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忙しいママでもできる! 日常生活で子どもとスキンシップをとる方法

  • 2016.7.10
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子どもの成長には親とのスキンシップが大切で、不足すると精神的に不安定になったり、自立しにくくなったりすることもあるといわれます。

© JenkoAtaman - Fotolia.com

とはいえ、パパもママも働いていると、子どもと遊ぶ時間を十分に持てないのが現実。そこで、日常生活の中でつい見落としてしまいがちな “スキンシップの機会” をいまいちどチェックしてみましょう。

■叱るときは体に触れて

子どもを褒めるときは、どんなママも頭をなでたり体を抱きしめたりと自然にスキンシップをするものですが、叱るときはちょっと距離を置いて立つことがほとんどなのではないでしょうか。

そこで、叱るときは、子どもの目線に合わせて座って、手を握ったり、肩に軽く手を置いたりしながら聞かせてみましょう。叱られているときの子どもは、ママが思う以上にショックを受けているもの。スキンシップをしながらだと、子どもも安心しますし、話の内容が伝わりやすくなります。

また、自然に優しく穏やかな口調になるので、怒りすぎずに済むのもメリット。もし叱っている途中で子どもが泣き出したら、そのまま抱きしめてあげましょう。

■「抱っこ」要求にはなるべく応える

保育園や買い物の行き帰りの道で、ママは両手いっぱいに荷物を抱えているのに、子どもに「抱っこ」、「おんぶ」といわれることがあります。そんなときは、つい「今はムリ!」とはねつけてしまうこともあるかもしれませんが、数メートルでも、ほんの数歩でも、抱っこやおんぶをしてあげましょう。

子どもが抱っこを要求するのは、スキンシップを求めている証拠。要求に応えることで、親子の信頼関係を深めることにもつながります。

どうしても難しいときは仕方ありませんが、抱っこ要求を毎回拒絶していると、そのうち子どもは「抱っこして」と訴えなくなるかもしれません。そうなるとスキンシップの機会が減ってしまいますし、ママも寂しいですよね。

■公共の交通機関では、子どもを膝の上に

バス、電車などの交通機関で子どもを膝の上に乗せることも、あたりまえのようで実はスキンシップのチャンス。移動時間はずっと抱きかかえられますし、一人分のスペースをあけることができるので、混雑時は周囲への配慮にもなります。

膝の上なら、保育園や幼稚園での体験や仲良しの友達との関係など、普段はなかなか話してくれないことまで打ち明けてくれるかもしれません。

■絵本の読み聞かせを習慣にする

忙しくて子どもと遊ぶ時間がなかなかとれない働くママは、寝る前に絵本を1冊読み聞かせることだけでもOK。

絵本を読むときは、子どもを膝に抱っこしたり、子どもがママの体にもたれかかったりと体を密着させた状態になるので、自然なスキンシップになります。

かかる時間も、1冊なら5~10分程度。子どもから「もっと読んで」とせがまれることもあるかもしれませんが、1冊ではスキンシップが足りないのだと考えて、できる限り応えてあげられるといいですね。

心がけ一つで、スキンシップの機会はぐっと増えます。子ども自身はもちろん、子どもの笑顔を目にするママの心にも、うれしい変化が起こるはず!

(二条しおり)

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