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染織・工芸・絵画の展覧会カレンダー|2026年2月

  • 2026.2.9
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関東【群馬】高崎市タワー美術館 企画展「The 美人画」

日本画には、麗しい女性の姿を描いた「美人画」というジャンルがあります。古くは風俗画として表された女性像は、江戸時代に浮世絵の主要な題材となって人気を博しました。その潮流は近代以降の日本画にも受け継がれ、時代の移り変わりとともに多彩な美人画が生まれました。

本展では、美人画を中心に、日本画における女性表現の魅力をご紹介します。

■会期/開催中 ~2026年3月22日(日)
■会場/高崎市タワー美術館
(群馬県高崎市栄町3-23 高崎タワー21)
■休館日/2月9日・12日・16日・24日、3月2日・9日・16日
■料金/一般500円ほか

(上村松園 《櫻がり図》1940-44年頃/株式会社ヤマタネ蔵)

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関東【群馬】群馬県立日本絹の里企画展「ちりめん創作人形展~猫に遊ぶ…広がる夢・布と糸~」

本展はちりめんや着物の古ぎれを使用し、日常の風景をテーマにした人形を制作している高崎市在住の人形作家・竹本京さんの作品を中心とした展覧会です。今回は「猫」をテーマにして制作した竹本さんの新作の作品を始め、竹本さんの工房で学ぶ生徒の作品もあわせて展示いたします。絹の魅力がふんだんに使用された愛らしい人形の数々が展示されます。

■会期/開催中 ~2026年4月5日(日)
■会場/群馬県立日本絹の里
(群馬県高崎市金古町888-1)
■休館日/火曜日
■料金/一般400円ほか

(竹本京「招き猫」)

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関東【埼玉】岩槻人形博物館 企画展「ミニチュア×にんぱく雛祭り ~江戸の職人芸から近代の創作まで~」

さいたま市岩槻人形博物館(愛称:にんぱく)では、古今東西の多種多様な雛人形をコレクションしています。雛祭りの時期に合わせて開催する企画展では、毎年さまざまな切り口から当館の雛人形を紹介しています。

今年は「ミニチュア」をテーマに、江戸時代に作られた「芥子雛」と呼ばれる小さな雛人形や贅を尽くした極小の雛道具、さらには明治・大正・昭和の時代に作られたわずか数センチメートルの色彩豊かな「変わり雛」など、時代を超えて愛されてきた、ミニチュア雛人形・雛道具のコレクションを展示します。

ひと口に「ミニチュア」といっても、その中身は、江戸時代の職人たちが製作した、職人芸ともいえる本物そっくりの精巧なものから、明治時代以降の作家たちが制作した、創造性あふれる作品まで、多様な広がりと奥深さがあります。“すごい!”と驚くものや、“へぇ~”と感嘆するもの、はたまた“カワイイ”とほほ笑むもの。バラエティ豊かな“小さきものたち”の世界を紹介します。

■会期/開催中 ~2026年3月22日(日)
■会場/岩槻人形博物館
(埼玉県さいたま市岩槻区本町6-1-1)
■休館日/月曜日 ※2月23日(月・祝)、3月2日(月)は開館
■料金/一般300円ほか

(紫檀象牙細工蒔絵雛道具/岩槻人形博物館蔵)

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関東【東京】山種美術館「【特別展】LOVE いとおしい…っ! ―鏑木清方の恋もよう、奥村土牛のどうぶつ愛―」

《2月15日まで》この冬、山種美術館ではLOVEをテーマにした日本の近代・現代絵画を中心に取り上げ、ご紹介する特別展を開催します。

芸術のモティーフになった愛といえば、一番に思い浮かぶのが恋愛です。鏑木清方は近松門左衛門作の浄瑠璃本『冥土の飛脚』に取材し、名品《薄雪》(福富太郎コレクション資料室)で、悲恋の物語を格調高く表しました。また、家族愛の視点では、愛娘の初節句を祝い描かれた速水御舟《桃花》をはじめ、親子の愛情にあふれる優品が注目されます。郷土愛の感じられる作品では、川﨑小虎が故郷を夢見る子どもの姿を《ふるさとの夢》に表しました。さらに、「目が楽しいから生きものを描くのが好き」と述べた奥村土牛の《兎》など、画家ならではの動物愛が表現された作品も数多くご紹介します。冬はクリスマスやお正月、バレンタインデーなどで、親しい人、大切な存在に接する機会もあることでしょう。一年で最も愛が身近となるこの季節に、画家たちが多彩に描いたLOVEの名品を楽しめる展覧会です。
※本文中の所蔵表記がない作品はすべて山種美術館蔵。

■会期/開催中 ~2026年2月15日(日)
■会場/山種美術館
(東京都渋谷区広尾3-12-36)
■休館日/月曜日
■料金/一般1400円ほか

(池田輝方《お夏狂乱》1914年/福富太郎コレクション資料室)

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関東【東京】太田記念美術館「浮世絵おじさんフェスティバル」

浮世絵の風景画などの片隅には、しばしば味わい深い人物―“おじさん”たちが描かれています。楽しそうに旅をしたり、仕事に励んだり、グルメに舌鼓を打ったり。彼らは決して絵の脇役にとどまらず、見れば見るほど個性豊かで、愛嬌にあふれています。

