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誰にでもできる恋愛と「あなたにしかできない恋愛」

  • 2016.7.21
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女子たちにお話を聞かせていただきながら、いつもふと考えてしまうのは、この人はどれだけの淋しさを持っているのだろうか、ということです。


なぜそう思ってしまうのか、と聞かれても「ただなんとなく、気がついたら、いつもそういうことを考えていた」としか言いようがないのですが、淋しさをたくさん抱えていない女子のほうがいい恋愛をしているように感じます。
今回は、恋愛と淋しさについて、一緒に考えていきたいと思います。

■恋愛と淋しさの関係

淋しいから、どんな男子でもいいから、とにかくつきあってしまう女子・・・・・・と書くと、おそらく多くの女子は自分のことではないと思うかもしれません。


さほど淋しさを感じるときはなく、目的意識を明確に持って彼と交際している女子・・・・・・と書いても、きっと、多くの女子は自分のことではないと思うかもしれません。


この2つのパターンの中間くらいをウロウロしながら、どうにか(なんとなく)彼とつきあっているとか、彼氏を募集している、というのが一般的なのだろうと、取材を通して感じます。
要するに誰しも、大なり小なり淋しさを抱えていて、恋愛と淋しさは切っても切れない関係なのだろうということです。

■誰にでもできる恋愛

淋しいから、適当な男子ととりあえずつきあう・・・・・・こういう恋愛のパターンって「誰でもできる恋愛」です。
もちろん当の本人にしてみれば、「適当な男子」であったとしても、その人に出会うまでにコストも時間もかかっているわけだから、「誰でもできる恋愛」と言うと怒られるかもしれません。
たとえば、たまたま配属された部署の上司と、「淋しいから、ま、不倫でもいっか」と思ってつきあっているにしても、本人はその会社に職を得るまで、なにがしかの努力を払ってきたでしょうから、失礼な言い方かもしれません。
でも、淋しさを「紛らわす(紛らわしてもらう)」ことって、きっと誰にでもできますよね?


***


淋しさって、本当は紛らわすものではなくて、そこから自由になるための出発点です。
淋しさって、誰かに紛らわしてもらうものではなく、自分でどうにかするものです。


少数ですが、さほど淋しさを感じることなく、目的意識を明確に持って彼と交際している女子に会って話を聞いていると、そのように思います。

■あなたにしかできない恋愛

今すぐ自分だけの力でどうにもできない淋しさは、歳を重ねるにしたがって、自然に消えてくれることもあります。
歳を重ねると、家族のことや仕事のことで、忙しくするつもりがなくても忙しくなるので、淋しさを感じている暇がなくなってくることもあるからです。
あるいは忙しく他人と関わっていくなかで、おおげさに言えば自分の社会的な使命を知って、そこに生きがいを見出すのかもしれません。
だからたとえば、30歳を過ぎて結婚した女子の中には、精神的にも経済的にも自立していそうなステキな旦那さんを持っている人もいます。


でもせっかく恋愛をするのなら、若いうちに淋しさではない別の基準で彼氏を選んで、自由に恋愛を楽しめたほうがいいですよね。
あなたにしかできない恋愛は、安易に淋しさに流されないことで手に入ります。
簡単なことです。自分がやっていて充実していると思えることで1日を埋めてしまえばいいのです。(ひとみしょう/ライター)


(ハウコレ編集部)


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