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「もし今回の転勤がなかったら…」結婚予定だった彼が、酔っ払って語った本音。誤魔化す彼の姿に愛が冷めた

  • 2026.2.11

幸せな食卓での何気ない会話

大好きな彼からのプロポーズ。

それは女性にとって、人生で一番幸せな瞬間のひとつだと思っています。

私もそうでした。

付き合って3年になる彼から「結婚しよう」と言われたとき、これまでの思い出が走馬灯のように駆け巡り、涙が出るほど嬉しかったのを覚えています。

でも、そんな幸せの絶頂から一転。

彼がふと漏らした「ある一言」がきっかけで、私の心には消えないモヤモヤが残ることになってしまったのです。

 

それは、プロポーズから数週間が経ち、両家への挨拶や引っ越しの準備について話していた時のことでした。

その日、私たちは夕食後にお酒を飲みながら、これからの新生活について語り合っていました。

彼は急な転勤が決まったばかりで、それに合わせて私もついていく形で結婚が決まった、という経緯があります。

「引っ越しの手続き、思ったより大変だね」

「本当だね。でも、新しい土地での生活も楽しみだな」

そんな他愛のない会話をしていました。

彼は少し酔いが回っていたのか、上機嫌で話し始めました。

「いやー、でもさ。人生ってタイミングだよな」

「急にどうしたの?」

「だってさ、正直な話……もし今回の転勤がなかったら、俺まだプロポーズしてなかったかもしれないし(笑)」

彼は「冗談だよ」といった軽い口調で、ケラケラと笑いました。

でも、その瞬間、私の時が止まりました。

「……え?」

私の反応に気づかず、彼はまだ笑っています。

「いや、男ってさ、きっかけがないとなかなか踏ん切りがつかない生き物だからさー」

悪気がないのは分かります。

彼なりの照れ隠しだったのかもしれません。

でも、その言葉は私の胸に鋭く突き刺さりました。

「私」を選んだの?それとも「環境」?

その夜、彼が先に寝てしまったあと、私は一人でリビングに残って考え込んでしまいました。

(転勤がなかったら、プロポーズしてなかった……?)

もちろん、結婚には「タイミング」や「勢い」が重要だということは理解しています。

だらだらと付き合い続けるよりも、何かのきっかけで前に進むことはよくある話です。

でも、それを当事者である私に、しかも笑いながら言う神経が信じられませんでした。

翌日、彼にぶつけた本音

翌朝になっても、私のモヤモヤは晴れませんでした。

朝食のトーストをかじりながら、いつも通り「おはよう」と言ってくる彼を見て、どうしても我慢できなくなりました。

「ねえ、昨日の話なんだけど」

「ん? 昨日の話?」

彼はキョトンとしています。覚えていないのかもしれません。

「転勤がなかったらプロポーズしてなかったって言ったでしょ。あれ、本気?」

私の真剣な表情に、彼は少し驚いたようでした。

「え、あぁ……あれか。いや、あれは冗談半分というか、ただの話のあやだよ」

「私には冗談に聞こえなかった。私とのこと、その程度の気持ちだったのかなって悲しくなった」

正直に伝えると、彼は焦ったように箸を置きました。

「違う違う!誤解だよ。そういう意味じゃないんだ」

「じゃあどういう意味なの?」

「俺はずっと〇〇(私)と結婚したいと思ってたよ。それは本当だ」

「でも、しなかったかもしれないんでしょ?」

彼は少し言い淀んでから、真面目な顔で話し始めました。

「……男って、責任とかプレッシャーとか勝手に感じて、なかなか一歩踏み出せない時があるんだよ。『もっと仕事で一人前になってから』とか『貯金がいくらになってから』とか。俺もそうだった」

「うん……」

「転勤が決まった時、真っ先に思ったのは『離れたくない』ってことだった。だから、これは神様がくれたきっかけだと思って決断できたんだ。転勤が『理由』じゃなくて、転勤が『背中を押してくれた』だけなんだよ」

言葉の重みと、残った小さな棘

「言葉足らずで傷つけてごめん。〇〇がいなくていいなんて、一度も思ったことはないよ」

彼は私の手を握って、真剣に謝ってくれました。

その目を見て、彼が嘘をついているわけではないことは伝わってきました。

彼なりの弱さや、決断までの葛藤があったのだということも理解できました。

「……わかった。信じる」

そう答えて、私たちは仲直りをしました。

彼が私を愛してくれていることは分かります。結婚生活もきっとうまくいくでしょう。

でも、正直なところ、心の奥底にあった「モヤモヤ」が完全に消え去ったわけではありません。

ふとした瞬間に、「もし彼がずっと同じ支店勤務だったら、今頃私はどうなっていたんだろう」という想像が頭をよぎることがあります。

「転勤があったから」 それは事実かもしれません。

でも、女性としては嘘でもいいから「転勤があろうとなかろうと、君と結婚していたよ」と言ってほしかった。それが私の本音です。

何気ない一言が、どれだけ相手の心を揺さぶるか。

これから夫婦として長い時間を過ごしていく中で、私自身も言葉選びには気をつけよう。そう強く思った出来事でした。

幸せな結婚のきっかけが「環境」だったとしても、これから築く家庭は「愛情」で満たしていきたい。

そう自分に言い聞かせながら、私は少しだけ残った心の棘と付き合いつつ、彼との新生活へ向かおうと思います。

※tendが独自に実施したアンケートで集めた、20代・女性読者様の体験談をもとに記事化しています

※本コンテンツ内の画像は、生成AIを利用して作成しています。

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