本展では、前後期あわせて150点を超える作品を通して、浮世絵に描かれた多彩なおじさんたちを紹介。歌川広重をはじめとした作風も時代も異なる絵師たちの作品が一堂に会する、まさに〈おじさんフェスティバル〉です。おじさんを通して浮世絵の細部を見つめ直すことで、作品の新たな魅力や絵師たちの意外な個性を再発見できることでしょう。

■会期/開催中 ~2026年3月1日(日)
■会場/太田記念美術館
(東京都渋谷区神宮前1-10-10)
■休館日/月曜日、2月24日 ※2月23日は開館
■料金/一般 1,000円ほか

(歌川広重「東海道五拾三次之内 御油 旅人留女」/太田記念美術館【後期展示】)

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関東【東京】文化学園服飾博物館「タペストリー&カーペット 」

私たちのまわりには、服飾以外にも生活の中で使用されるさまざまな染織品があり、それらは暮らしに彩りを与えています。本展では、壁や空間に掛けるタペストリーと、屋内やテントで敷くカーペットに注目し、世界各地の掛布と敷物を紹介します。また第2室では、2026年の干支にちなみ、馬の模様が描かれた衣服や乗馬服、鞍掛や袋など、馬に関係する染織品を集めます。

■会期/開催中 ~2026年3月3日(火)
■会場/文化学園服飾博物館
(東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル 1階)
■休館日/日曜、祝日
■料金/一般1,000円ほか

(壁掛 インド ラジャスタン州 19世紀/文化学園服飾博物館蔵)

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関東【東京】日本民藝館「抽象美と柳宗悦」

柳宗悦の晩年にあたる1950年代は、国立近代美術館で「抽象と幻想」展が開催されるなど、日本の美術界で抽象美術が大きな注目を集めました。そのような中、柳は雑誌『心』に「抽象美について」(1957年)を寄稿します。「古くして新しい抽象美」について述べたこの一文は、『民藝』第63号での抽象紋特集(1958年3月)に発展し、多くの図版を伴って特集されました。

本展では、特集に掲載された「抽象紋」の工芸を軸に構成し、柳が見た「抽象美」とは何かを探ります。

■会期/開催中 ~2026年3月10日(火)
■会場/日本民藝館
(東京都目黒区駒場4-3-33)
■休館日/月曜日(祝日の場合は開館し、 翌日休館)
■料金/一般 1,500円ほか

(ブランケット 北アメリカ先住民・ナバホ族 19世紀後半/日本民藝館蔵)

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関東【東京】荏原 畠山美術館「冬、そして春へ―「華やぎ」と「侘(わ)び」の調(しらべ)」

本館および新館2階では、新春の幕開けを飾るにふさわしい、畠山コレクションの優品を厳選して公開します。本展は、日本の伝統的な美意識に深く根ざす「華やぎ」と「侘び」の二つの極みを、季節の移ろいとともに辿ります。

前期展示では、年始めの慶びを寿(ことほ)ぎ、松竹梅、宝尽くしなどの吉祥の意匠に満ちた祝祭の美を主軸としつつ、作品の内に宿る研ぎ澄まされた静かな世界を提示します。後期展示では、 2月から3月にかけて、春の兆しを感じさせる草花や鳥の作品とそこに込められた想いを深く掘り下げます。

【同時開催】圏外の眼―伊奈英次の写真世界(新館地下1階)。

■会期/開催中 ~2026年3月22日(日)
前期:~2月15日(日)
後期:2月17日(火)~3月22日(日)
■会場/荏原 畠山美術館
(東京都港区白金台2―20−12)
■休館日/月曜日(祝日の場合は開館、翌日が休館)
■料金/オンラインチケット料金:一般 1,300円ほか、当日チケット料金:一般1,500円ほか

紅地金雲雪持椿模様唐織 江戸時代/荏原 畠山美術館蔵【前期展示】)

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関東【東京】大倉集古館 特別展「出光美術館所蔵 茶道具名品展」

大倉集古館では2025年度の特別展として茶の湯に関する展覧会を開催します。茶の湯の美術は日本美術の中にあって、その一翼を担っている不可欠な分野であり、そこで使われる道具類は、絵画・書跡・陶磁・金工・漆工・木竹工などあらゆる分野にまたがっています。

本展覧会は、出光美術館が所蔵する多くの名品の中から、茶道具を構成する多種多様な68件の作品を通して、日本美術を横断的に鑑賞する機会です。

■会期/開催中 ~2026年3月22日(日)
前期:~23日(月・祝)
後期:2月25日(水)~3月22日(日)
■会場/大倉集古館
東京都港区虎ノ門2-10-3)
■休館日/月曜日(休日の場合は翌火曜日)
■料金/一般 1,500円ほか

(重要文化財「色絵芥子文茶壺」野々村仁清 江戸時代前期/出光美術館蔵)

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関東【東京】弥生美術館「はいからモダン袴スタイル ―「女袴」の近現代―」

