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私の食事だけ床に置く義母「しきたりだから」夫も黙認…私「わかりました」後日、夫が土下座することに

  • 2026.2.20

結婚して初めて、夫の実家で食事をした日のことです。私は少し緊張しながらも、「これから家族として良い関係を築けたらいいな」と思っていました。ですが……。

「しきたりだから」床に置かれた私の食事

食卓に並んだ料理を前にして、義母は当然のような顔で、私の食事だけを床に置いたのです。「うちはそういう“しきたり”だから」と。冗談にしては笑えず、言葉が出ませんでした。隣で見ていた夫が止めてくれると信じていたのに、夫は曖昧に笑って受け流すだけ。私はその場にいられなくなり、食事の途中で家を飛び出しました。

夫からはすぐに連絡が来ました。突然出ていった私を責めるような口ぶりで、「母さんも驚いている」「戻ってこい」と言うのです。私は、あれが“しきたり”であるはずがないこと、どう考えても嫌がらせにしか思えないことを伝えました。

けれど夫は、「冗談だろ」「からかっているだけだ」と取り合いません。夫だけは味方でいてほしかった。そう訴えると、夫はようやく義母に注意すると言いました。

結局その日は、夫に押される形で戻りました。夫は「母さんに逆らうと面倒になる」「怒るとヒステリックで手がつけられない」と言い、“大人の対応”として従おうと提案したのです。

半年経っても状況は変わらず…夫に訴えると

それから半年。私たちはほとんど毎週のように夫の実家へ行くようになっていました。たまの外食すら義母の呼び出しで延期。私は夫婦ふたりの時間が欲しいと訴えましたが、夫は「母さんが拗ねるから」「母さんの癇癪が面倒だから」と、義母の機嫌を最優先にしました。

そして再び、一緒に食事をとることになったとき――また床に置かれたのです。夫に「それを見て何も思わないの?」と聞くと、夫は信じられない言葉を口にしました。

「ただ床で食べるだけだろ。我慢してくれよ、それくらい」

夫は私の苦しみを“大げさ”だと笑い、挙げ句の果てには「もっとひどい嫁いびりもある」とまで言いました。私は目の前が暗くなるのを感じました。夫にとって私は、守るべき相手ではなく、義母の機嫌を保つために“黙らせる対象”になっていたのだと気づいたのです。

「わが家のしきたり」と告げ、夫に反撃すると…

数日後、夫が仕事から帰ってくる時間に合わせて、私は自分の母に来てもらいました。そして用意した夕食を――夫の分だけ床に置いたのです。

帰宅した夫はすぐに騒ぎ立てました。「疲れて帰ってきたのに、これは嫌がらせか」と。私は淡々と答えました。「私じゃないよ。今日の夕食は、うちのお母さんが用意してくれたの」と。

夫が床の食事を指さし、なぜこんなところに置くのかと怒るので、私は笑って言いました。「わが家もそういう“しきたり”だから」と。

さらに続けました。「馬鹿な夫には床で食べさせろ、っていうしきたり。あなたの実家のしきたりに私は従ってきたでしょう? だからあなたも従ってくれるよね」と。夫の顔色が変わりました。ちょうどそのとき、私の母が静かに姿を見せました。母は所作や礼儀に厳しい人です。怒ると怖い――それを夫もすぐに悟ったようでした。

立場逆転…!?母が夫を正座させて説教

母は夫に正座を求め、食事の作法や礼儀、そして何より“人を見下す行為”について説教を始めました。夫は助けを求めましたが、私は首を振りました。

「義母の言うことなんか受け流せ」「数時間くらい我慢しろ」――夫が私に言い続けてきた言葉を、そのまま夫に返しました。夫は青ざめていましたが……私は、ただひとつだけ伝えたかったのです。

床で食事をさせられることが、どんな気持ちになるのか。それを“味わって”ほしかったのです。私はそのまま外で食事をし、すぐには帰りませんでした。夫にはあと数時間、母の前で耐えてもらうことにしたのです。

離婚回避の条件は“土下座”―そう伝えると

夜遅く、夫から震える声で連絡が来ました。「本当にごめん。俺が間違っていた」と。母の説教を受け、ようやく夫は理解したようでした。夫は「ごめん」と繰り返し、義母にも必ず謝罪させると約束しました。

「このままだと、離婚も仕方ないと思っていた」と告げると、夫は言葉を失いました。実は私は離婚届も用意していたのです。あとは夫がサインさえすれば提出できる状態で。夫は必死に謝り、態度を改めると誓いました。義母より私を失うほうがつらい、と。

ただ、私は簡単には信じられませんでした。だから条件を出しました。「お義母さんと一緒に土下座して」と。夫は一瞬ひるみました。義母はプライドが高く、簡単には頭を下げない――夫はそう言いました。だからこそ、私は言ったのです。


「土下座させて。もう好き勝手できると思われたくない」と。夫は震える声で「わかった」と答えました。その日、私は夫の家には帰らず、実家に滞在しました。謝罪するなら私の実家まで来るように伝えたのです。


翌日、夫は約束どおり義母を連れて私の実家に来ました。玄関で母と私の顔を見るなり、夫は義母と一緒に土下座しました。私は母とともに謝罪を受け入れたうえで、はっきりと宣言しました。

夫とはすぐに離婚はしない。けれど、次に同じことがあれば離婚する、と。そう告げると、夫はうなずきました。一度失った信用は、簡単には戻りません。夫がこれから本当に反省し、心から私を大切にできるのかどうか。その答えは、これからの夫の行動にかかっているのだと思っています。

◇ ◇ ◇

「しきたり」という言葉で理不尽な扱いを正当化されても、傷ついた気持ちはなかったことにはできませんよね。本来、配偶者は一番の味方であるはず。それでも守ってもらえないとき、関係そのものを見つめ直すきっかけになることもあります。大切なのは、我慢し続けることではなく、自分の尊厳をどう守るか。ときには毅然とした態度を示すことが、相手に気づきを与える第一歩になるのかもしれませんね。

【取材時期:2026年2月】

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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