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夫「息子が病院に運ばれた」私「今家でゲームしてるよ?」夫「来るな!」…病院に行ってみた結果

  • 2026.2.21

きっかけは、夫が息子とサッカーを巡って言い争いをしたことでした。反抗期を迎えた息子に「素人から教わることはない」と一蹴された夫は激怒。「お前の育て方が悪いからだ!」と私にあたり散らしました。
しかし、息子が夫を嫌う理由は明白でした。この12年間、夫は息子との約束をことごとく破り続けてきたのです。サッカーの試合の応援はもちろん、旅行、誕生日のお祝い——どれも「仕事が忙しい」を免罪符にしていました。
家族をないがしろにしたツケが回ってきたのです。

「全部あなたの自業自得じゃない」私がそう告げると、夫は反省するどころか激怒し、それ以降当てつけのように家を空ける時間が長くなりました。

そればかりか、実の息子を「かわいくない」と切り捨て、あろうことか「同僚の子どもは素直でかわいい、育て方が違うんだろうな」と、他人の子と比較して私を侮辱するようになったのです。

息子が救急搬送された!?

それから1年ほど経ったある日の午後、夫から血相を変えて連絡が入りました。「病院から連絡があった! 息子が緊急搬送された!」とまくし立てます。

しかし、私の隣では息子がのんびりとゲームをしていました。

不審に思った私が詳しく聞いてみると、病院から会社に連絡があったそう。息子が父親の会社名と名前を病院の人に伝えたのだとか……。

夫が「母親なら今すぐ病院に駆けつけろ!」と怒鳴るので、私は困惑しながら答えました。「今、リビングでゲームしてるけど……一体何の話?」 すると夫は明らかに動揺し、「あ、いや……何かの間違いか。詐欺かもしれないから、お前は来るな!」と、急に支離滅裂なことを口にしたのです。

違和感が拭えない私は、夫の言う病院に行ってみることにしました。

「見知らぬ母子」の正体

病院に到着した私を見つけるなり、夫は顔を真っ青にして追い返そうとしてきました。しかし、その背後には見覚えのある女性の姿がありました。

夫の元恋人であり、現在は職場の取引先に勤めている女性です。彼女はシングルマザーとして8歳の息子を育てていました。

事の真相は、夫がその女性と不倫関係にあり、彼女の息子に「パパ」と呼ばせていたというものでした。その子が留守番中に体調を崩し、搬送先で必死に思い出したのが「パパの会社名」だったのです。

電話を受けて慌てた夫は、息子と不倫相手の息子を勘違いして私に電話したものの、病院に着いた途端勘違いに気付いたのでした。

夫が息子と比較し「かわいい」と言っていたのは、彼女の息子のことでしょう。家を留守にしていた間、夫は不倫相手の家に通い詰めていたのです。

病院で鉢合わせた不倫相手は、私の追及にあっさりと関係を認めました。これを機に離婚させようという魂胆が丸見えです。

家族を壊した男の末路

不倫相手の思惑通りに離婚届を出すのは、正直言ってしゃくでした。けれど、これ以上こんな無責任な男を父親として置いておくことは、息子にとって悪影響でしかありません。私は迷いを捨て、離婚を決意しました。

その後、私は不倫の証拠を揃えて会社に報告。会社側は夫に厳しい処分を下しました。

夫は地方へと左遷。役職も解かれたことで給料は大幅にカットされました。金銭的な余裕を失った彼に対し、不倫相手の女性も早々に別れを告げたようです。

一方で、私は息子と二人、静かで穏やかな生活を取り戻しました。父親というストレスから解放された息子は、驚くほど表情が明るくなり、自分の進路に向かって前向きに努力しています。

◇ ◇ ◇

夫の身勝手な裏切りは到底許されることではありませんが、それ以前に家族としての「日常の積み重ね」さえ疎かにしていた事実に言葉を失ってしまいますね。

親子の絆というものは、決して血の繋がりだけで自然に深まるものではありません。日々の何気ない対話、そして「小さな約束」を一つひとつ誠実に守り抜く――。そんな当たり前とも言える真摯な向き合い方の積み重ねこそが、子どもにとって揺るぎない信頼の土台となるはずです。

親として、一人の人間として、子どもとどう向き合うべきか。その本質を改めて考えさせられる体験談でした。

【取材時期:2026年1月】
※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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