今では卒業式のスタイルとして定着している女性の袴姿。なぜ卒業式に袴を穿くのだろう、と思ったことはありませんか。

袴は明治・大正の女学生や小学生の通学服でした。女学生の袴姿はこの時代を象徴する装いとして、現代でも魅力を放ち続けています。しかし、近代教育の幕開けとともに登場した当初は、男装的な姿が「醜い」「国辱」とまでの非難を浴び着用が禁止され、その後襠の無いスカート状の「女袴」が考案されたことで広まっていった、という紆余曲折がありました。

また、今では女学生のイメージが強い袴ですが、かつての宮中の女官の装束に由来し、教師、工女、医者、事務員、電話交換手など、むしろ女学生が着用していた期間よりも長く「働く女性」の装いでもありました。袴にはジェンダーレスで活動的な衣服としての側面もうかがえるのです。女学生の袴が通学服として一般的だったのは、明治30年代から昭和初期のわずかな期間でした。

本展では、和装から洋装へ移り行くはざまに花開いた袴姿の歴史を辿り、明治から現代までの絵、写真や袴実物等の資料を展示、その魅力や意義を紐解きます。

■会期/開催中 ~2026年3月29日(日)
■会場/弥生美術館
(東京都文京区弥生2-4-3)
■休館日/月曜日、2月24日(火) ※ただし2月23日(月祝)は開館
■料金/一般1,200円ほか。
※この料金で隣接する竹久夢二美術館 も鑑賞できます。

(坂内青嵐 「東京女子高等師範学校附属高等女学校生徒服装の変遷」 八幅のうち四幅 昭和9年(1934)頃/お茶の水女子大学蔵)

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関東【東京】東京国立博物館 特別企画 日韓国交正常化60周年記念 「韓国美術の玉手箱― 国立中央博物館の所蔵品をむかえて―」

東京国立博物館と韓国国立中央博物館は、昭和40年(1965)の日韓国交正常化から60年を迎えたことを記念し、韓国美術の展覧会を共同で開催します。

日本と韓国の歴史・文化は、互いに深く関わりあいながら発展してきました。両館は、それぞれを代表する国立博物館として、相互理解を一層深めるため平成14年(2002)に学術交流協定を結び、以来20年以上にわたって、研究員の相互派遣や共同調査、作品の相互貸借など多様な交流を積み重ねてきました。

本展は、その成果の一つとして、両館が誇る所蔵の名品によって韓国美術の精華を紹介するものです。第1章「高麗― 美と信仰」では、洗練を極めた高麗時代の仏教美術や金銀器・青磁を、そして、第2章「朝鮮王朝の宮廷文化」では華麗な宮廷絵画や服飾品などを展示します。韓国の歴史・文化の豊かさとその魅力に親しめる展覧会です。

■会期/2026年2月10日(火)~4月5日(日)
■会場/東京国立博物館 本館特別1室・特別2室
(東京都台東区上野公園13-9)
■休館日/月曜日(ただし2月23日、3月30日は開館)、2月24日(火)
■東博コレクション展(平常展)料金/一般1,000円ほか

(闊衣[かつい・背面]20世紀初/韓国国立中央博物館蔵)

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関東【神奈川】そごう美術館「artisansと輪島塗―輪島塗 そのさき― 輪島復興支援」

《2月23日まで》輪島塗が2024年能登半島地震により壊滅的な被害を受けました。地域独自の分業制が大きな打撃を受け、輪島塗の存続が危ぶまれる事態となっています。そこでこのたび、漆の技術の継承と輪島塗の未来を切り拓くべく、地域の復興と輪島塗の未来を見据えた展覧会を開催します。

本展では、石川県立輪島漆芸技術研修所所長・小森邦衞氏(重要無形文化財「髹漆(きゅうしつ)」保持者)の全面的な協力のもと、完成された作品のみを展示するのではなく、輪島塗が造られる「過程・工程」を詳しく紹介します。

展覧会のタイトルにもある「artisan」は「職人」という意味です。木地や独特の素地つくりなどに注目して、その高い技術をご覧ください。

■会期/開催中 ~2026年2月23日(月・祝)
■会場/そごう美術館
(神奈川県横浜市西区高島2-18-1 そごう横浜店6階)
■休館日/会期中無休
■料金/一般1,400円ほか

(蒔絵 中野孝一《栗鼠に葡萄文蒔絵箱》)

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関東【神奈川】岡田美術館「愛でたい美術 -絵画とやきものに見る幸せのかたち-」

幸せへの願いを込めて、美術作品には、延命長寿や子孫繁栄、家内安全など、様々な意味を持つモチーフが表されてきました。不老長寿の「仙人」、霊獣とされる「龍」、めでたい兆しとして姿を現すという「鳳凰」、千年生きると言われる「鶴」、ともに冬の寒さに耐えることから「歳寒三友」と呼ばれ、やがて縁起物とされた「松竹梅」、花の王と呼ばれる富貴の象徴「牡丹」など、伝説上の生き物から身近な動植物まで多岐に渡ります。これらは、単独で表すだけではなく、いくつかを組み合わせることで複合的な意味をもち、めでたさが一層強まります。

