1. トップ
  2. 恋愛
  3. 気まずい食事会から感動のエピソードまで!保育園の謝恩会、保育士の思い出

気まずい食事会から感動のエピソードまで!保育園の謝恩会、保育士の思い出

  • 2026.2.10

こんにちは!保育士のはるです。あっという間に年が明け、あっという間の年度末。保育士として働くなかで、卒園の季節が近づくと、子どもたちとのお別れを意識するようになります。卒園式は毎年ピアノ担当として参加しているので、年長児の担任と何の曲をうたおうか……と探すだけで日々を思い出して涙することも。今年度は息子も卒園。卒園式と並行して考えているのが「謝恩会」です。保育士として何回も参加しましたが、そのたびに華やかだったり、手作り感たっぷりだったり、ちょっと気まずかったり……そんな思い出がたくさんあります。謝恩会の形は園や保護者によってさまざまですが、どんな会であっても、やっぱり心に残るのは「ありがとう」の一言。今回は、私がこれまで経験した謝恩会の中から、ちょっと笑えるエピソードから胸が熱くなった感動の瞬間までをご紹介します。「プレゼントよりも、言葉がいちばんうれしい」そんな保育士の本音とともに、感謝を伝えるということの意味を、一緒に振り返ってみませんか?

歴史ある園の歴史ある謝恩会

新卒で勤めた保育園は新規園の立ち上げでしたが、転職した園は20年以上運営している社会福祉法人の保育園でした。歴史ある園だからこそ、謝恩会にも歴史あり……歴史というよりかはある程度の流れが定まっているのがこの園の謝恩会でした。とはいえ、私はこのタイミングで年度途中の転職だったため、この園に来てたった3ヶ月での謝恩会参加。それはそれは気まずいものでした。

右も左も知らない保護者

当時の園(B園とします)の謝恩会は、昔から変わらず式後にホールで会食し、保護者提案のゲームをして過ごす。コロナ以前の話だったので、現在は違うかもしれませんが、私の時は式後にホールで会食がありました。仕出し弁当が並べられ、保護者と子ども、保育士が順番に座る……つまり保育士の両隣は保護者(子ども)なわけです。保護者の方も気を利かせてくれて「在籍の浅い先生はコミュニケーション力のある保護者や延長保育などで面識のある子どもと保護者を両隣にする」と伝えられていましたが、B園の謝恩会は翌4月入社の新卒保育士も参加するという珍しい園。しかも当時は新卒者が3人いるという例年よりかなり多い事態。つまり私の隣はコミュニケーション力にたけている保護者……ではなく、延長で面識のある子……でもなく、普段あまり顔を合わせることのない保護者が両隣にいました。

年長のことを何も知らない保育士

私がB園に転職したのは1月(産休代替での就職)だったので、卒園児の運動会も発表会も見ていない。しかも保育園経験がある方なら想像がつくかもしれませんが、保育園の1~3月ってとても忙しいんですよね。そして当時産休に入る先生の代わりとして入っていたのは2歳児クラス。早番遅番を経験するようになったのは3月から……。「本当に何も知らなくてごめんなさい……」というなんとも気まずい席でした。目の前には2歳児クラスの担任で、転職1年目の先生がいたのですが、1年目なのでその先生も似たような雰囲気。2人で目が合っては「何を話せば……?」と、困った表情をしていました。

席は気まずくても会は感動した

個々での会話が必要な会食ではなかなか両隣と話せず気まずい思いをしましたが、とはいえ謝恩会自体はとても感動するものでした。何より歴史がある分、上の子から保育園に通わせている保護者の方も多く、お兄ちゃんやお姉ちゃんも参加しての謝恩会。ゲームでは子どもたちの0歳児の頃の写真が出てきて、この子はだれでしょう?クイズやまさかの担任の0歳児の写真と新卒時代の写真が出てきて、この先生はだれでしょう?なんていうクイズまであったり、笑いあり涙ありの謝恩会でした。会食ではなかなかしゃべることができなかった隣の保護者とも、クイズの頃には話せるようになり、結果として楽しかったという思い出いっぱいの時間になりました。

たった3人の卒園式

新卒で入社した保育園は新規立ち上げの保育園だったので、5歳児クラスは3人だけでした。そんな3人だけの卒園式、そして3人だからこその謝恩会は今でも忘れられない思い出です。

全てが初めての謝恩会

新卒入社の保育園の卒園式、つまり私も初めての卒園式。準備も何をすればいいかわからなかったし、当日の進行もどうなるのかなんてまったくわかりませんでした。しかも立ち上げの園だったので長年の積み重ねもない。みんな手探りで準備に当たりました。当時私は3歳児クラスを担任していたので、幼児クラスの活動で年長児とは接する機会も多かったことと、ピアノが弾ける先生が少なかったのでやはりこの年も当日のピアノを担当しました。当時の怖かった(笑)園長に何度もやり直しを食らいながら、年長担任と卒園式係担当で作り上げた卒園式。「やっと終わった~頑張ったね~」なんて同期と話し、安堵感MAXだった時に謝恩会が始まりました。同期ももちろん「謝恩会」があることも、謝恩会という存在も知らなかったんです。子どもたちの赤ちゃん時代と、保育園の1年のスライドショーの後、子どもたちが歌ってくれた曲は、10数年たった今でも鮮明に思い出せます。それが「ピンク帽子のドレミファソ」でした。

Pink Boushi No Do-Re-Mi-Fa-So

via youtu.be

3人だったからこそできた曲

この「ピンク帽子のドレミファソ」は、作曲者であるMINMIのお子さんの謝恩会の時に作った曲。歌詞を変え、今の保育園に直したものを当時謝恩会で披露してくれました。保育士として10年以上勤め、実際に我が子の謝恩会を経験した中で思うのは、「3人だからこそできた曲」だったんだなということ。基本的に謝恩会の準備は保育園では行わないですし、保育園に通う保護者の方は就労されている方がほとんど。つまり練習も土日に集まって行うくらいしかないんです……。そして謝恩会を経験したからこそわかりますが、土日に子どもたちが全員そろって練習なんて無理!ということ。保育園で練習したこともなく、しかもめちゃくちゃ長い!かつ、歌詞も一から作り直し。保護者の方はどれだけ力を入れてくれたのか……今となっては驚くばかりです。歌詞にある先生の名前の部分に私の名前も入れていただき、本当に忘れられない謝恩会となりました。

謝恩会はどんな形でも嬉しい

10年以上保育園で働いてきて、様々な卒園式を見守ってきました。謝恩会がある年もあったし、ないこともあった。子どもからのプレゼントがあった年もあれば園にプレゼントが届く年もありましたし、ないこともありました。保育園側は「謝恩会をやって」とは基本的にお願いしません。謝恩会はあくまでも保育園側に感謝を伝える会なので、絶対にやらなきゃいけない会ではないんですよね。お手紙一つだけでもめちゃくちゃ嬉しいのが保育士。保護者の方から、子どもからの感謝の気持ちだけでも十分です! 今年の卒園式も、どんな日になるのか今から楽しみにしています。

こちらの記事もおすすめ!

Instagram:はる(@hr_hoiku)

Blog:保育士ママのリアルな毎日

元記事で読む
の記事をもっとみる