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【素材別】ランドセルのお手入れ法! 水濡れ、カビ対策、汚れ落としから日常のケアまで

  • 2016.7.10
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© shashamaru - Fotolia.com

小学校に通う6年間、ずっと使い続けるランドセル。できるだけケアしてきれいに保ちたいものですよね! そこで、今さら聞けないお手入れ方法や意外な要注意ポイントをわかりやすく解説し、カビたり傷んだりするまえにやっておきたい水濡れフォロー、汚れを落とす方法などを紹介します。本革or人工皮革、どちらを買おうか迷っているママも必見です!

■本革と人工皮革、じっさいのところどう違う?

はじめてランドセルを購入するパパママが迷いがちな本革と人工皮革ですが、機能的にはどちらの素材を選んでも困ることはありません。いちばん特徴的なのは、色合いや質感の違い。予算やお好みに合わせてチョイスしましょう!

■お手入れの手間にも大差はなし

じつは、日常のお手入れでかかる手間にもそこまで大きな違いはナシ。人工皮革だからといって水濡れを放置するのはNGですし、本革のものでも家庭にある手近なグッズで十分ケアすることが可能です。

■日常のお手入れは「サッとから拭き」でOK

手でぺたぺたさわった油分や運動場の砂ボコリなど、晴れの日にもパッと見にはわからない汚れがついているもの。ときどき、やわらかい布でから拭きしましょう。また、保管時は背負いひもや金具に負担がかからないよう、つるさずに置き場を確保するのがベターです。

■雨や汗に濡れたときは「すぐに水分を取り、陰干し」

雨に濡れてしまったら、なるべく早く乾いた布で水を拭き取って。風通しのよい日陰で干しましょう。夏場は子どもの汗で背中の部分や背負いひもが湿ってしまいがち。そんな場合も、すぐに同じようにケアすると安心。カビやニオイを防ぎましょう!

■汚れ落とし=本革は靴クリーナーで大丈夫

本革のランドセルでは、やわらかい布にごく少量の靴クリーナーをつけて、優しく落とします。そのあと、から拭きで仕上げればOK。人工皮革の場合は、中性洗剤を薄めたもので落とし、固くしぼった布で水拭きします。

■雨カバーの管理=週末ごとに外すのがベスト

雨やホコリ、汚れからランドセルを守ってくれる便利なカバー。これをつけっぱなしで放置することによって、本体にへばりつき、外すときにランドセルの表面がはがれたり傷ついたりする原因になります。本革・人工皮革いずれの場合も、週末ごとにいったん外しておくのが安心です。

■背負いひもの調節も使いやすさ・劣化に影響

背負いひもは、短すぎると締めつけて疲れのもとになる一方、長すぎると不安定で背負いにくくなります。また、金具やひもに負担がかかる原因にもなります。背負ったとき、背中との間に子どもの手がひとつ入る程度がジャストな長さ。成長や季節ごとに変化する服の厚みに合わせて調節しましょう。

■長期休暇のときは、新聞紙を吸湿剤に

夏休みや冬休みなどの長期休暇時には、教科書やノートを入れっぱなしにせず、ランドセルを休ませてあげましょう。湿気・カビ予防のため、なかに新聞紙などの紙を詰め、ホコリよけのため、通気性のよい袋に入れて、風通しの良い場所に保管します。

ランドセルは子どもたちにとって、毎日いっしょに通学する相棒のような存在。ママが率先して大事にケアしてあげながら、ものを大切にする心を育んでいきたいですね!

<参考>
・『新品みたいに長持ち!お手入れの教科書』(阿部絢子/PHP研究所)
・クラリーノタウン
・ランドセルの中村鞄製作所 【公式サイト】
・一般社団法人日本鞄協会ランドセル工業会
・ランドセル【天使のはね】セイバン

(由井 妙(ゆい・たえ))

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