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本音を言うと叩かれる! “子なしハラスメント”の体験談5選

  • 2016.7.5
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近年、子どもを作らない夫婦の数は増加しているようですが、そんな中で話題になっているのが、“子なしハラスメント ”。

「子どもを産むのが当たり前」という価値観を持つ人はいまだに多く、その価値観を他人にも強制してしまい、子どもがいない人に不快な思いをさせています。それが、“子なしハラスメント”です。

子なしハラスメントをしている側に悪気がない場合もあるのですが、悪気がなくても、心無い発言で傷ついている人は確かに存在しています。

今回は、子どもがいない既婚者が体験した“子なしハラスメント”のエピソードをご紹介します。

●(1)「子どもも産まないのになんで結婚したの?」と言われた

『結婚した直後、新居に学生時代の友達を数人招いたんです。仲間内では私が一番最後に結婚したこともあり、みんなとても祝福してくれました。でも、話が子どものことに及ぶとその空気は一変。

「次は子どもだね!」という友人の言葉に、「うちは子どもを作らないって決めてるんだ」と答えたところ、「じゃあ何で結婚したの?」「子どもいらないなら結婚なんてしなくて良かったじゃん」などと批判を受けました。

子どもがいなくても夫とずっと一緒にいたい、家族になりたいと思ったから結婚したのに……「子どもを産まないなら結婚する意味がない」 という友人たちの言葉にひどく傷つき、悲しい気持ちになりました。それ以来、その友人たちとは連絡を取っていません』(30歳女性/編集)

●(2)「子どもがいないとすぐ離婚するよ」と言われた

『友達に子どもを産まない選択をしたことを伝えたところ、「子どもがいないとすぐ離婚すよ」と言われ、実際に離婚した夫婦の話を延々とされました。「うちは夫婦共通の趣味もあるし円満だから」などと反論したら、「いやいや、それは今だけだから!」とさらに反論され、イヤな気分に。まるで離婚させたいみたい で、本当に気分が悪かったです』(30代女性/金融)

●(3)「子どもがいない人にはわからないよ」と言われた

『子どもがいる友人たちの育児の苦労話を聞いていたとき、「大変だよね」と言ったところ、「子どもがいない人にはわからないよ」「ね〜!」「子どもがいない人はホント気楽でいいよね」と嫌味を言われました。

確かに私には子育ての大変さがよくわかっていないのかもしれませんが、私が子どもを産まないことを選択したように、みんなだって子どもを産むことを選択した わけだから、そんなトゲのある言い方はしなくてもいいのに……』(40代女性/不動産)

●(4)「子どもはいらない」と言ったら非難されまくった

『子持ちの友達3人と独身の友達1人が参加していた女子会で、「子どもはいらない」と発言したら、友達から一斉に非難されました。「ありえない!」「女としてそれはどうなの?」「親がかわいそう!」などなど。

あまりに叩かれまくり、自分の価値観や存在を全否定されているようで凹みました。それ以来、本当のことは口にしちゃいけないと思い、子どもについて聞かれたときは相手が誰であれ、「こればかりは授かり物だから……」とか言ってごまかしています。傷つきたくなければ、本当のことを言わないのが一番 ですよ』(30代女性/事務)

●(5)「子どもを産んでこそ一人前」と言われた

『今年で結婚6年目なんですが、夫の実家に行くたびに義母から「子どもはまだ?」「女は子どもを産んでこそ一人前よ」などと言われてつらいです。

最初は夫婦共にそれほど子どもが欲しくなかったものの、義母からのプレッシャーから不妊治療も始めました。それでもやはりできず、もうやめたいです。来年で私も40になるので、もう諦めてもらえると思いますが、ずっと半人前扱いされそう で気が重いです』(30代女性/派遣)

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いかがでしたか?

実は私も(1)は言われたことがあります。「子どもを産まないなら結婚するな」と言われているようで、何とも言えない気持ちになりました。

子どもを産まない女性に対してまだまだ世間の風当たりは強いですが、子なしハラスメントをしてくる人の中には、子どもを産まない女性に対して嫌悪感だけでなく、嫉妬や羨望の気持ち を持っている人もいるでしょう。

そういった複雑な感情がある以上、なかなか“子なしハラスメント”は世の中から消えないのではないでしょうか。

だからこそ、子どもを産まない本当の理由を言ってしまうことで非難されるくらいなら、(4)のように嘘をついたほうが賢明なのかもしれません……。

●文/パピマミ編集部

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