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コストコで6000万円分が消失。巧妙すぎる「ロブスター強盗」の正体。その驚きの”なりすまし”工作とは?

  • 2026.2.25
Valeriia Mikhaylova / Getty Images

ダイヤモンドや高級バッグの強盗事件を想像してほしい。まさか「冷凍ロブスター」がそのターゲットになるとは誰も思わないはずだ。しかし、米国マサチューセッツ州で、イリノイ州とミネソタ州のコストコ店舗に向かうはずだった40万ドル(約6,000万円)相当のロブスター肉が忽然と姿を消した。

巧妙化する「なりすまし」の手口

捜査当局の調べによると、犯行グループは正規の運送会社を装ってこの強盗を完遂している。偽のメールアドレス、改造されたトラックのマーキング、偽造された身分証明書など、その手口は非常に巧妙だ。運送会社Rexing CompaniesのCEO、ディラン・レクシング氏は「極めて洗練された犯罪だ」と語り、こうした損失がサプライチェーンに深刻な打撃を与えていると警鐘を鳴らす。

相次ぐ高級シーフードの盗難事件

実は、シーフードを狙った事件はこれだけではない。ここ数週間で、メイン州カスコ湾の養殖場から約2万ドル(約300万円)相当のカキ4万個が消失。さらに数週間前には、マサチューセッツ州トーントンでもカニ肉の貨物が行方不明になっているのだ。

わずか「ハイフン一つ」の差で見抜けない偽造

輸送仲介業者協会のクリス・バロウズCEOによれば、犯人は正規の運送業者になりすまして高価な貨物を奪うという。「メールアドレスにハイフンが一つ追加されているだけで、それ以外は本物の会社と全く同じに見えた」と彼は指摘する。犯人は堂々と荷物を積み込み、そのまま姿を消したのである。

消費者の財布にも影響する「見えない脅威」

シーフードは生鮮品であり、一度盗まれると追跡が困難なため、回収されることは稀だ。FBI(連邦捜査局)が現在このロブスター消失事件を捜査しているが、現時点で逮捕者は出ていない。レクシング氏は、こうした高額貨物の紛失は、最終的にサプライチェーン全体の価格上昇を招き、我々消費者の負担増に直結すると付け加えた。

※この記事はアメリカ版ウィメンズヘルスの翻訳をもとに、ウィメンズヘルス日本版が編集して掲載しています。

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