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サラダで済ませてない?栄養士が「外食のときに絶対選ばない」食べ物3つ

  • 2016.7.8
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皆さんは普段外食をするとき、どんな基準でお店やメニューを選んでいますか?

美味しさや安さで選ぶことが多いと思いますが、外食が続くと栄養のバランスや健康面への影響が心配になりますよね。

そこで今回は管理栄養士の筆者が、外食でオススメできない食べものを3つご紹介します。

 

■1:栄養が偏りやすい「単品料理」

ラーメンや丼ぶり、カレーといった、それだけでごはんもおかずも食べられてしまうような単品料理は、ほとんどの場合、野菜が足りません。

また、短い時間で手軽に食べられる反面、早食いにもなりがちです。すると、消化に負担がかかる上に、血糖値も上がりやすくなります。

このような単品料理を注文する際は、なるべくサラダや味噌汁などの副菜も一緒に注文するようにしましょう。

 

■2:食材の質が心配な「ファーストフード」

ハンバーガーや牛丼などのファーストフード。「早い、安い、うまい!」の代名詞的存在のこういったお店ですが、気になるのが食材の質です。

食材費を安く抑えるためには、肉にしろ野菜にしろ、どこかにからくりがあります。たとえば肉の場合、コストを下げようと思ったら同じ面積にたくさんの牛を飼ったり、エサの経費を下げたりといったことが考えられます。

アメリカ産の牛肉には成長ホルモン剤の使用が認められているなど、国による規制の違いも存在します。

もちろん、ファーストフード店の中には食材にこだわっているところもあるので、ホームページなどでその企業の取り組みをチェックしてみましょう。

 

■3:「サラダだけ」といった極端な食事

“ダイエットのため”と気を遣って、サラダのみやスープのみを食事にする人がいますが、これは逆効果です。

たしかに野菜には人間に必要な栄養素が入っていますが、それだけでは身体が機能するためのエネルギー量が足りませんし、たんぱく質も不足しやすくなります。

食事で制限しているつもりでも、よく考えると甘いものはしっかり食べている……なんてことありませんか? それは身体が不足したエネルギーを欲している証拠です。

それであればむしろしっかりと食事をとって間食を控えた方が健康的にダイエットにつながります。

 

いかがでしたか? たしかに外食は味付けが濃かったり量の調整ができないなどの制約はあるものの、最近では選択肢の幅が広がってきています。

工夫次第で外食でも健康的な食生活をすることが可能ですので、ぜひ取り入れてみてください。

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、“不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ

【画像】

※ Syda Productions / PIXTA

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