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コスメのプロはこう選ぶ!美肌に近づく「成分表」のチェックポイント

  • 2016.7.16
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お肌を美しくするためには、“日々のスキンケア”、“自分にあった商品を選ぶ”、“効果を最大限に発揮させる使い方をする”、このポイントを抑えるだけで、大きく差がつくことをご存知ですか?

今回は美肌づくりに一番大切な“スキンケア選び”のために必要なチェックポイントを、コスメコンシェルジュであり美肌研究家の筆者がご紹介します。

 

■1:注意して!使う時間がカギを握る「エイジングケア成分」

エイジングケアの代表成分“レチノール”。お肌のハリや弾力、ターンオーバーの促進などが期待できる魅力ある成分ですが、紫外線を浴びることで炎症を引き起こす“光毒性”という性質もあるのです。

紫外線ダメージを受けやすい日中ケアは控え、夜のケアに使用して成分のよさを生かす使い方がオススメです。

 

■2:知ることで美肌になれる「全成分表」のしくみ

化粧品はすべての原料、成分名の表示が義務付けられています。そして成分の記載順は配合量が多い順に記載されています。

多くの商品がある中で選ぶのに迷ったとき、自分が求める効果が期待できる成分が上位に記載されている商品を選択することで、より効果を得やすくなります。

 

■3:気になる「保湿」に欠かせない成分は?

お肌の角質層、真皮での保湿、年齢を重ねると不足しがちな体内の天然保湿成分。それを化粧品で補うための成分をいくつかご紹介します。

セラミド、ヒアルロン酸、コラーゲンといった耳にする機会の多いこれらの成分は、保湿効果が高い化粧品によく含まれています。コラーゲンに関してはアレルギー反応を起こしにくいとされているので、敏感肌の方にもオススメです。

 

■4:「パラベンフリー」は防腐剤フリーではない!?

防腐剤はパラベンだけ……そう思っている方が多いのではないでしょうか。しかし、化粧品に配合されている防腐剤はほかにも様々あります。パラベンフリーという言葉や、パラベンが配合されていないというだけで、防腐剤が配合されていないとは限りません。

お肌への刺激が心配な方や敏感肌の方は、防腐剤フリーと書いてあるものを選ぶか、成分表をチェックしてパラベンでもメチルパラベンといった刺激が弱いものを選ぶのがよいでしょう。

 

いかがでしたか? 化粧品の全成分表は求めている美肌効果が期待できる成分が配合がされているかの確認や、配合成分を知ることで安心して使用できるということにも繋がります。

1年後、5年後、10年後のお肌のためにも、ご自身に合う化粧品を探すときの参考にしてみてください。

【筆者略歴】

※ 杉本 由美 ・・・ 手軽、ナチュラル、透明感ある美肌作りの提案を得意とする美肌研究家。アンチエイジングや、シーンに合わせた美肌メイクなどで、女性としての魅力を最大限引き出し、自身も無理なく続けられるHappyな美肌Lifeを送る。

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