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幸せに満ちた南アフリカの美しきシーサイドホテル。

  • 2016.6.22
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赤と白のウムランガ灯台に合わせたパラソルやラウンジャーのカラー。

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今月は、ラブラブなカップルにおススメのリュクスなデスティネーションをピックアップ。第3弾は、モナコ大公アルベール2世が長かった独身貴族生活にピリオドを打ち、あの美しいシャルレーヌ妃と愛を誓った南アフリカのロマンティックホテル。

南アフリカを代表するラグジュアリーなシーサイドホテル。

モナコ大公アルベール2世が、長かった独身貴族生活にピリオドを打ったのは2011年。お相手は南アフリカの元オリンピック水泳選手のシャルレーヌ・ウィットストック。儀礼的な公式行事が続きストレスのたまる彼女に対して、アルベール2世は南アフリカへの"里帰りハネムーン"をプレゼント。彼が選んだのは、南アフリカ共和国クワズール・ナタール州の東部沿岸にあるラグジュアリーなリゾートホテル「オイスター・ボックス」だった。

「オイスター・ボックス」は、インド洋を見下ろす絶好のロケーションにあるシーサイドホテル。緑豊かなトロピカルガーデンの中に建つノスタルジックでラグジュアリーなコロニアル調の建物と、他の追随を許さない完璧なサービスと最高級のホスピタリティで、この上ない幸せな滞在をゲストに提供している。

オイスター・ボックス(The Oyster Box)

2 Lighthouse Road, Umhlanga Rocks, 4319 Durban, South Africa

TEL/+27-31-514-5000

料金/1室1泊4,023ランド〜(2016年6月現在)

http://www.oysterboxhotel.com

ノスタルジックな灯台と癒しの猫のホテル。

1869年、この地に建てられた最初の建物は行き交う船舶の安全を守る無線方位信号所。その後ホテルに改修され、「オイスター・ボックス」の名で知られるビーチコテージとなった。さらに、2009年に大規模な改修工事が行われ、近代的な設備を取り入れたホテルとしてスタートを切った。回転式の玄関ドア、テラゾータイルのロビー、錬鉄製の手すりなど、歴史的建造物はそのまま保存。赤と白が象徴的なウムランガ灯台も、今でもホテルの"顔"として麗しの姿でそびえ立つ。

「オイスター・ボックス」のもうひとつの"顔"は10年以上前から棲みついている猫の「スカベンガ」。最初は宿泊客にエサをねだる迷い猫だったが、ホテルがすっかりお気に入りとなり、今ではスタッフの一員に。ホテルのHPにはスカベンガのページまで存在する。昨年5月、一時行方不明となった時には、懸賞金の話まで出る騒ぎに。4日後に無事帰還したニュースが地元紙の一面を飾るほどの人気者だ。

バリエーションに富んだゲストルーム。

65室の客室、13室のスイート、8棟のヴィラは、設備やインテリアに加え、カラーリングもバリエーションに富んでいる。264㎡の「プレジデンシャル・スイート」は、天井も床もまばゆいばかりのホワイトで統一された最上級仕様。10名利用のリビング&ダイニングルーム、フル装備のキッチン付きで、24時間のバトラーサービスも完備。アルベール夫妻もきっと滞在したはず。

「ガーデン・ヴィラ・ロフト」は、淡いイエローの天蓋と濃いブラウンの飾り柱のポスターベッドがクラシックで落ち着いた雰囲気を醸し出す。「ファミリー・ルーム」は、インディゴブルーの内装が印象的。眺めの良いバルコニーから望む夕陽が旅の気分を高めてくれる。

館内のパブリックスペースには、至るところに南アフリカの新進気鋭の現代アーティストたちの作品が飾られている。購入もできるので、チェックしてみて。

ロマンティックなビズポーク・ウェディングも思いのまま。

ホテルのレストランは実力派ぞろい。「グリル・ルーム」は正統派のホテルダイニング。名物は1920年代スタイルの18種類のオードブルで、評価が高まる南アフリカ産を中心に充実したワインリストも楽しみのひとつだ。

「オーシャン・テラス」は、英国式の朝食ブッフェがおすすめ。灯台の向こうに広がる朝のインド洋の眺めが素晴らしい。アフタヌーンティーなら「パーム・コート」へ。英国流のスコーンやフィンガーサンドイッチをつまみながら、午後のひと時を優雅に過ごしたい。

ロマンティックなロケーションの「オイスター・ボックス」は、ウェディングステージとしても最高。プランナーのアドバイスの下、自分たちだけの「ビズポーク・ウェディング」も可能だ。ビクトリアンスタイルのガゼボでの挙式も、ヴェネツィアングラスのシャンデリアが下がる「パール・ルーム」でのパーティも思いのまま。大切な仲間たちと幸せの瞬間をシェアして。

参照元:VOGUE JAPAN

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