本展では、おめでたいモチーフが愛らしく表現された絵画とやきものを一堂に展示。見ているだけで幸せになる美術の世界を楽しめます。

また、特集展示では干支にちなみ、「金屏風 ―馬とサムライ―」と題して、『平家物語』や『太平記』、古式の競馬、祭礼や行幸を主題とした5件の金屏風を馬と武士の営みに注目しながら展示します。

■会期/開催中 ~2026年6月7日(日)
■会場/岡田美術館
(神奈川県足柄下郡箱根町小涌谷493-1)
■休館日/残り会期中無休
■料金/一般・大学生 2,800円ほか

(色絵破魔弓熨斗文皿 有田 江戸時代・17世紀末~18世紀初頭/岡田美術館蔵)

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中部【静岡】芹沢銈介美術館「語り合う布たち 芹沢銈介が集めた世界の染織」

芹沢銈介は、世界の工芸品の収集家としても知られています。なかでも染織品には、様々な時代や地域の暮らしが色濃く反映され、多彩な模様や装飾であふれています。芹沢は、染織品を制作の参考とするだけでなく、組み合わせて部屋に並べたり、身にまとったりして日々楽しんでいました。この展覧会では、世界各地から芹沢のもとに集まった200点の染織品を紹介します。

また、展示室の前半では、芹沢銈介の代表作50点を展示します。

■会期/開催中 ~2026年3月15日(日)
■会場/静岡市立芹沢銈介美術館
(静岡県静岡市駿河区登呂5-10-5)
■休館日/月曜日、2月12日、2月24日 ※ただし2月23日は開館
■料金/一般420円ほか

(〈芹沢銈介の収集品・右より〉絞染布(カメルーン)、人物・鳥・象・草花文刺繍覆い布(インド・グジャラート州)、昆虫・鹿・首架・馬文経絣肩掛け(インドネシア・スンバ島)/芹沢銈介美術館蔵)

岡谷蚕糸博物館

中部【長野】岡谷蚕糸博物館 企画展「米山悦朗写真展~カメラのファインダー越しに見た絹~」

《2月15日まで》神奈川県在住の写真作家・米山悦朗さんは、総合商社を退職後、写真作家活動に入り、国内外を取材してきました。岡谷蚕糸博物館のリニューアルオープン当時から養蚕と全国の絹織物産地を取材し、作品を定期的に展示してきました。

本企画展では、養蚕から糸作り、着物の制作工程など、米山さんが撮影してきた多岐にわたる写真作品と着物や反物を合わせて展示します。

■会期/開催中 ~2026年2月15日(日)
■会場/岡谷蚕糸博物館(長野県岡谷市郷田1-4-8)
■休館日/水曜日、祝日の翌日
■料金/一般530円ほか

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中部【石川】石川県立美術館、金沢21世紀美術館、国立工芸館「ひと、能登、アート。」

令和6年能登半島地震・令和6年奥能登豪雨復興支援特別展「ひと、能登、アート。」を石川県立美術館(会期終了)、金沢 21 世紀美術館、国立工芸館で開催します。
都内を中心とした30近い文化施設や個人の所有する約80件の文化財が、各所蔵者からの復興への祈りのメッセージとともに石川県金沢市の3会場に集結します。

数百年の時を重ねて大切に守り伝えられてきた文化財の数々は、自然災害が絶え間なく襲う日本において、時に人々の安らぎの心を求める強い祈りが込められて造られてきたものです。そうした想いを被災された皆様への励ましのメッセージとすることを本事業では目指しています。
展覧会についての詳しい情報は美術館のウェブサイトをご覧ください。

◼会期・会場/
開催中 ~2026年3月1日(日)金沢21世紀美術館
開催中 ~2026年3月1日(日)国立工芸館

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中部【岐阜】岐阜県美術館「大正・昭和‘モード’の源泉 国立美術館 コレクション・ダイアローグ」

《2月15日まで》岐阜県美術館では国立アートリサーチセンターによる国立美術館の収蔵品活用事業「コレクション・ダイアローグ」から国立工芸館との協働により「大正・昭和‘モード’の源泉」展を開催します。国立工芸館は1977年の開館以来、工芸・デザイン専門の国立美術館として国内外の工芸・デザイン作品を収集、調査研究し、多種多様な魅力を発信し続けています。

本展では国立工芸館の豊かなコレクションのうち、特に大正・昭和初期に流行したスタイルに焦点をあてます。ジャポニスム、いわゆる日本趣味の影響を受けた19世紀末のアール・ヌーヴォー、20世紀初頭のアール・デコ様式を受け、日本では自国固有の美意識と結びつき、大正ロマンや昭和モダンといった‘モード’―流行を生み出し、人々の日常に活気を与えました。当時の世相を反映したアクセサリーや家具、金属工芸やガラス工芸、雑誌、ポスターなどは今なお輝きを失っていません。国立工芸館所蔵の工芸・デザイン作品152点を中心に、岐阜県美術館所蔵品から絵画、工芸作品をあわせて紹介します。

