、カバンをゴソゴソと探りながら、心の中でこうこぼします。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

「正直、あんまし楓太のこと好きじゃないんだよね…」

好きじゃないのに、雪の中で眠る姿を見て見ぬふりはできない。そんなところに、くるみの面倒見のよさと人の良さが表れています。

「ズルいんだもん」そっと置いていったカイロ

くるみは自分のカイロを楓太の手に握らせると、そのまま立ち去ります。去り際に心の中でつぶやいたのは、「ズルいんだもん」というひと言でした。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

なぜ楓太が「ズルい」のか、その理由はまだ語られていません。ですが、特待生の座が揺らぎ、自分の限界と向き合わされたその日だったからこそ、楓太に対して何か割り切れない思いが込み上げたのかもしれません。

くるみがいなくなったあと、目を覚ました楓太。手の中のカイロに気づき、不思議そうに掲げてみせます。誰が置いていったのか、楓太は気づいたのでしょうか。

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©️ユニナ『イレギュラーサイド』

「いいんだケドさ」と強がるくるみと、彼女が「ズルい」と感じる楓太。雪の日の小さなすれ違いは、2人の関係をどう変えていくのでしょうか。

X(旧:Twitter):ユニナ@イレギュラーサイド(@yuni_na_),プロフィールサイト(https://potofu.me/yunina)

 



 

▶テニスの練習に打ち込むくるみ…特待はどうなる!?【イレギュラーサイド/続きを読む】

#3 絶対に手加減しないでくださいね
#3 絶対に手加減しないでくださいね

 

クリエイター情報

ユニナ

主に少女マンガ、女性マンガを中心にマンガ制作をしています。アオハル、溺愛系が好き。新しいことにもどんどん挑戦したいです!LINEマンガインディーズにて連載中。

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