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【イエスマンから卒業!】職場で上手に怒りを伝えるテク4選。

  • 2016.7.14
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【イエスマンから卒業!】職場で上手に怒りを伝えるテク4選。

文・藤田佳奈美

【アンアン総研リサーチ】vol. 150

怒りを我慢するのは、もう卒業!

人が黙ってりゃ、好き勝手しやがってー!(激怒) 職場における人間関係や仕事のやりとりで思うことがあっても、なかなか口にできないのが現実。多くの人が平日ほとんどの時間を職場で過ごすため、なるべく平穏にやり過ごしたいですよね。

とはいえ、業務に支障をきたすレベルの事案が発生した時は怒らざるをえません。そんな時、どうしたら後腐れなく怒りを伝えることができるのでしょうか。20〜30代女性が集まるanan総研メンバー200人に聞いてみました。

まずは、こんな質問から。

Q1.職場でキレたことがありますか?

anan総研調べ。 7割の人が怒りを我慢していると捉えるのか、7割の人がホワイト企業勤めで怒りを感じることがないのかはさておき……実際にキレたことがある人は全体の3割でした。一体どのような理由でキレたのでしょうか。聞いてみました。

Q2.キレた経緯とキレ具合を教えてください。

派閥戦争勃発!?「頭の回転が速い同僚は、瞬時に1番楽な仕事を選択する。最初はポジティブに受け流してたが、さすがにチリも積もれば山となり、直接本人に言った。『ズルくないですか?』と」(33歳・その他)

「辞めた人のミスを私に押しつけようとしたので、『フォローはできるが、私のミスにすることは今後の信頼にも関わるしできない!』と激怒。融通を利かせてくれよと頼まれたけれど、頑として聞かなかった」(30歳・営業職)

「あまりにもわがままを通されたので、言われたこと全てに『どうでもいいです』と投げやりに答えてやった」(34歳・事務職)

「期日までに書類が回ってこないこと。何度言っても直らない。経理なので書類が回ってこないと振込できないのに……。最初は『いい加減にしてよ!』と声を荒げ感情的になっていたけど、疲れるだけなので今は静かに淡々とキレる。その方が怖いみたい」(31歳・事務職)

落ち着き払った状態で、理路整然と正論で相手を問い詰めるような怒り方をするのは至難の業。女性は男性より感受性が豊かなので、一度キレたら感情論に走ってしまうことも少なくないようです。また、理不尽な言動やいい加減な態度をとられてしまうのは、相手になめられているのかも。「私が怒っていることを察してよ!」と思っていても、怒りが全く伝わってなかったなんてこともありそうです。

では、どのように怒りを伝えたらいいのでしょうか? 聞いてみました!

私たちが思う「上手な怒りの伝え方」はコレ!

頭ごなしに怒るのはNG!

その1【お願いをする】

「怒るというか、お願いをする。『今度からはこうしてほしいな』と諭すように言う。怒っても生産性がないから、今後改善してくれるような怒り方をするべきなのだと思う」(23歳・デザイン,クリエイティブ)

その2【失望感を出す】

「声のトーンを下げるのがポイント。そして、怒っているよりも失望したことを告げると、相手に与えるダメージ大」(31歳・事務職)

その3【アドバイスする】

「職場の後輩に怒る場合は、相手の今後のためになるようにアドバイス的感覚で伝える」(28歳・その他)

その4【相手への肯定感を忘れずに】

「冷静に “なぜ腹がたったか” を伝える。ポイントは、相手を肯定する言葉も必ず入れること」(30歳・営業職)

どれも怒っていることを伝えるのは二の次ですね。確かに怒りに任せてしまっては、怒っている事実は伝わるものの、なぜ怒っているのか、どうしたら怒らずに済んだのかが伝わりません。それよりも、今後このようなことにならないよう、善処するために話し合う方が建設的です。一方、こんな意見も。

「冷静に怒りを伝えると嫌味だと思われることもあるから、ある程度は感情を出した方がいい気がする。察してもらおうとか、我慢しようだとか、むしろ相手の気分を害することもある」(26歳・出版)

変な風に怒りを我慢すると、かえってややこしいことになる場合も想定した方がよさそうですね。

職場での怒りは代案や解決策とセットで伝えよう!

怒ることで良い方へ向かうようにしよう。

職場での怒りは、冷静に怒っていることを伝えつつ、それと同時に代案や解決策も提案すること。そうすればきっと今後に反映されるのではないでしょうか。毎日顔をあわせる職場の人には、あまり怒りを前面に出さない方が得策なのかもしれませんね。次回は「女友達に対する上手な怒りの伝え方」を伝授いたします。乞うご期待!

以上、【アンアン総研リサーチ】vol. 150 でした!

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