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風邪だと思ったら「新型コロナ」だった…両者は“見分け”困難?要注意症状&受診目安を医師に聞く

  • 2026.2.10
新型コロナと風邪の違いは?(画像はイメージ)
新型コロナと風邪の違いは?(画像はイメージ)

新型コロナウイルスの感染者数が全国的に増加傾向にあります。寒さが厳しい日が続いており、今後も感染者が増加する可能性があります。体調管理に注意が必要です。

ところで、新型コロナウイルスに感染後、症状が比較的軽い人の中には、風邪だと勘違いをして適切に対処しない人もいるようです。この場合、周囲の人に感染を広げてしまう可能性があります。新型コロナウイルスと風邪を見分けることは可能なのでしょうか。受診の目安や体調不良になったときの対処法などについて、オンライン診療サービスを行うクリニックフォアグループの監修医で、内科認定医、糖尿病専門医の渥美義大さんに聞きました。

新型コロナと風邪の症状を見分けるのは困難

Q.2025年以降に流行している新型コロナウイルスのニンバス株に感染した場合、どのような症状が出るのでしょうか。

渥美さん「典型的な症状は、上気道感染症状、いわゆる『喉、鼻、せきの症状』が中心です。特に『刃物で切られるような痛み』と表現されることもある強い咽頭痛や声のかすれ、発熱、せき、倦怠(けんたい)感、鼻水などが出るのが特徴です。

従来の新型コロナウイルスの症状の特徴である嗅覚、味覚の変化については、ニンバス株の場合、以前より頻度が低くなったものの、起こり得ます。重症化リスクは従来株とおおむね同程度とされていますが、高齢者や基礎疾患のある人は新型コロナウイルスの従来株と同様、要注意です」

Q.新型コロナウイルスのニンバス株は強い喉の痛みが特徴とのことですが、風邪と見分けることは可能なのでしょうか。新型コロナウイルスと風邪の違いも含めて、教えてください。

渥美さん「新型コロナウイルス、風邪ともに『喉、鼻、せきの症状』が中心であり、症状だけで完全に区別するのは困難です。喉の強い痛みや数日続く全身倦怠感は新型コロナウイルスの感染時に目立つことがありますが、決め手は抗原検査または医師の診断です。同居する家族や職場の同僚など、近距離接触者に陽性者がいるかどうかも判断材料になります」

Q.どのような症状が出たときに新型コロナウイルスの感染を疑った方がよいのでしょうか。

渥美さん「先述の内容と重なる部分もありますが、次のいずれかの症状が当てはまる場合、新型コロナウイルスの感染を疑い、自宅で安静にするとともに、抗原検査や受診を検討してください」

【新型コロナウイルスの感染を疑うべき主な症状】・37.5度以上の発熱、または平熱より高い体温が続く・強い喉の痛みや声のかすれ・せきや鼻水、倦怠感が数日以上続く・味覚や嗅覚の変化を感じる・家族や同僚など近距離接触者に陽性者がいる

何度も強調しますが、症状だけで断定はできないため、抗原検査の活用や医師への相談が確実です。

Q.新型コロナウイルスに感染している可能性が考えられる場合、医療機関のオンライン診療を利用してもよいのでしょうか。それとも、医療機関で直接、診療を受けた方がよいのでしょうか。オンライン診療で対応可能なケース、医療機関を受診した方が望ましいケースについて、それぞれ教えてください。

渥美さん「通院がつらい場合は、オンライン診療を受診することも一つの方法です。オンライン診療は適切に使えば有効です。薬局で購入し、ご自身で実施した検査キットの結果確認や生活指導、解熱鎮痛薬、喉の炎症を抑える薬の処方などはオンラインで対応できます。

一方、抗原検査のような検査はオンラインでは行えないため、重い症状や合併症リスクが高い場合は対面が望まれます。オンライン診療で対応可能なケースと、対面受診が望ましいケースは次の通りです」

【オンライン診療で対応可能なケース】・症状や経過、周囲の感染状況を踏まえた推定診断と生活指導・市販の抗原検査キット結果の確認、陽性時の療養・感染対策の相談・解熱鎮痛薬、喉の炎症を和らげる薬などの処方相談 ※重症化リスクが高い場合、医師が基準に沿って抗ウイルス薬の使用を検討

【対面受診が望ましいケース、必要なケース】・息苦しさや胸痛、会話困難な強い倦怠感、意識がもうろうとするといった症状がある。場合によっては救急受診も検討・高熱が続く・強い咽頭痛で水分摂取が困難な状態・高齢者、妊娠中の人、基礎疾患がある人で発熱や症状が長引く・抗原検査などが必要な場合・インフルエンザなど感染症の疑いがある・肺炎と見られる症状が出た場合

Q.新型コロナウイルスに関する今後の注意点について、教えてください。

渥美さん「ワクチンの定期接種や部屋の換気、マスク着用などの基本対策を状況に応じて検討してください。重症化リスクが高い人は特に防御が重要です。

また2024年12月下旬から2025年1月上旬にかけて、インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行が起きました。今後も同様のケースが起きる可能性が考えられるため、感染症対策を心掛けるのがよいでしょう」

オトナンサー編集部

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