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話題のインスタグラマー&ブロガー5人が伝授! 心を動かす子ども写真の撮り方

  • 2016.7.4
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もうすぐ夏休み! 家族といっしょにたくさんの想い出を作りたいですよね。今回は、その想い出をよりステキな記憶として残すために、SNSやブログで活躍中の写真上手なママたちに、子どもの写真を上手に撮るポイントを教えてもらいました。

■プロカメラマン:camera-girlさん

ふんわり癒される写真

大きなものを身につけたり持ったりしているときは、子どもの小さいかわいらしさや仕草が引き立つので、シャッターチャンスです。

2歳の娘さんのママであり、プロカメラマンでもあるcamera-girlさんの写真は、どれも赤ちゃんの表情が引き立つ、やわらかで癒される印象のものばかり。

「写真を撮るとき、子どもの進行方法や顔の向いている空間を空けて撮ると写真に広がりがでます。また、子どもに寄って背景をぼかして撮ると子どもが引き立ってかわいいのですが、そんな写真以外にも、少し引いて周りの景色や建物を入れた写真も残しておくと、将来きっと景色は変わっているので、子どもが大人になって見たときに『昔はこんな景色だったんだ』と、懐かしく思える写真になると思います」

2歳の娘と夕方に近所の河原を散歩したときに撮った1枚。ほっぺのぷっくり感や、細い髪の毛が愛らしくて、見ているとにやけてしまいます(笑)

逆光でも、露出補正を大きく+にして撮影すると、子どもの細い髪の毛が透けてきれいに写り、背景もキラキラしてきれいな絵に

【撮影のポイント】

子どもは自然の中で遊んでいれば、いきいきとした動きをしてくれるので、カメラをできるだけ意識させないことも、いい表情をとるポイントです。まだ歩けない時期の赤ちゃんは、歩けないのを逆に利用して、景色のいい場所を選んで座らせて撮るといいですよ。

■“たかいたかい”シリーズで人気のインスタグラマー:imy_dayssさん

子どものワクワクが伝わる写真

“たかいたかい”写真のシリーズ(ハッシュタグは#flying_takuma)が、インスタグラムで人気となったimy_dayssさんの写真は、とにかく子どものワクワクがダイレクトに伝わってきます。

「子どもの笑顔を撮りたくて、喜んでいる顔を追っていたら、たかいたかいシリーズが増えていました。高く飛ばすことなどは考えず、とにかく子どもたちが楽しんでくれる"たかいたかい"を目指してます」

【撮影のポイント】

表情がきちんと写るように、できるだけ水平を保って撮影します。よく晴れた日に 順光で連写機能を使って撮るのがおすすめ。(“たかいたかい”をするにあたって、まずは子どもの安全を第一に、危険がないよう周りの状況をチェックするのも大事なポイントです。)

■フォトコンテスト入賞常連:dosanko-mamaさん

まるで絵本の中みたいな幻想的な写真

逆光で雰囲気のある写真に。撮影場所は北海道富良野市

フォトコンテストに何度も入賞されているつなぐユメのdosanko-mamaさんの写真は、まるで絵本の中の世界のように幻想的です。

「おでかけ写真は、家族の大切な想い出の記念写真と考え、子どもの大きさと景色のバランスの構図を意識して撮影しています。住んでいる北海道は、自然にあふれ、絵になる場所がとても多いので、雄大な景色をしっかりフレームにおさめています」

【撮影のポイント】

お花の見頃情報などは事前に確認し、絵になるスポットを狙ってお気に入りの場所は何度も訪れています。子どものよろこぶ顔を見たい(撮りたい)ので、楽しそうな遊具がある公園やお祭りなどの情報収集も欠かさずしています。あとは、思い通りの絵を撮るのはなかなか難しいので、たくさん撮った中で、ベストショットをプリントしています。

■センスの高さが人気のブロガー:ゆうこりんさん

光と影を意識したアート写真

子供に「チョウチョになって踊ってみよう」と、声かけして、最初は私も一緒に踊って撮った1枚です。

特別な場所でなくても、ステキなアート作品のような1枚を撮るnatsunanaのゆうこりんさん。

「私の場合、子どもの写真を撮るというより、風景写真を撮っているイメージです。まずは、『この風景、キレイ』と思う場所をあらかじめ見つけて、『このあたりに子どもがきたらシャッターを切る』と、自分のなかで決めます。シャッターチャンスは子どもが遊んでるのを一緒に歌ったりしながら待ちます。一見、子どもが主役に見えて、そのときの時間、光、影、空、雲、そこに写る風景すべてが主役。その風景に迷い込んだ娘ふたりというような意識で撮っています」

その時に2人が大好きだった歌を歌い ながら最初は一緒になって散歩。ノリノリになってきて勝手に歌い続けてるところを撮影しました。

【撮影のポイント】

「ピントをきっちり合わせる」「光と影を意識する」は、あとでどうすることもできないので撮影時にかなりこだわります。光があたっているところに子どもが来た瞬間を待って撮ることも。雨の日の道路、木漏れ日、夜の街灯、少し注意すると、光っていろんなところで印象的に存在しているので、そういった光と影を探して撮影しています。

■数々のメディアで取り上げられるブロガー:ayumilifeさん

家族の絆と子どもの成長が感じられる写真

2013年ランカウイ島で。背景に人が写らない場所で撮るのがポイントです。

家族旅行では必ず三脚で想い出と一緒に家族の姿を残すようにしているayumilife with kateのayumilifeさん。家族のつながりや距離感まで感じられる温かな写真が評判をよび、昨年12月に出版された『子ども写真アイデアブック―撮る・整理・飾るがすぐにマネできる!』など、多くのメディアで取り上げられています。

「旅行の写真を見返して、撮影者(私)が写っていないことが多いのに気づいてからは、家族全員で写っている写真を必ず撮るようにしています。同じ構図で毎年撮ることで、息子の成長も感じられるお気に入りの写真となってます」

【撮影のポイント】

背景に他の人がはいらないように、誰もいない背景を選んで撮るか、誰もいなくなるのを待ってから撮ります。その年ごとの家族の様子と場所の想い出の両方を印象深く残すことができます。

(ウーマンエキサイト編集部)

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