■会期/開催中 ~2026年2月15日(日)
※会期中展示替えがあります。
■会場/岐阜県美術館 展示室 3
(岐阜市宇佐4-1-22)
■休館日/月曜日(祝・休日の場合は翌平日)
■料金/一般1,000円ほか

(ルネ・ラリック《ブローチ 桑の木と甲虫》1900年頃/国立工芸館蔵 撮影=アロー アート ワークス)

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中部【愛知】徳川美術館 特別展「尾張徳川家の雛まつり」

春の訪れを告げる雛祭りの時期に合わせて、江戸時代から近代に至る尾張徳川家伝来の雛飾りを展示します。江戸時代の姫君が所持していた有職雛や、婚礼調度のミニチュアである精緻な雛道具は、大名家の格式を示す気品あふれる作品です。明治時代から昭和時代にかけての尾張徳川家3世代の夫人たちの雛人形が飾られた豪華な雛段飾りをはじめ、春を迎える慶びと華やぎに満ちた品々を鑑賞できます。

■会期/開催中 ~2026年4月5日(日)
■会場/徳川美術館
(愛知県名古屋市東区徳川町1017)
■休館日/月曜日(祝日・振替休日の場合は翌平日)
■料金/一般1,600円ほか

(有職雛[束帯姿] 貞徳院矩姫[尾張徳川家14代慶勝正室]所用)

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近畿【京都】京都工芸繊維大学美術工芸資料館「京都工芸繊維大学―近代京都の蚕業と染織―」

明治32年(1899)、京都蚕業講習所が、明治政府の重要な産業政策のひとつであった蚕業研究における西日本の拠点となるべく設置されました。京都工芸繊維大学の「繊維」のルーツです。また、明治35年には京都の伝統工芸の近代化を理論的・学術的にバックアップする目的で京都高等工芸学校が開校します。これは「工芸」のルーツです。この両者は合体して、昭和24年(1949)に京都工芸繊維大学となります。

今回の展覧会は、京都蚕業講習所と京都高等工芸学校というふたつのルーツをもつ同大学が、京都の近代化にどのような役割を果たしたかという点について、繊維(糸と布)を題材として考察するものです。

序章(附属図書館)では、大学の歴史を辿り、同時に、明治時代に輸入された、蚕についての海外の新知識を伝える貴重な図書類も展示します。美術工芸資料館では、第1章として、明治時代に海外から取り寄せた蚕糸資料の掛図や講義で使用されたと考えられる図表や地図といった教材により、初期の蚕業教育の様相を再現的に示します。第2章では、初期の蚕業教育で使用された器具、道具類を公開します。そして、第3章では、京都高等工芸学校で収集された染織見本や講義で用いられたガラススライド、さらには、京都高等工芸学校色染科の教員による制作物を展示します。

これらの資料類により、京都蚕業講習所・京都高等工芸学校が、京都の、そして日本の近代化に果たした役割を明らかにしたいと考えています。

■会期/開催中 ~2026年3月7日(土)
■会場/京都工芸繊維大学美術工芸資料館 1階
京都工芸繊維大学附属図書館 1階
(京都市左京区松ヶ崎橋上町)
■休館日/日・祝日、2月25日(水)、2月26日(木)
※第二会場の附属図書館は、日・祝日、2月14日(土)、2月21日(土)、2月28日(土)が休館
■料金/一般200円ほか

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近畿【京都】アサヒグループ大山崎山荘美術館「くらしに花咲くデザイン ―大正イマジュリィの世界」

「イマジュリィ(imagerie)」は、イメージ図像を意味するフランス語です。本展では、本や雑誌の挿画、装幀、絵はがき、ポスターなど大衆的な印刷物や版画の総称としてこの言葉を用いています。大衆文化が隆盛した大正時代には、印刷技術の革新を背景に出版文化が発展しました。藤島武二(1867–1943)、橋口五葉(1881–1921)、竹久夢二(1884–1934)ら当時新しい表現方法を模索していた画家たちも、同時代の美術界の動向と並走しながら、独自の表現を次々に生みだします。こうした動きのなかで、やがて杉浦非水(1876–1965)をはじめとする多くのグラフィックデザイナーが誕生し、モダンデザインに大きな影響を及ぼしました。

本展では、監修者である山田俊幸(1947–2024)の貴重なコレクション約320点を展覧し、多彩なデザインやイラストレーションをご紹介します。大正時代を中心に日本のくらしに花咲いた魅力あふれるイマジュリィの世界を、大正から昭和にかけての建築「大山崎山荘」をもつアサヒグループ大山崎山荘美術館で鑑賞できる展覧会です。

■会期/開催中 ~2026年3月8日(日)
■会場/アサヒグループ大山崎山荘美術館
(京都府乙訓郡大山崎町銭原5-3)
■休館日/月曜日、2月24日(火)※ただし2月23日の祝日は開館
■料金/一般 1,500円ほか

(高畠華宵「華宵便箋」表紙《願ひ》(部分) 1925年)

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近畿【京都】千總ギャラリー「モチーフの方程式」

着物や絵画では、文様(モチーフ)を組み合わせることで特定のイメージを表すことがあります。それらの組み合わされたモチーフは、作品から思い浮かべる光景や印象、願いといったイメージを他者と共有する手段として親しまれてきました。少ない情報で豊かなイメージを伝えるために培われた、いわば美の表現の方程式です。「松竹梅」や「波に鶴」など、現代のわたしたちはその“方程式”の結果だけを目にしているともいえます。

