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アイディア満載、意外とイケる! アメリカの “定番巻き寿司” いろいろ

  • 2016.7.19
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すっかりお馴染みとなった「カリフォルニア・ロール」以外にも、アメリカでは、様々な定番巻き寿司(スシ・ロール)が生まれています。ここでは子供も食べやすい、ちょっと変わった具材の組み合わせをご紹介します。食卓やお弁当のアイディアにしてみてくださいね。

© olgasun - Fotolia.com

■地名のついたロール編

<カリフォルニア・ロール>

© pixindy - Fotolia.com

さて、まずは大定番の「カリフォルニア・ロール」。具材は、カニ風味かまぼこ、アボカド、それにきゅうりが入ることもよくあります。海苔が苦手な外国人のために、白ごまを使うのがオリジナルですが、海苔だってよく合います。

ちなみに、カニ風味かまぼこを茹で海老に変えると「ボストン・ロール」になり、サーモンを加えると「アラスカ・ロール」になります。

<フィラデルフィア・ロール>

© Boris Ryzhkov - Fotolia.com

続いては、カリフォルニア・ロールに並んで人気の「フィラデルフィア・ロール」。クラフト社のフィラデルフィア・クリームチーズとサーモンが入っています。

サーモンは、ベーグルの「ロックス」サンドイッチのようにスモークサーモンを使ったレシピがオリジナルのようですが、最近は、生のサーモンを使う方が多いかもしれません。

<ミシガン・ロール>

最後は、「ミシガン・ロール」。こちらは、アメリカの寿司ネタとして人気の「スパイシー・ツナ・ロール」の進化版。

スパイシー・ツナは、ネギトロにマヨネーズとシラチャー・ソースやタバスコのようなチリソースかチリオイルを加えたもの。ミシガン・ロールは、このスパイシーツナにアボカドを加えて寿司飯で巻きます。これは、パンやクラッカーと合わせても美味しいですよ。

■生き物の名前のついたロール編

<スパイダー・ロール>

地名以外にも、生き物の名前がついたロールも人気があります。例えば、「スパイダー・ロール」。日本語にすると「蜘蛛巻き」でちょっと不気味ですが、これはソフトシェルクラブという、殻まで食べられるカニの唐揚げを巻き込んだもの。

飛び出た足がクモみたいに見えることからのネーミングです。一緒に巻くことが多い具材は、きゅうり、アボカド、カイワレ、レタスなどと、チリソース入りのスパイシーなマヨネーズです。

<ドラゴン・ロール>

続いては、こちらも人気の「ドラゴン・ロール」。うなぎの蒲焼とエビ天、もしくは一方とアボカドが入ったロールです。オリジナルはうなぎ=ドラゴン、だったようですが、現在は、より龍らしい見た目を追求して、巻き寿司の上に鱗のようにスライスしたアボカドやうなぎをアレンジすることも多いようです。

なお、アボカドがびっしりロールの上部をおおったものは、その見た目から「キャタピラー(青虫)・ロール」と呼ばれ人気があります。

© IngridHS - Fotolia.com

揚げ物が残ってしまった時や、みんなで食べるには、鰻がちょっと足りない…なんていう時にも、おしゃれなメインディッシュとして活用できますよ。試してみてくださいね。

(東 リカ)

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