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藤原丈一郎、村上信五の一言が夢をかなえる後押しに 初ソロ舞台「ファンをいじったろうとも思ってます(笑)」

  • 2026.2.9
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藤原丈一郎 クランクイン! 写真:米玉利朋子(G.P. FLAG inc)

なにわ男子としてはもちろん、独自のセンスや笑いへの貪欲さを武器に活動し多くのファンを魅了し続けている藤原丈一郎が、30歳の節目を迎える2月8日に、自身が構成・演出・出演するセルフプロデュース公演『じょうのにちじょう』の幕を開けた。「プロデュース公演はずっと前からやりたかった」と話す藤原に、実現に向けて動き出したきっかけを聞くと、先輩である村上信五(SUPER EIGHT)の言葉が大きかったと教えてくれた。

【写真】藤原丈一郎の魅力が詰まった撮り下ろし(全3枚)

■藤原丈一郎“大量発生”の可能性も!?

――まずは、セルフプロデュース公演の企画が立ち上がったきっかけを教えてください。

藤原:ずっと前から何かやりたいと思っていて、ちゃんと動き出したのが2024年の夏ごろでした。自分で資料を作って、「こういうのやりたいです」って事務所に投げかけてみたら、「良いじゃないですか! やりましょう」って意外とあっさり言われて始まりました。それから時期を決めていく中で、最初は20代の締めくくりとして2025年にやる話もあったんですけど、どうせなら30歳になるタイミングで新たなスタートを切る考えもあるなと思って、ちょうどスケジュールが空いていたので「誕生日からやっちゃいましょう!」と決まりましたね。

――そもそも、何をきっかけにセルフプロデュース公演をやりたいと思ったのでしょうか。

藤原:SUPER EIGHTの村上信五くんの一人舞台『If or…』をきっかけに、自分もソロで何かできたらなって思うようになりました。それから『青木さん家の奥さん』に出させていただいている時とかに、やってみたいことをメモに残したりして、当時は実現するまでに至りませんでしたが、こうして30歳になるタイミングで「やってみよう!」と思い、村上くんにも相談したところ「ええやん! 絶対ためになるよ」って言ってもらえたので動き出しました。

――村上さんからの一言は大きかった?

藤原:大きかったですね。やっぱり『If or…』を10年続けているので。

――初プロデュース舞台をソロにした理由は?

藤原:誰かと一緒に舞台をやるという考えもあったんですけど、それだと「この人とやったらできるやろうな」ってゴールまで見えたんです。それはそれで良いけど、どうせなら「これどうなるんやろ」って思いながらやる方が面白いと思ったので一人舞台にしました。

それから、村上くんに「出演者って誰かいた方が良いですかね」って相談した時に、「もちろん大変やろうけど、めっちゃ勉強になるから絶対に一人が良い」って話を聞いて。大学の先生が「迷ったらしんどい方を取る」って言っていたのも思い出して、自分が成長するのはどっちか、よりファンの皆さんが喜んでくれるのは、自分がいかに熱を込めてできるのは…とか考えて決めました。

――オフィシャルコメントで野球ネタを入れると話していましたが、その他の構成も固まってきましたか(取材は2025年12月に実施)。

藤原:そうですね、野球ネタは絶対に入れるし、あとは『じょうのにちじょう』というタイトルなので、僕がいろんな役を演じて日常の中のさまざまな出会いを見せるような、一人舞台ならではなこともできないかなと絶賛打ち合わせ中です。“丈子”みたいな恒例のキャラクターもいますし、良い意味で皆さんの想像通りな部分もあるかもしれません。

――もしかしたら何人もの藤原さんが出てくることも?

藤原:ありえますし、こう言っているけどふたを開けたら僕が一人で話しているだけかもしれない(笑)。まだそんな状態ですけど、来てくれる人にはアイドルの藤原丈一郎と別の部分を見せつつ、でも最終的には、なにわ男子の藤原丈一郎として「アイドルってすごいな」と思ってもらえるような内容にしたいですね。

それから、グッズもどうしようか悩んでいるんですけど、いつもなにわ男子のグッズを考えている(大西)流星ってすごいなと思いました。あれやりたい、これやりたい…でも時間がかかるんで間に合いませんっていう物があったりしたので、「流星はいつもどうしてるんですか?」って聞いたら、「大西さんはもう来年のグッズについても打ち合わせをしています」って言われて驚きました。物によっては1年前から発注しないといけなかったりするし、何千個も作らないといけないくらい規模も大きいので。自分の舞台を作りながら流星の見えない努力というか、メンバーのすごさを改めて感じました。

■高校生から続けている“習慣”とは

――舞台の構成からグッズまで考えることが山ほどあるかと思いますが、アイデアはどんな時に浮かぶことが多いですか?