本展では、千總の所蔵品から「梅」「鶴」「月」が登場する作品を取り上げます。モチーフを一度分解し、再び組み合わせることで、その関係性が生み出すイメージを探ります。豊かなモチーフの世界を楽しめる展覧会です。

■会期/開催中 〜2026年3月10日(火)
■会場/千總ギャラリー〈ギャラリー1〉
(京都市中京区三条通烏丸西入御倉町80 千總本店2階)
■休館日/水曜日
■料金/無料
※臨時休業等により開館時間が変更となる場合がございます。

(小袖 梅樹散し模様/千總ホールディングス蔵)

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近畿【京都】京都市京セラ美術館 コレクションルーム 冬期 特集「お雛さまと人形の世界~絵画と共に四季をめぐる」

京都を代表する人気作家やテーマをもうけた特集展示を通じて、京都美術の面白さを体感できる京都市京セラ美術館のコレクションルーム。

京都で江戸時代・明和年間に創業した人形司「丸平大木人形店」の雅やかな人形を、五節句や季節の行事を描いた絵画と共に展示します。丸平は、公家のしきたりである有職を基本とし、装束から調度品に至るまで品位あふれる人形づくりを行ってきました。

本展では、宮家や財閥などの名家に愛されてきた雛人形を中心に、丸平ならではの御所人形や衣装人形、市松人形を、所蔵品の近代画家の作品と取り合わせ、京都に息づく伝統美を振り返ります。

■会期/開催中 ~2026年3月15日(日)
■会場/京都市京セラ美術館 本館 南回廊1階
(京都市左京区岡崎円勝寺町124)
■休館日/月曜日。祝日の場合は開館
■料金/一般:京都市内在住の方520円、京都市外在住の方730円ほか

(北沢映月《娘》1935年/京都市美術館蔵)

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近畿【京都】京都文化博物館 企画展「アイヌの美―彩りと輝き―」

本展は、彩りと輝きをキーワードに、アイヌ民族の服飾や木工芸にみる豊かな色彩感覚と美意識に注目するものです。布を組み合わせた衣服やござ、刺繍を施した千島アイヌの帯、ガラス玉に古銭や鈴を連ねた樺太アイヌの首飾り、木に金属や鹿角で加飾した儀礼用太刀、儀礼用矢筒、煙草入れ、マキリのほか、儀礼などに使用した漆器などを紹介します。

あわせて釧路生まれのアイヌ文様刺繍家、チカップ美恵子(1948〜2010)の華やぎあふれる刺繍作品とともに、現在活躍中の貝澤徹(木彫家/1958〜)、下倉洋之(金工家/1975〜)、藤戸康平(アーティスト/1978〜)の現代作品も展示します。

■会期/開催中 ~2026年3月19日(木)
■会場/京都文化博物館 3階展示室
(京都市中京区三条高倉)
■休館日/月曜日(ただし2月23日は開館)、2月24日(火)
■料金/一般500円ほか

(衣服(木綿)/国立アイヌ民族博物館蔵(児玉コレクション))

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近畿【京都】西陣織会館 西陣織史料室「西陣 絣織りの魅力」

絣織は絣とも呼ばれ、日本各地で織られてきた織物です。発祥はインドと言われ、アジア各地で織られて14~15世紀頃に琉球に伝わり、江戸時代以降に日本各地で発展しました。

西陣の絣は、他産地の絣とは違い、主として絹糸の経絣(たてかすり)です。経糸を防染し、はしごという装置に糸をかけて文様や柄を出していきます。

江戸時代の能装束や熨斗目のきものにもその技法が用いられてきた西陣の織技の一つである絣ですが、近年の全盛期は昭和中後期頃で、伝統柄の矢絣やモダンな柄のきものが人気となりました。

本展では振袖、きものを中心に、絣織の技が施された能装束も紹介します。

■会期/開催中 ~2026年3月31日(火)
■会場/西陣織史料室
(京都市上京区堀川通今出川南入西側 西陣織会館3階)■休館日/月曜日(月曜祝日の場合は翌火曜日)
■料金/入場無料

(青磁色壺垂れ文様絣御召振袖 1996年/西陣織工業組合工芸織部)

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近畿【京都】嵯峨嵐山文華館「絵と書で楽しむ百人一首の世界」

百人一首は、かるた遊びや国語の授業を通して、広く親しまれてきました。その起源は約800年前の鎌倉時代にさかのぼり、藤原定家(ふじわらのていか/1162〜1241)が百人の歌人の秀歌を撰んだことに始まります。定家の別荘があったとされる小倉山のふもとにある嵯峨嵐山文華館では、歌人の姿を描いた絵画や、百人一首をはじめとする和歌をしたためた書を展示し、絵と書の双方から百人一首の魅力を紹介する企画展を開催します。

