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ヤバッ、日焼けしちゃった! こんな日に正解な食べ方【大人のカラダ相談室 Vol.4】

  • 2016.7.5
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Q.子どもと外で元気に遊び、ついたくさんの紫外線を浴びてしまいました。フードドクター・関先生ならではの速攻ケア、ご指南ください!(34歳女性 子供4歳 会社員)

A. 体の内と外、両面からのお手入れを! 日焼けした肌に赤みが出たらよ~く冷やし、レモン入りの「デトックスウォーター」などで「ビタミンC」と「水分」をたっぷり補給します。抗酸化物質が豊富な「夏野菜」も、キレイの味方です!

子どもと一緒にイベントに参加したり家族でレジャーに出かけたりと、いつもより外にいる時間が長くなりがち。楽しい時間ですが、その間に浴びてしまう紫外線が気になりますね。まず、浴びてしまったと感じた時は、すぐにリカバーしましょう。

■汗で流れやすいビタミンCは、こまめに補給

肌の赤みが気になる場合は軽いやけどと同じことですので、応急処置として冷やしたタオルなどを肌に乗せて、とにかく冷やします。

(c) hakase420 - Fotolia.com

子どもも日焼けしてしまったのなら、夜のうちに一緒に冷やして鎮静させましょう。これで、紫外線の刺激によるメラニンの生成をできるだけ抑えることができます。

紫外線によって肌細胞が受けたダメージから早く回復するためには、ビタミンCを積極的に補給しましょう。ビタミンCは汗をかいたりするだけで失われやすく、さらに体に貯めておけない栄養素なので、紫外線を浴びた後だけでなく日ごろから積極的に摂るように心がけるといいですね。

(c) nsphotostudio - Fotolia.com

例えば、レモンを入れたデトックスウォーターを作っておいて、喉が渇いたら飲むようにするなど、1日を通してこまめに補給するのがポイントです。

■夏こそ“旬の野菜”をたっぷり

ふだんの食生活ではビタミンCだけでなく、アスタキサンチンやポリフェノール、β-カロテン、リコピンといった抗酸化物質を含む緑黄色野菜を取り入れるようにしましょう。

パセリのほか、パプリカやゴーヤもビタミンCを多く含む野菜ですし、トマトやナスなど色が濃い野菜、夏野菜を日々食べるよう心がけましょう。足りないと感じる時は、サプリメントを上手に取り入れてもいいと思います。

(c) yonibunga - Fotolia.com

なお、紫外線をたくさん浴びてしまったとか、日焼けが気になるといった悩みがあるなら、ビタミンCを処方してくれる医療機関もありますので相談してみるのもいいでしょう。

■日焼け止めを塗っていても、油断は禁物

数値の高い日焼け止めを使っている人は、それだけで安心してしまい、うっかり日焼けしてしまうこともあります。そのため、日焼け止めを見直してみることも必要です。

日焼け止めの適量はメーカーによっても差はありますが、1平方センチに対し約2グラムなど顔全体で500円玉程度と意外に多く、塗る量が足りていない方も多くいらっしゃいますので確認を。

紫外線吸収剤を配合していないナチュラルな日焼け止めは肌への刺激も少ないので、子供も使える日焼け止めを一緒に使うのもいいでしょう。最近では、目に紫外線を浴びるだけでメラニンの生成を促してしまうという研究結果もあり、長時間、外にいる時はサングラスの使用もオススメします。

【まとめ】

1. 紫外線を浴びてしまったらビタミンCをこまめに補給しリカバー!

2. 抗酸化物質を含む緑黄色野菜(夏野菜)を取り入れる。

3. 日焼け止めの塗り方を見直し、出かける時はサングラスの着用を。

外で子供と楽しく遊んだ後の紫外線ケアは時間との勝負です。対策は思っているよりもシンプルで取り入れやすいので、すぐに実践してみてください。

(関由佳)

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