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栄養士が教えるダイエット法!「しっかり食べても太らない」食事スタイルとは

  • 2016.7.1
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世の中にあふれるさまざまなダイエット法。でも、なかなか結果が出なかったり、続かなかったりしますよね。

でも実は、食事のときに簡単なことをいくつか気を付けるだけで、ダイエットになるんです。

そこで今回は管理栄養士の筆者が、日常のちょっとした意識で無理なくダイエットにつながる食事法をご紹介します。

 

■1:よく噛んで食べる

子どもの頃から耳タコなぐらい聞かされてきたことですが、食べるものを変えずに、食べる早さを変えるだけでダイエットできるというのは目からウロコ。

消化も良くなり、身体の負担も減ります。

 

■2:野菜から食べる

同じ定食を食べても、ただ野菜から食べるという簡単なことで血糖値の上昇を抑え、ダイエットになります。

野菜のでなく汁物から食べることも効果アリです。

 

■3:食事中はスマホをオフに

食べるときは食べることに集中しましょう。他のことをしながら食事をすると満足感が減って、間食を欲する原因に。

デジタルデトックスにもなって一石二鳥ですよ。

 

■4:未精製のものを選ぶ

白米や白パンなどの精製されたものは栄養価が低くなっているうえ、血糖値も上がりやすくなります。

玄米や分搗き米に雑穀、全粒粉やライ麦パンを選ぶようにしましょう。

 

■5:「まごわやさしい」を意識する

ま(豆・大豆製品)、ご(ゴマ・ナッツ類)、わ(わかめ・海藻)、や(野菜)、さ(魚)、し(しいたけ・きのこ)、い(いも)。

これらをまんべんなくとることで、自然と栄養が整うという最強な食事法です。特に豆、海藻、きのこなどは不足しがちなので忘れないようにしましょう。

 

■6:生野菜だけではなく、加熱した野菜も食べる

サラダを食べると、たくさん野菜がとれて身体に良いことをした気がしますが、意外と生野菜は量がとれませんし、生で食べられる野菜の種類も限定されてしまいます。

加熱するとカサが減り量をとることができますので、加熱した野菜もとりましょう。

 

■7:薬味はたっぷりと

ねぎ、しょうが、みょうが、しそ、大根おろし。こういった薬味は風味を加わえて食事の満足感を高めるだけでなく、デトックス作用を持っています。冷蔵庫に常備して、頻繁に使うようにしましょう。

 

■8:炭水化物を抜かない

短期間で痩せると人気の炭水化物(糖質)制限ダイエット。しかし、やり方を間違うとリバウンドしたり、健康を損なうことも。抜くのではなく、炭水化物とうまく付き合う方法を学びましょう。

 

いかがでしたか? 今回ご紹介したのをすべて取り入れる必要はないので、どれか1つでもピンときたものがあれば、ぜひすぐに取り入れてみてください。

最初は面倒と思うことでもそれが定着して習慣になれば、意識しないでも太らない食べ方ができるようになってきますよ。

【筆者略歴】

※ 圓尾和紀 ・・・ 管理栄養士。総合病院勤務を経て予防医療を志し、独立。和食素晴らしさを伝える活動と、“不自然な食べもの”にあふれた環境で、定期的に身体をリセットする目的からファスティングを取り入れた生活の提案を行う。カラダヨロコブログ

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※ lenetstan / shutterstock

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