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『プラダを着た悪魔』20周年、キャストの今! “ナイジェル”は病気を克服、“アンディの彼氏”はまさかの転身

  • 2026.4.24
映画『プラダを着た悪魔』場面写真 写真提供:AFLO width=
映画『プラダを着た悪魔』場面写真 写真提供:AFLO

『プラダを着た悪魔2』が5月1日に日米同時公開されることを記念して、2006年に公開されたオリジナル映画が日本テレビ系『金曜ロードショー』で放送される。公開から20年以上経っても続編を望む声が絶えなかった同作は、「VOGUE」の編集長アシスタント経験のあるローレン・ワイズバーガーの原作小説を基に、有名ファッション誌の編集長アシスタントという超ブラックな職に就いた主人公の成長を描く、オシゴト映画の決定版。昨年夏に続編の撮影開始がアナウンスされると、ファンやメディアがニューヨークの撮影現場に殺到し、人気&注目度の高さを改めて証明することとなった。そこで、続編出演の有無も含め、キャストの今をご紹介する。

【写真】『プラダを着た悪魔』キャストの当時と今を見比べ!

★アン・ハサウェイ/アンディ

ジャーナリストとして雑誌社で働くために地方から大都会ニューヨークに移り、ファッションに疎いにも関わらず、誰もが憧れる『ランウェイ』誌編集長のアシスタントになったアンディことアンドレア・サックス。演じたのは、デビュー作『プリティ・プリンセス』シリーズ(2001・2004)でブレイクしたアン・ハサウェイ。

本作の後『レイチェルの結婚で』(2008)アカデミー賞主演女優賞に初ノミネートされ、『レ・ミゼラブル』(2012)で同助演女優賞を獲得するなど、演技派として評価を獲得。ほかにも『ブロークバック・マウンテン』(2005)や『ダークナイト ライジング』(2012)などに出演し、大人の女性のロマンスを描いた『アイデア・オブ・ユー 大人の愛が叶うまで』(2024)を手掛けるなど、プロデューサー業にも進出している。

今年はクリストファー・ノーラン監督の『オデュッセイヤ』をはじめ、ポップスターに扮するR指定のスリラー映画『Mother Mary(原題)』など、実に5本もの出演作が公開予定。もちろん『プラダを着た悪魔2』にも成長を遂げたアンディ役でカムバックを果たす。プライベートでは、2012年にジュエリーデザイナー兼映画プロデューサーのアダム・シュルマンと結婚し、男の子2人のママでもある。

★メリル・ストリープ/ミランダ・プリーストリー

絶大な権力を握る『ランウェイ』誌の編集長で、他人にも自分にも厳しいミランダ・プリーストリーを演じたのは、アカデミー賞史上最多21度ノミネートを誇り(本作でも助演女優賞候補に!)、3度オスカーを手にしたメリル・ストリープ。今年6月に喜寿を迎える彼女だが、セレーナ・ゴメス主演の人気ドラマ『マーダーズ・イン・ビルディング』に出演するなど近年も変わらずに活躍中。今年は、サプライズ大ヒットを記録した『プロジェクト・ヘイル・メアリー』に意外なところで出演したことも注目を集めた。

私生活では、2023年に、おしどり夫婦として知られた彫刻家の夫ドン・ガマーと長く別居していたことが発覚。最近は、『マーダーズ・イン・ビルディング』で共演したマーティン・ショートとのロマンスも囁かれている。続編にも出演し、ミランダとして来場したパリファッションウィークにて、役のモデルとされる米「VOGUE」の元編集長アナ・ウィンターと2ショットを披露したことも注目を集めた。なお続編のミランダは、メリルのプライベートと同じく、夫がアップデートされているので要チェックである。

★スタンリー・トゥッチ/ナイジェル・キプリング

『ランウェイ』編集部の良心ともいえるナイジェルを演じたのは、スタンリー・トゥッチ。本作の後、『ラブリーボーン』(2009)でアカデミー賞助演男優賞にノミネートされ、その後も『ハンガー・ゲーム』シリーズ(2012・2013・2014・2015)や実写版『美女と野獣』(2017)、アカデミー賞を獲得した『スポットライト 世紀のスクープ』(2015)や『教皇選挙』(2024)などに出演。『ジュリー&ジュリア』(2009)ではメリルと夫婦役を演じ、『魔女がいっぱい』(2020)ではアンと共演。続編にも出演する。

