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手間がかからず初心者にもおすすめ! 育てやすいベランダハーブ6種

  • 2016.7.20
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お料理のアクセントやハーブティー、香りを楽しむポプリなど、わたしたちの暮らしに身近なハーブたち。生活のなかに自然を取りいれることで、ちょっとした幸福感が味わえます。

© zia_shusha - Fotolia.com

今年は味や香りに加えて、「育てる」楽しみも味わってみませんか? ベランダで簡単に育てられる、おすすめハーブ苗をご紹介します。

■ミント

スーッとした清涼感のある味と香りのミントは、生命力・繁殖力がとても強く、育てやすいハーブです。

スペアミントやペパーミント、アップルミントなど、さまざまな種類がありますが、交雑(交配して別の種類になる)しやすいハーブなので、ひとつの鉢に1種類が原則。ひとつのプランターでちがう種類のミントを育てたい場合は、土のなかに仕切りを入れて交雑を防ぎましょう。

■バジル

ピザやパスタなどのイタリア料理に欠かせないバジルも簡単に育つ苗のひとつ。日当たりの良い場所に置けばぐんぐん大きくなります。暑さには強いのですが、乾燥に弱いので、土の表面が乾いたら水をたっぷり与えてください。

背丈が20cmほどまで成長したら摘心する(上の方をハサミで摘みとる)と、脇から芽が出て、さらに増えていきます。

■ローズマリー

香りが強く、肉や魚のくさみ消しによく使われるローズマリー。もともとは、地中海の沿岸部に自生していたハーブです。丈夫で、カラリとした場所が大好き。風通しの良い場所で育てましょう。葉が茂ってきたら、風通しを良くするために刈りこみを。

■フェンネル

魚介類と相性の良い、甘い香りのフェンネルは、地中海出身。乾燥や暑さ・寒さにとても強いハーブです。

根が垂直に伸びるので、植えるには深さ30cm以上の容器が必要。背丈も1m以上に育つため、大きくなって倒れる前に、支柱を立てましょう。黄色い花は枝ごとお風呂に浮かべて、香りを楽しむこともできます。

■ディル

ディルは、古代エジプトから薬用に使われてきたハーブです。フェンネルとよく似ていますが、少し小柄。それでも地植えすると1m近くまで成長します。

肉料理・魚料理によく使われますが、乾燥させた種を枕にいれると、安眠効果があるそう。

■パクチー(コリアンダー)

エスニック料理によく使われるパクチーは、クセのある強い香りのハーブ。強い日差しににあたると葉が弱ってしまうので、育てるときは半日陰に置くことがポイントになります。

湿気が高い梅雨明けまでは、雨が直接かからない場所に移動させ、水やりも控えめに。土の表面が乾いてから、水をたっぷり与えてください。乾燥に弱い種類でも、水のやり過ぎは根腐れをおこします。

風通しを良くするために、どんどん摘みとって、お料理やハーブティーに使うといいでしょう。冷ましたミントティーを植木にかけると、防虫・消毒になります。

気軽にはじめられるベランダガーデニングで、フレッシュなハーブを生活にとりいれてみてくださいね。

(マムズラボ)

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