■会期/開催中 ~2026年4月12日(日)
前期:〜3月2日(月)
後期:3月4日(水)〜4月12日(日)
※2月14日(土)は14:00で閉館(入館は13:30まで)
■会場/嵯峨嵐山文華館
(京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町11)
■休館日/2月15日(日)、2月17日(火)、3月3日(火)、3月17日(火)
■料金/⼀般 1,000円ほか

(伊藤小坡「貝合せの図」20世紀/福田美術館蔵[通期展示])

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近畿【大阪】大阪市立東洋陶磁美術館 特別展「MOCOコレクション オムニバス ―初公開・久々の公開― PART1」

大阪市立東洋陶磁美術館は、旧安宅産業株式会社が収集した世界屈指の中国・韓国陶磁コレクションである、「安宅コレクション」965件を住友グループから寄贈されたことを記念して、1982年11月に開館しました。また、1996年から1998年にかけて、李秉昌(イ・ビョンチャン)博士から韓国陶磁を中心とするコレクション351件の寄贈を受けました。実は、これらの核となるコレクション以外にも、開館以来40年余の間に、篤志家(とくしか)の方々から様々なコレクションが当館に寄贈され、収蔵品の質と量が拡充されてきました。

本展では、ほとんどが初公開となる茶道具を中心とした「松惠(しょうけい)コレクション」や、久々の公開となる中国陶磁の酒器を中心とした「入江正信(いりえまさのぶ)コレクション」、中国陶磁を中心とした「白檮廬(はくとうろ)コレクション」、人物・動物・建物をかたどった墓に副葬する中国陶磁を中心とした「海野信義(うみののぶよし)コレクション」、韓国陶磁の魅力を日本に紹介した陶磁研究者の浅川伯教(あさかわのりたか)旧蔵作品や関連資料による「鈴木正男(すずきまさお)コレクション」を、オムニバス方式で紹介します。

■会期/開催中 ~2026年3月22日(日)
■会場/大阪市立東洋陶磁美術館
(大阪府大阪市北区中之島1-1-26)
■休館日/月曜日、2026年1月5日(月)、1月13日(火)、2月24日(火)※ただし、祝日の1月12日(月)、2月23日(月)は開館
■料金/一般1,600円ほか

(緑褐釉貼花連珠文碗 北斉~隋時代・6世紀後半 卯里欣侍氏寄贈 白檮廬コレクション/大阪市立東洋陶磁美術館蔵 写真=六田知弘)

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近畿【大阪】高島屋史料館 ⾼島屋創業195周年記念展「タカシマヤ クロニクル 百・華・繚・乱 第Ⅰ期:百の時代」

高島屋の歴史は、天保2年(1831)、初代飯田新七が京都・烏丸松原の地に古着木綿商「高島屋」を創業したことに始まります。2026年は⾼島屋創業195周年にあたります。

高島屋史料館では、創業以来の史料や美術品、呉服、広告宣伝物など、高島屋の歴史と共に蓄積されてきた多種多彩な品々を収蔵しています。2026年は高島屋195年のモノ語りをⅠ期からⅣ期にかけてご紹介します。それは同時に、日本の近現代史を読み解いていくことにもなるでしょう。

第Ⅰ期は「百の時代」と題します。呉服店時代の高島屋は、やがて百貨店となることが必然の流れであったかのように、百幅の画会や百選会を開催し、「百」という字にこだわりました。本展では、高島屋創業から、大正5年(1916)に東京南伝馬町店を開店する頃までをご紹介します。「百」「華」「繚」「乱」―各時代の高島屋を彩ったモノたちを鑑賞できる展覧会です。

※本展は会期をⅠ・Ⅱ部に分け、展示作品をすべて入れ替えて構成します。

■会期/開催中 ~2026年3⽉30⽇(⽉)
第Ⅰ部:~2⽉16⽇(⽉)
第Ⅱ部:2⽉21⽇(⼟)~3⽉30⽇(⽉)
※会期は変更となる場合があります。
■会場/高島屋史料館 企画展示室
(大阪市浪速区日本橋3-5-25 高島屋東別館3階)
■休館日/火・水曜日
※展⽰替休館:2⽉17⽇(⽕)~2⽉20⽇(⾦)
■料金/無料

(東京南伝馬町店開店ポスター 画:北野恒富《京舞妓若松》[Ⅰ・Ⅱ部展示])

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近畿【兵庫】神戸市立小磯記念美術館 特別展「小磯良平展ー幻の名作《日本髪の娘》」

日本を代表する洋画家・小磯良平(1903~88)は、人物画とりわけ気品と静謐さに満ちた女性像で多くの方に愛されてきました。小磯の画業をたどる上で欠かすことのできない名作が《日本髪の娘》(韓国国立中央博物館蔵)です。この作品は神戸の山本通にあった戦前の小磯のアトリエで描かれ、1935年の「第一回第二部会展」に出品され、注目を集めました。時をおかず、李王家美術館が購入し、海を渡ったところまではわかっていましたが、その後の消息は判然とせず、幻の作品と考えられていました。

