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何もかも反対する母親に嫌気… もっと自由に生きるには? 【心屋仁之助 塾】

  • 2016.6.28
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メディアで話題の心理カウンセラー、心屋仁之助さんとその一門があなたの相談に答える「凍えたココロが ほっこり温まる、心屋仁之助 塾」。今回は、「ずっと母親の言う通りに生きてきた」という、水音さん(50歳以上・専業主婦)に、心屋塾上級認定講師の福原由佳(うさこ)さんからアドバイスをいただきました。

© highwaystarz - Fotolia.com

■水音さんのお悩み

ずっと母親の言う通りに生きてきました。小さなことから、進路のことまで。県外に出ることは許されなかったので、大学は県内で…。結婚も遠距離の人を諦め市内の人としました。

何もかも「あなたのため、あなたが苦労しないように」と言われてきましたが、自分が母親になり、子供たちが夢をもって羽ばたきたいと言われると反対できません。

なぜ私の母は、何もかも反対できたのでしょうか!? ホントに私のためだったのか? ただのエゴじゃなかったのか!? 40歳を過ぎてから母親が嫌いになっています。

母親たるもの「子供をかぎっ子にしてはいけない」「子どもを置いて遊んではいけない」そんな教えを守り、ずっと専業主婦で、友達と出かけるのもお稽古ごとをするのも、親にばれないようにコソコソやっています。未だにです。

嫌いだけど、それを親には伝えていない。世話になっておいて、嫌いなんて、私がわがままなんでしょうか? 自由に羽ばたいてる人が羨ましいです。

■心屋塾上級認定講師の福原由佳(うさこ)さんより

水音さん、はじめまして。心理カウンセラーのうさこと申します。

水音さんは、これまでの人生で、お母様のお気持ちをとても大切にして生きてこられたのですね。そしてこれからの人生は、自分の気持ちを大切に生きていたい。水音さんがくださった文章の中から、そんな思いを感じました。

本当はもっと別の選択をしたかったのに、許してくれなかった。私にとっては、そのほうが幸せだったのかもしれないのに。お母さんは「私のため」と言ったけど、本当は自分が不安な思いをしたくないだけだったんじゃないのかな。それって母親として間違っているんじゃないのかな…。

ご自身で子育てをされるようになってから、そんな思いが芽生えてきて、お母様を嫌いだと感じるようになった。そんなところでしょうか。

そうだとしたら…、「お母さん、嫌い」と感じている、今のそのお気持ちをわがままだなんて思わず、ぜひ大切にしてあげてほしいなと思います。

きっとそれは、子どもの頃から大人になるまで、本当はさまざまな場面で感じていたかもしれないのに、「お母さんは私のためを思ってくれているだから」という大義名分の下に、水音さんがご自身に対して見て見ぬフリをしてきてしまったお気持ちなのではないでしょうか。

小さい頃の水音さんが、置いてけぼりにしてきてしまったお気持ちを、今やっとやっと取り戻そうとしていらっしゃるのではないでしょうか。

「お母さん、嫌い」

まずは、そのお気落ちへつながった水音さんの思いを、ぜんぶ外に出してみてください。一人でいる時に紙に書き出してみるといいかもしれませんね。

何をしてくれなかったから、嫌いですか?

本当は、どうしてほしかったですか?

水音さんの心の奥に押し込めてきたことをぜんぶぜんぶ思い出して、書き出してみてください。

そして、もしかしたら、本当はもっと別の選択がしたかったのに反対されて諦めてしまった…、そんな水音さんご自身に対しても怒っていらっしゃるかもしれませんね。

そういう思いもぜんぶ出してみてください。

ここまで出してみると、お気づきになるかもしれません。水音さんもまた、「お母さんのために、お母さんを悲しませないために」というやさしさと言い訳の下、自分の本音を採用しないという選択を自分でしてきたことに。

「幸せのカタチ」は人それぞれ。そうわかってはいても、親にとって、我が子って自分の一部のようにさえ感じてしまう存在。愛する我が子には、親が思う「幸せのカタチ」を生きてほしいと願わずにはいられないのではないでしょうか。

水音さんのお母様が思う「幸せのカタチ」は、おそらく「家族がいつも近くで一緒に暮らしていること」なのかなと推測します。だから、ついついその幸せを水音さんにも味わってほしかったのでしょうね。

一方で、水音さんの「幸せのカタチ」は、「夢をもって自由に羽ばたくこと」なのかなと推測しました。だからもしもこれから、水音さんのお子さんたちが「自分の夢は諦めて、お母さんの側にいたいんだ」なんて言い出したら、ついつい反対したくなってしまうかもしれませんよね。

たとえ親子であっても、「幸せのカタチ」は違っていていいのです。違っていて当然なのです。それでも、大切に思い合う親子で居続けることはできるのです。

自由に羽ばたいている人が羨ましいのは、自分もそうしたいからですよね? さあそろそろ、水音さんの「幸せのカタチ」=「自由に羽ばたく生き方」を自分に許してあげてください。

これは、親不孝ではなく、自立です。今、水音さんは、親の「幸せのカタチ」を卒業して、自分にとっての「幸せのカタチ」を生きようとしているのです。

子どもを置いて遊びにいってもいいですし、カギッ子にしてもいいですし、それでお母様とケンカをしてもいいじゃないですか。

年齢も立場も関係なく、自分の気持ちに正直に生きる。そんな自由に羽ばたく水音さんの姿は、きっとお子さんたちにとっても「自分の幸せのカタチ」を生きる勇気になると思うのです。

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(福原由佳(うさこ))