プライベートでは、最初の妻を病気で亡くした後、本作で共演したエミリーの紹介で、彼女の姉フェリシティと結婚。2022年には喉頭がんを克服したことを明らかにしている。また食通として知られ、食と旅行に関するドキュメンタリーシリーズ『スタンリー・トゥッチのイタリア料理に恋して』でエミー賞を2年連続で獲得した。

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★サイモン・ベイカー/クリスチャン・トンプソン

アンディのピンチに現れるイケメン作家のクリスチャン・トンプソン。演じたサイモン・ベイカーは、本作の後、ドラマ『メンタリスト』(2008~2015)のパトリック・ジェーン役で大ブレイクし、エミー賞やゴールデン・グローブ賞などにノミネート。『ブレス あの波の向こうへ』(2017)では、主演・共同脚本・製作を務めたほか、長編監督にも挑戦した。

最近では、Netflixドラマ『少年は世界をのみこむ』(2024)やU‐NEXTで配信中のドラマ『奥のほそ道 ‐ある日本軍捕虜の記憶‐』(2025)などに出演。残念ながら続編には出演しないものの、パトリシア・コーンウェルの小説シリーズ『検屍官ケイ・スカーペッタ』を映像化したAmazon Prime Videoのドラマシリーズ『スカーペッタ』に、ニコール・キッドマンの夫役で出演。シーズン2の製作も決定したので要チェック。

★エミリー・ブラント/エミリー

アンディに痛烈な先輩風を吹かせてくるのに、何かと空回りして憎めない先輩エミリーを演じたのは、イギリス出身のエミリー・ブラント。本作でハリウッドに進出した彼女は、いきなりゴールデン・グローブ賞助演女優賞候補となり、トム・クルーズ主演の『オール・ユー・ニード・イズ・キル』(2014)や『メリー・ポピンズ リターンズ』(2018)、『クワイエット・プレイス』シリーズ(2018・2020)、『オッペンハイマー』(2023)など話題作に続々出演。今年はドウェイン・ジョンソンと共演の『スマッシング・マシーン』が日本公開されたほか、スティーヴン・スピルバーグ監督久しぶりのSF映画として注目の『ディスクロージャー・デイ』でも主演を務めている。

プライベートでは、ジョン・クラシンスキーと結婚し、2人の女の子のママに。続編にもカムバックを果たし、パワーアップしたエミリーを演じているのでお楽しみに。

★エイドリアン・グレニアー/ネイト

アンディの恋人で、彼女の仕事に理解を示そうとしないことから、一部のファンから本作の真のヴィランだと囁かれているネイト。演じたエイドリアン・グレニアーは、ドラマ『アントラージュ★オレたちのハリウッド』(2004~2011)でブレイクした後、環境にやさしい暮らしを提案するリアリティ番組『AlterEco(原題)』(2008)で製作&出演を務めるなど、徐々にビジネスや環境保護活動に活躍の場を移行。2015年に海洋保護団体Lonely Whale、2019年にSDGsを掲げる企業への投資に特化したベンチャーキャピタルDuContra Ventureを共同設立した後、2020年にハリウッドを離れテキサス州に移住。妻ジョーダン・ロメルと2人の子ども達と一緒に、広大な農場で暮らしているそう。

ご想像の通り続編には出演しないけれど、2021年にはNetflixドラマ『クリックベイト』に出演したほか、このあとロマコメ映画『You, Always(原題)』の公開も控えるなど、俳優活動は続けている模様。

オリジナルキャストの中から、アンとメリル、エミリー、スタンリーらがカムバックを果たす続編では、『ランウェイ』存続の危機を前に、再タッグを組んだミランダとアンディが、ファッション業界に大旋風を巻き起こすというストーリー。前作へのオマージュがそこかしこに隠されていることも分かっているので、一度観たことのある人も、続編の公開前に復習することをおススメする!(文・寺井多恵)

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