2008年、韓国国立中央博物館の展覧会で《日本髪の娘》が「再発見」され、このたび里帰り展示が実現する運びとなりました。第二部会展以来、約90年ぶりに日本で展示される《日本髪の娘》と、神戸市立小磯記念美術館所蔵品を中心に小磯良平の画業を振り返り、新たな視点で小磯芸術を紹介します。また、この作品の女性の衣装を再現した着物も展示されます。

■会期/開催中 ~2026年3月22日(日)
■会場/神戸市立小磯記念美術館
(兵庫県神戸市東灘区向洋町中5-7)
■休館日/月曜日(2月23日は開館)、2月24日(火)
■料金/一般1,200円ほか

(小磯良平《日本髪の娘》1935年/韓国国立中央博物館蔵)

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中国【岡山】林原美術館 企画展「愛でたい、お姫様たちのひな道具」

節句祝いの「ひな祭り」ですが、もとは中国の古いお祓いに由来しています。3月初めの巳の日である「上巳」は忌日とされ、平安時代には災いをうつした「形代」を川に流して厄を払う「雛流し」などの行事が行われていました。江戸時代になると、この厄払いと人形やお道具で遊ぶ「雛遊び」が合わさり、子の成長や厄除けを祈念したミニチュアサイズの雛道具が制作されるようになります。本展では岡山藩主池田家に伝わる江戸から明治の雛道具を中心に、小ぶりで愛らしいお道具の数々をご紹介します。

■会期/2026年2月7日(土)~3月29日(日)
■会場/林原美術館
(岡山県岡山市北区丸の内2-7-15)
■休館日/月曜日 ※月曜日が祝日等休日の場合は翌日休館
■料金/一般500円ほか

(立雛図 原在泉筆 1892年/林原美術館蔵)

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中国【岡山】倉敷民藝館 企画展 「絣の国、日本」

絣とは、糸をあらかじめ染め分けてから織ることで、布地に文様を表す織物技法のひとつです。「弓浜絣」や「久留米絣」など、特定の産地で作られる布の名称としても知られています。

倉敷民藝館が所蔵する絣は726点を数え、本展ではそのうち産地が判明している日本の絣290点の中から約80点を選び展示いたします。いずれも主な収集者は染織家の外村吉之介で、山形県から沖縄県にかけて、明治から昭和時代に制作された品々です。

柳宗悦や外村吉之介が高く評価した絣の美。絣の魅力を通して、日本各地を旅するようなひとときを楽しめる展覧会です。

■会期/開催中 ~2026年6月21日(日)
■会場/倉敷民藝館
(岡山県倉敷市中央1-4-11)
■休館日/月曜日(祝日の場合は翌日、ただしGWとお盆期間は開館)
■料金/一般1,200円ほか

(木綿絣衣 福岡県久留米 明治時代/倉敷民藝館蔵)

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九州【福岡】九州国立博物館開館20周年記念 特別展「平戸モノ語り ー松浦静山と熈の情熱ー」

今も昔もモノには物語がつきもの。想いがあってこそモノは残る。江戸時代、平戸藩主であった松浦家。9代藩主の松浦清(きよし 号は静山〈せいざん〉)と10代藩主の熈(ひろむ)の親子がいました。二人とも「キャラが濃い」けれど、性格は正反対!本展はこの親子にスポットを当てて、二人が集め、守り伝えた「モノ」から、静山と熈が注いだ情熱とその背景に迫ります。

■会期/開催中 ~2026年3月15日(日)
前期:~2月15日(日)
後期:2月17日(火)~3月15日(日)
※会期中、一部作品を展示替えします。
■会場/九州国立博物館
(福岡県太宰府市石坂4-7-2)
■休館日/月曜日、2月24日(火)※2月23日(月・祝)は開館
■料金/一般 2,000円ほか

(更紗陣羽織〈伝山鹿素行所用〉江戸時代・17世紀/長崎・松浦史料博物館蔵)

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九州【福岡】福岡市美術館「一杉コレクション展―魅惑のインドネシア染織―」

多数の島々からなるインドネシアは、染織の宝庫と呼ばれるほどバリエーション豊かな染織品で知られています。

本展では一杉秀樹さんが長年にわたって収集し、2023年度に福岡市美術館に寄贈した、インドネシアの染織品約90点を紹介します。

■会期/開催中 〜 2026年3月15日(日)
■会場/福岡市美術館 1階 古美術企画展示室
(福岡市中央区大濠公園1-6)
■休館日/月曜日 ※2月23日(月・祝)は開館し、2月24日(火)は休館
■料金/一般200円ほか

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九州【福岡】福岡市美術館「古代エジプトの染織―コプト裂ー」

「コプト」とは、エジプトにおけるキリスト教徒のこと。エジプトにおいて初期キリスト教時代が始まる3世紀頃より制作された織物の断片をコプト裂といいます。本展は松永コレクションに含まれるコプト裂を多数紹介します。

■会期/開催中 〜 2026年3月22日(日)
■会場/福岡市美術館 1階 松永記念館室
(福岡市中央区大濠公園1-6)
■休館日/月曜日 ※2月23日(月・祝)は開館し、2月24日(火)は休館
■料金/一般200円ほか

(《コプト裂 諸神文綴織裂》エジプト7~8世紀/福岡市美術館蔵)

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