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パセリやミックスリーフは自家製で! 忙しい人にもできる、かんたんキッチン菜園

  • 2016.7.5
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家庭菜園が人気です。ホームセンターに行くと、さまざまな菜園グッズや野菜のタネが並び、たくさんの人が品定めをしています。ちょっと興味はあるけれど、「忙しい」「手入れが面倒そう」とあきらめている人に、キッチンでもできるお手ごろカンタン栽培をご紹介します。本格的な道具や場所、知識がなくても一度試してみたら、楽しさにすっかりはまってしまうかも。

© bmf-foto.de - Fotolia.com

■とにかく簡単、お弁当の彩りにも重宝なパセリ

<用意するもの>

・プランター

・野菜用培養土

・パセリのタネ

・定規

・霧吹き

キッチンに置いても邪魔にならない大きさの、長方形のプランターを用意します。野菜用培養土を8分目程度まで入れたら、定規を使って土の表面に軽く溝を作り、その溝に沿ってタネをまきます(筋まき)。パセリは発芽率がさほど高くないので、多めにまきましょう。まき終わったら、タネがうっすら隠れる程度に土をかぶせ、霧吹きで土を十分に湿らせれば準備OKです。

あとは、土の表面が乾かない程度に水やりを続けると、2週間ほどで芽が出ます。密集しないように間引きを兼ねて、こまめに収穫しましょう。大きな縮れたパセリになるまでは2ヶ月ほどかかりますが、長く楽しめて、そのままお弁当の彩りにできるのが嬉しいですね。

■キッチンインテリアにも最適の、ミックスリーフ

<用意するもの>

・円形ポット

・野菜用培養土

・ミックスリーフのタネ

・霧吹き

プランターは円形のポットがお勧めです。タネにはいろいろな葉野菜が混じっていますが、レッドコーラルや水菜が含まれるものを選ぶと、後々、葉のかたちや色合いが豊かなインテリアになります。

指で土に軽くくぼみをつけ、タネをばらまきします。パセリと同様、まいたタネの上に土をふんわりかぶせて、霧吹きで水やりすると3日ほどで芽が出てくるので、丈が3cm位に伸びたら間引きを始めます。3週間ほどで、立派なサラダ要員になります。

■ぷっくりピンクの実がかわいい、ラディッシュ

© gitusik - Fotolia.com

<用意するもの>

・プランター

・野菜用培養土

・ラディッシュのタネ

・定規

・霧吹き

パセリと同じような長方形のプランターに、筋まきします。かぶせた土は、上から優しく押してタネと土を密着させます。土が乾かない程度に水やりを続けると、1週間くらいで芽が出ます。

あとは、元気なものを残して段階的に間引きしていき、最終的には2cm間隔くらいにすると、3週間ほどでピンクの実がふくらんできます。間引きが面倒な人は、初めから2cm間隔でタネまきするとよいでしょう。発芽率が高いので、水やり以外には手がかかりません。

キッチン菜園は、葉に虫がついたり病気になったりの心配も少なく、材料はほとんど100円ショップで揃います。面倒に思える間引きも、はさみを使えば楽ちんですし、買った培養土なら肥料をやらなくても大丈夫。調理作業の振動や熱が伝わらないように、置き場所だけは気をつける必要がありますが、簡単な手入れで収穫が楽しめる上に、観葉植物にもなるので、ぜひ一度試してみてはいかがでしょう。

(方貝 心(ほうがい・しん))

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