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気付くと痩せている!頑張らない「食べ方ダイエット」で体質を変えよう

  • 2016.6.25
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今年一番注目されている“食べる順番”ダイエット。コツさえ覚えれてしまえば、習慣にしやすく、痩せ体質が作りやすいと評判ですね。

今回はダイエットインストラクターの筆者が、食べる順番ダイエットのルールと太りにくい食べ方を伝授します。

 

■ポイントは血糖値を上げない食べ方

余分な脂肪がついてしまう食べ方は、急激に血糖値を上げてしまうもの。

“糖質を多く摂取する→血糖値が急上昇→インスリンが大量に分泌される→血糖値を下げる→摂食中枢が刺激されて甘いものが食べたくなる”という負の連鎖が起こり、このときの余分な糖が脂肪に変わります。

だから、糖質をコントロールすることが鍵になるのです。

 

■まずは「食べる順番」をマスターする

日本人が糖質で気を付けたいのは、甘い物というよりも炭水化物。ごはんやパスタは美味しいし欠かせませんが、これぞ肥満の原因という意識を持って。

食べる順番のルールは、“繊維質(野菜や海藻類)→脂質→タンパク質(肉や魚)→糖質(炭水化物)”の順で胃の中に入れるのが正解。定食であれば、野菜サラダ→メイン→ご飯という順番。

とはいえ、面倒なことを考えるよりも簡単なのが一番ですよね。

とにかく大切なのは糖質以外のものを先に食べて、消化管壁と糖質食材との間に“一枚の壁”を作ること。甘い味付けのものや揚げ物(衣が糖質)なども後回しにしましょう。

 

■「片手飯」や「なんとなく食べること」をなるべく避ける

食べる順番ダイエットをしていて、一番困るのがおにぎりやサンドイッチ、ファーストフードなどの片手飯。バラバラにして食べるなんて人もいますが、品位を欠く行動にもなりますし、初めから避けるのが得策です。

また、このことはどんなに忙しくても食事をおざなりにしないという“食との付き合い方”に繋がります。

「12時だしランチしなくちゃ」とか「みんなが食べているから……」なんていうのもご法度。自分の身体が本当に栄養を欲しているタイミングで食事を摂るようにしてください。

これを続けるだけでも、食後に分泌されるホルモンや脳内の食欲調整が正常化して、太りにくい体を目指せます。

 

■食事中の水分は摂りすぎないこと

“水分をたくさん摂ってお腹いっぱいにしてから食事をすると痩せる”なんて都市伝説もありますが、これはNG。

食前や食事中に摂るべき水分は大体コップ1杯程度。また、ジュースやアルコール類は水分に含みません。

それ以上摂ってしまうと、逆に消化が悪くなる可能性があります。寝る前や小腹が空いたときに、食欲をごまかす意味での水分摂取と食事中の水分摂取は別物、と認識してください。

 

いかがでしたか? この4つを正しく認識しておけば、食べながら痩せるコツは揃ったも同然です。

無理な食事制限をダイエットにトライするより、これからはちょっとした意識で健康的な痩せ体質になりましょう!

【筆者略歴】

※ 矢﨑 彩 ・・・ 女性誌を中心に各メディアにて美容ライターとして17年活躍中。「最新の正しい知識や情報と共にトータルビューティを叶える」理念の元、日本ダイエット健康協会公認ダイエットインストラクターとしてパーソナルケアやメディアでも発信中。

【画像】

※ Evstigneev Alexander / shutterstock

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