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「人の不幸をネタにするな」夜逃げ屋スタッフから漫画化に猛反対。現場で浮きまくる作者の肩身が狭い【作者に聞く】

  • 2026.2.9
依頼者に勝手にお金を貸した件は焼肉を奢るということで叱責を免れたが、宮野のことを快く思わないスタッフがいるようで… 画像提供:宮野シンイチさん
依頼者に勝手にお金を貸した件は焼肉を奢るということで叱責を免れたが、宮野のことを快く思わないスタッフがいるようで… 画像提供:宮野シンイチさん

子供の頃から漫画が好きで、ユーモアあふれる作風を描き続けてきた宮野シンイチさん(@Chameleon_0219)。Twitterで公開されている「夜逃げ屋日記」は、DV被害などに遭う依頼者を夜逃げさせた実体験をもとに描かれ、SNSで大きな反響を呼んできた。今回は第16話を取り上げるとともに、作中で語られた“宮野を毛嫌いするスタッフ”の存在について話を聞いた。

夜の東京で明かされる、夜逃げ屋の“事情”

01 画像提供:宮野シンイチさん
01 画像提供:宮野シンイチさん
02 画像提供:宮野シンイチさん
02 画像提供:宮野シンイチさん
03 画像提供:宮野シンイチさん
03 画像提供:宮野シンイチさん

夜の東京を歩くデンゾウさんと宮野。道すがら語られるデンゾウさんの過去を聞き、宮野は思う。夜逃げ屋で働く人たちは、皆それなりの事情を背負っているのだと。強面のスタッフ・ゴリさんの話題になっても、デンゾウさんは「僕の口からは教えられない」と多くを語らない。ただ一つ言えるのは、夜逃げ屋には他にもスタッフがいて、ここで働く人間は誰しも“訳アリ”だということだ。

夜逃げ屋は結局、訳アリな人々の溜まり場だった

「ここで働く人間は、みんな何かしらの事情を抱えている。君はその一人ひとりと、この仕事を通じて出会うことになるはずや」。デンゾウさんの言葉は、夜逃げ屋という職場が単なる裏稼業ではなく、人と人が交差する場所であることを示している。

さらに話題は、宮野を毛嫌いしているというスタッフの存在へと移る。裏稼業を娯楽漫画として世に出す行為に猛反対する声があるというのだ。制作にはスタッフ全員の同意が不可欠だという現実。宮野自身が、その声をどう変えていくのかが問われていく。

叱責の予感、覚悟、しかし結果は「みんなで◯◯へ」

社長のもとへ向かう二人。以前、宮野が依頼者にお金を貸した件は、すでに社長の耳に入っていた。怒られる――そう覚悟する宮野に、デンゾウさんは「とりあえず、僕も横で一緒に頭下げたる」と寄り添う。しかし、待っていたのは叱責ではなかった。代わりに決まったのは、宮野が社長とスタッフに焼肉を奢るという展開だ。

戸惑いつつも、肉を豪快に頬張る宮野。その最中、社長のもとに一本の電話が入る。夜逃げの依頼をしたいという男性からの連絡で、しかも漫画家志望の宮野に会いたいという。新たな人物の登場を予感させる、静かな引きだった。

毛嫌いされていると知った時

現在も夜逃げ屋のスタッフとして働く宮野シンイチさん。デンゾウさんから「毛嫌いしているスタッフがいる」と聞かされた当時の心境については、「正直、『絶対に会いたくないな』と思いました」と率直に語る。ただし、その人物は今後「夜逃げ屋日記」を続けていくうえで欠かせない存在であり、必ず作中に登場するという。夜逃げ屋という特殊な現場で交錯する人間関係は、これからさらに深みを増していく。

取材協力:宮野シンイチ(@Chameleon_0219)

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