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「兄弟に妬まれて2度も…」モテすぎた結果、かわいそうな運命を辿った“神様”の正体は?【マンガ】

  • 2026.8.25
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えんな(@enna.comic)さんは、日本神話の神様たちを現代風に描く漫画『ゆる神DAYS』を手がける漫画家・イラストレーター。

今回は神様の分身である「分け御霊」たちが人間の暮らしを学ぶため、現代社会で生活する『ゆる神DAYS』をご紹介します。天照大神、月読命、須佐之男命の三貴神が兄弟として同じ家で暮らしている設定。日本神話で知られる神様たちの意外な日常が描かれ、新たな発見があるかもしれません!

天照大神が気になった「一番強運な神様」

ある日、弟である天照大神は姉の月読命にある疑問を投げかけます。

「日本の最高神で高天原の統治者のアマテラス姉さんに聞きたいんだけど…」

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©️えんな『ゆる神DAYS』

そう前置きしたうえで、天照大神から見て「一番強運な神って誰?」と尋ねました。突然の質問に、月読命は「強運…?」と考え込みます。神話のなかには神様たちのお茶目な逸話が多くあるため、思い当たるエピソードを探す様子の月読命。

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©️えんな『ゆる神DAYS』

ひと口に強運といっても、何をもって運が強いと判断するかは難しいところ。そこで2柱は、日本神話に登場する神様たちの中から、壮絶な出来事を経験しながらも乗り越えてきた神様を思い浮かべていきます。

まず候補に挙がったのが、出雲大社に祀られていることで知られる大国主(おおくにぬし)です。

その人生は、「運が良い」のひと言では片付けられないほど波乱に満ちたものでした。

兄弟に命を奪われても二度復活した大国主

大国主は心優しく、女性からも好かれる神様でした。しかし、絶世の美女と結婚したことで兄弟たちから妬まれてしまいます。

その結果、大国主は兄弟たちから命まで狙われることになってしまうのでした。

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©️えんな『ゆる神DAYS』

しかもこれ、一度ではありません。

焼けた大きな石に挟まれて命を落とした大国主ですが、母神たちの助けによって復活。これだけでも十分に驚きですが、その後も兄弟たちは諦めず、今度は木に挟んで再び大国主の命を奪ってしまいます。

しかし再び神々の助けを受け、二度目の復活を果たしました。いくら神様とはいえ、何度死んでも簡単に生き返れるというわけではありません。

作中でも、死んだあとに復活する神様は珍しい存在として語られています。

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©️えんな『ゆる神DAYS』

壮絶な出来事を二度も乗り越えた大国主を見れば、確かに「強運」と表現したくなるところ。

しかし天照大神は、何度も命を奪われていることを考えると、単純に運が良いと言っていいのか迷います。

「そういう強運じゃないっていうか…」
「もっとこう…幸運が舞い込む的な…」

天照大神が探しているのは、不幸から何度も生還する神様ではなく、もう少し素直に「ラッキー」と呼べるような神様だったようです。

投稿元のnoteには、二度も殺されてしまった大国主について「悲惨すぎる」とえんなさんご自身の見解も述べられていました。

海へ流された蛭子が「恵比寿様」に!?

そこで話題に挙がったのが、イザナギとイザナミの最初の子どもである蛭子(ひるこ)。

蛭子は生まれて間もない頃に葦船へ乗せられ、海へ流されたと伝えられており、これだけを聞けばとても「強運」とはいえない境遇ですよね。

ところが、その後には別の伝説が残っています。

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©️えんな『ゆる神DAYS』

海へ流された蛭子は流れ着いた先で漁師に拾われ、その後成長。やがて、七福神の一柱として広く知られている「恵比寿神」となったという伝説につながっていきます。

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©️えんな『ゆる神DAYS』

生まれてすぐ海へ流されるという境遇から始まりながら、最終的には多くの人に親しまれる神様になったことを考えると、大きく運命が変わった存在といえます。

しかし、天照大神が求めている「強運」のイメージとは、まだ少し違う様子。壮絶な人生を乗り越えた神様ではなく、もっと分かりやすく幸運を引き当てるような神様はいないのでしょうか…?

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©️えんな『ゆる神DAYS』

天照大神が探していたのは「くじ運」の強い神様!?

大国主や恵比寿の数奇な運命について考えていた天照大神。

しかし、話を続けていくうちに、月読命は天照大神が探している「強運」の意味が少しずつ気になってきます。

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©️えんな『ゆる神DAYS』

「くじ運強いっぽい神とかいない…?」

話題はついに、壮絶な運命を乗り越える強運から「くじ運」へ。

というのも、どうやら天照大神は、ある抽選に挑戦していた様子。しかし結果は無情にもハズレ。

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©️えんな『ゆる神DAYS』

最後には「もしかしてスイッチ2抽選外れた?」と月読命に見抜かれ、天照大神が「外れたよぉぉぉぉ!!」と嘆きます。

大国主や恵比寿という壮絶な運命をたどった神様たちまで引き合いに出して「強運」について考えていた天照大神でしたが、そもそもの発端は、自分がゲーム機の抽選に外れてしまったことだったのでした。

壮大な神々の日常…と思いきや、普通の人間のように『Nintendo Switch 2』の抽選に参加していたとは、なんとも可愛らしいエピソード。親しみを持ちながら神話について学べるのも『ゆる神DAYS』の魅力です。

Instagram:えんな@ゆる神DAYS(@enna.comic)

 



 

▶神々の普段のお食事、どんなもの?【第3話を読む】

#3 私の使命なんだ…!
#3 私の使命なんだ…!

クリエイター情報

えんな

古事記にはまり、神社や日本神話を親しみやすく伝えるコメディ漫画『ゆる神DAYS』を描きはじめる。好きが高じて神社巡りアプリ「神社ご縁帳」も開発。

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