藤原:実は、この日は休みだから考えようみたいな時間がないんです。高校生くらいから、面白いことがあったらメモに残すことが習慣づいているので、そこから抜き出す感じですかね。今回も舞台が決まった時にメモを見返して、「これええな、これとこれ足したらおもろいな」って思ったものを選んで今の自分が料理していく感覚でした。

――過去の自分からヒントを得ているような。

藤原:そうですね。例えば、ロケをしながら面白いと思ったことを後でスマホのメモに“どこどこのロケ、おじちゃん”とか箇条書きにしておくんです。そうすると「あのおじちゃん強烈やったな」って覚えていて、コントでちょっとおじちゃんのキャラを入れたいなって時のスパイスになったりするんで、そういうネタを常に蓄えてます。

全てネタというわけではないですけど、見たところストックが1026件ありますね。今ぱっと見たら“夏休みあるある”とか書いてある(笑)。スタンプラリーとかそういうちょっとした箇条書きが残っているんで、自分の脳内に近いかもしれません。


――まさにタイトル通り、今回の舞台は藤原さんの日常から作られている感じがします。

藤原:今回は“家族”をテーマにしたいと思っているので、僕の家族は実際に出てきませんが、ファンの人が「丈くんがよくラジオとか雑誌で言ってるエピソードだ」、「あの時のあれなんやろうな」って想像できるものにしたいです。もちろん(知識が)0でも楽しめますし感度は人によって違うと思いますが、とにかくファンの皆さんのためだけの舞台だと思って作ってます。

SNSやコンテンツもありますが、今回は実際に皆さんに来ていただいて、その日の公演でしか見られないものを届けたい。自分のテンションもいろいろあるやろうし同じ公演は絶対にないんで、30公演ある中で1公演1公演その日の全力を出していきたいです。僕自身もどうなるのかまだ分かりませんが、昨日のウワサではこのキャラクターが出ていたのに次の日の公演では全然違うとか、大阪と東京で変わるとか、毎日特別な思いでやりたいです。

――ファンの皆さんのリアクションを受けて、内容を変える可能性もありそうですか。

藤原:そうですね。舞台ならではの距離感もあるので、いじれるもんならファンの皆さんをめっちゃいじったろうとも思ってます(笑)。なので、いじられたくない人は腕で×マークを作っておいてください(笑)。

■藤原丈一郎にしかできない舞台を

――藤原さんの本領を発揮した舞台になりそうですね。

藤原:全力投球で自分のやりたいことができるっていうのがすごく楽しみですね。多方面でいろんなことにチャレンジするところが自分なりのエンタメだと思っているので、野球という予告ネタを入れつつ、見に来てくれる皆さんの想像を超えられるようなネタで自分の色を出していきたいです。

村上くんの『If or…』を超えるとかじゃなくて、藤原丈一郎にしかできない舞台をやりたい。この舞台を違う人がやっても成立しないよねって思ってもらえるようなものにしたいです。

――藤原さんが一人舞台をやると発表された時に、村上さんの次にやるってなったら藤原さんだよねと違和感なく納得したところもあったのですが…。

藤原:そう言っていただけることが多くて、SUPER EIGHTのスタッフさんにも「いずれかはやると思っていた」と言われました。実は、『青木さん家の奥さん』をやっていた時に「丈がプロデュースした舞台を見たい」と言われたこともあって。その時は「いや、まだ僕も演者として出る側でいたいです」と言ってたんです。でも、デビューしてからチャレンジ精神がすごく芽生えてきたというか、自分の中で毎年いろんなことに挑戦したい思いがあったので、この30歳というタイミングをスタートに、舞台とかいろいろなチャレンジをしていきたいと思ってます。

――2月4日までは、なにわ男子のドームライブがあります。そこから舞台までわずか4日間しかありませんが、不安などはありませんか?

藤原:今から2ヵ月後に舞台の本番があって、その間になにわ男子のドームライブもあるので考えることは多いですが、やっぱり楽しみですね。2025年は映像関係のお仕事も多くて、気づけば6月以外は何かしら撮影をしていたんです。でも、頭がパンクすることもなかったので、ライブと舞台もこれと似たような感じで今のところできていますね。

――切り替えの秘訣(ひけつ)みたいなものがある?

藤原:秘訣を考えていないことが秘訣かもしれません。今秘訣を考え出したら、「自分どうしてんねやろ」ってなって逆にてんやわんやになっちゃいそうなんで…ただ目の前のことをやるっていうのが1番の秘訣かもしれないです。

(取材・文:杉崎絵奈 写真:米玉利朋子[G.P.FLAG inc])

『じょうのにちじょう』は、大阪・東京建物 Brillia HALL 箕面 大ホールにて2月8日~2月10日、東京・東京グローブ座にて2月23日~3月15日上演。

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