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30代・40代が困った?晴海フラッグの巨大タウン、大人向け飲食店が圧倒的に少ないワケ

  • 2026.3.28
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出典:photoAC(※画像はイメージです)

皆さま、こんにちは。不動産業界歴15年で現在は不動産ライターとして活動している西山です。

東京で開催された国際総合スポーツ大会の選手村跡地に誕生し、さまざまな議論を呼んだ晴海フラッグ。入居が進み、ひとつの巨大な街としての輪郭が明確になりつつあります。

今回は、そんな晴海フラッグについて、隣接する勝どきエリアに住む近隣居住者の目線からレポートします。この巨大タウンの、リアルな現在の姿とライフスタイルへの適合性を解説するので、ぜひご覧ください。

打ち上げで感じた大人向け飲食店の少なさ

晴海フラッグでは入居が進み、商業施設「ららテラス HARUMI FLAG」のオープンやBRT(バス高速輸送システム)の運行など生活基盤が稼働し始めています。商業施設のテナントは生活密着型が中心であり、夜にお酒を飲める居酒屋のような店舗は多くありません。

先日30代から40代の友人たちと近隣でフットサルをした際、打ち上げをする場所がなかなか見つかりませんでした。結局は定食屋に入り、食事とともにお酒を2〜3杯だけ飲んで解散しました。私はお酒が弱いので気になりませんが、飲み会などを開くなら少し離れた商業施設まで移動する必要があるでしょう。

充実した公園設備と子育て世帯向けのインフラ

一方で、エリア内の公園やバーベキュー施設などは充実しています。子どもが通う保育園のメンバーで家族参加のバーベキューを行ったときなどは、大いに盛り上がりました。

エリアに隣接する、都立の晴海ふ頭公園へ足を運んだ際にも、遊具で元気いっぱいに遊ぶ子どもたちの姿が数多く見受けられます。現在の晴海フラッグは、公園などの環境面を含めた子育て世帯向けのインフラに特化して作られている実態が見えてきます。大規模開発エリアの評価は、居住者が求めるライフスタイルによって大きく分かれるでしょう。

交通インフラの現状と長期視点での物件選び

交通インフラの整備状況は、湾岸エリアの物件価値に直結する重要な要素となります。現在は朝のBRTの混雑や、最寄りの勝どき駅まで徒歩で15分から20分程度かかるという物理的な課題があるのも事実です。

都心部と臨海地域を結ぶ「都心部・臨海地域地下鉄構想」もありますが、着工や開業の時期はまだ明確に定まっていない状況です。世間のイメージや一面的な見方に流されず、実際に足を運んで大人の利便性か子育て環境のゆとりかをご自身の目で見極めてみてください。

将来のポテンシャルと現状の課題を長期視点で比較検討することが、後悔のない物件選びに繋がるはずです。

※お酒は20歳になってから



ライター:西山雄介(宅地建物取引士・マンション管理士などの資格所有)
不動産業界歴15年。新卒で東証プライム上場のマンションデベロッパーに入社後、計2社で新築・中古販売および管理業務に従事。実務現場を経て管理職も歴任し、組織運営にも携わる。現在はその多角的な視点を活かし、実務解説から不動産投資、法律事務所案件まで、専門性の高いコンテンツ制作・ディレクションを行っている。


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