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約2人に1人が「食料品減税でも節約」。でも、よりよい食材選びへの期待も

  • 2026.2.9

Nadiaにて運営している料理メディア「Nadia(ナディア)」はこのほど、食費の実態と食料品減税に関する意識調査を行いました。

■約半数が月額5,000円〜2万円の食費増を実感

近年の食料品値上げについて、「非常に感じる(87.7%)」および「やや感じる(11.3%)」と回答した人は合計で99.0%に達し、ほぼ全ての消費者が物価高騰の影響を深刻に捉えていることが浮き彫りとなりました。

数年前(値上げラッシュ前)の家計と比較した「1ヶ月の食費増加額」については、「5,000円〜1万円(25.0%)」「1万円〜2万円(22.8%)」の増加を感じている層が約半数を占めています。

多くの世帯において、月額1万円前後、年間では12万円前後の支出増が日常の食卓に重くのしかかっている実態が明らかになりました。

■「鶏むね肉」の検索上昇と、食卓から遠のく「牛肉」

食料品の価格高騰は、料理メディア「Nadia」の検索(※)トレンドにも現れています。コスパ肉の代名詞である「鶏むね肉」と、高価格帯の「牛肉」の検索ボリュームを比較したところ、以下のような対照的な結果となりました。

【検索頻度推移(2023年を100%とした場合)】 ・鶏むね肉(コスパ食材の代表格) 2023年:100.0% → 2025年:114.0%(▲14.0%上昇) ・牛肉(高価格帯食材) 2023年:100.0% → 2025年:80.8%(▼19.2%減少)

この数値からは、値上げラッシュの中で「本当は牛肉を使いたいけれど、今はコスパに優れた鶏むね肉で工夫して乗り切ろう」という心理が伺えます。 (※)Nadiaアプリ内における検索データ

■「減税されても節約を続ける」半数超えの一方で、高まる食への投資意欲

もし食料品減税が実現した場合、食生活において変えたいことがあるかという問いに対し、最も多かった回答は「特に変えるつもりはない、節約する(53.1%)」でした。

食品に限らず光熱費等の生活コスト全般が上昇する中で、減税によって手元に残るお金を消費に回すのではなく、「少しでも出費を抑えたい」という意思が見て取れます。

その一方で、「食材のランクを上げたい(22.5%)」「品数を増やす(20.4%)」という前向きな回答も。ここには「少しでも余裕が生まれるのなら、我慢していた牛肉やお刺身を楽しみたい」という、ささやかでポジティブな心理が見て取れます。

物価上昇により「本当は国産がいいけれど」「お刺身は特別な日だけ」と、無意識に選択肢を狭めてきた消費者にとって、減税は食に対する「納得感のある選択」を取り戻す重要なきっかけとして期待されています。

■減税されたら選びたいのは、良い「肉・魚」。我慢の選択から「満足の選択」へ

減税されたら積極的に買いたい食料品のランキングでは、1位「肉類」、2位「魚介類」が上位を占めました。

昨今の物価高騰を受け、安さやコスパが食材を選ぶ基準となっていたところを、「たまには牛肉を」「家族で遠慮なくお刺身を囲みたい」といった、「選びたかったけれど、選べなかったもの」を再び手に取れるようになることが期待されています。

■調査概要

調査期間および回答者数:2026年1月23日~1月29日 Nadiaユーザー1046人が回答 調査機関:自社調査 調査対象:Nadia( https://oceans-nadia.com/ )に登録しているユーザー 調査方法:メールマガジンにてアンケート回答を募集

(エボル)

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