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プロは絶対にやらない!「美肌をさまたげる」NGな化粧水の塗り方

  • 2016.7.7

うだるような暑さで、体も疲れ気味。体力が落ちると肌のコンディションにぐらつきが出やすくなるので、スキンケアは入念に行いたいところ。しかし間違った方法では、せっかく手間をかけて行うスキンケアの効果も半減してしまいます。

そこで今回は、プロが絶対にやらないNGな化粧水の塗り方について、メイクアップアーティストである筆者がご紹介します。

 

■NG1:1度だけ塗る

化粧水には“適量”が定められていますが、厳密にいうと人によっても、そのときのコンディションによっても必要な量は異なります。そして、プロが絶対にやらないのは、その製品で定められている適量を“1度塗って終わり”にすることです。

おすすめは、定められている適量を何回かに分けて顔に塗っていくこと。少量を小分けになじませていくことで、効率よく化粧水を肌に届けることができます。

 

■NG2:コットンでの摩擦塗り

コットンを使用するメリットは“衛生的”であること。しかし、コットンも使い方によっては、肌にとって刺激になってしまうことがあります。特に化粧水を含ませたコットンを、ひたすら拭き取るようなアクションで塗るのは危険。

最初の化粧水がヒタヒタな状態であれば肌への摩擦は軽減できるのですが、コットンが乾けば乾くほど、繊維がむき出しになり、刺激になりやすくなってしまいます。

そのためコットンを使用する際は、軽く肌にすべらせたらパッティングをするほうがベター。もちろん、適宜コットンに化粧水を足しながら行いましょう。

 

■NG3:手を使ったパンパン塗り

化粧水を肌になじませることは、肌にとってとても大切。しかし、その思いがあまりに強いからか、化粧水を手でなじませながら、顔をパンパンと叩いてしまう人がいます。

叩く行為は、肌への大きな負担となります。なじませることに一生懸命になるのであれば顔を手で覆い、ゆっくりと手の温度でなじませてあげるほうが美肌への近道です。

 

プロが毎日自分で行うスキンケアも、特別なものではありません。ただひとついえることは、それぞれのステップが非常に丁寧だということ。優しくゆっくり、肌をいたわってあげてくださいね。

【筆者略歴】

※ 黒木絵里 ・・・ 外資系化粧品メーカー2社、某大手ヘアサロンのメイクセクション統括を経験後、独立。Eri Kuroki Make-up solution代表となり、育成やマニュアル監修、大手企業のセミナーのほか美容ライターとしても活動中。

【画像】

※ vgstudio / Shutterstock

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