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きょうだいがいると同時に寝かしつけるのは無理?多くの家庭がぶつかる壁とは

  • 2026.2.9

「下の子が生まれてから寝かしつけが大変!」「下の子が泣くと上の子が起きちゃって…」「部屋を分けた方がいいのかな」子育てをしていると、こんな会話を耳にすることは少なくありません。むしろ、とても“あるある”なお悩みだと思います。特に兄弟姉妹がいるご家庭では、「同時に寝かしつけができない」という問題は、多くのママがぶつかる壁のひとつです。こんにちは。子どもの早寝アドバイザー、19時消灯ママれーこです。今回は、早寝の相談と共によくいただく、きょうだいの寝かしつけについて、私の家庭のことはもちろん、たくさんの方々にアドバイスしてきた経験を踏まえて考え方のコツをお伝えします。

「やっと寝そう…」の瞬間に起きる寝かしつけループ

上の子がやっと寝そうになったと思ったら、下の子が泣き出す。下の子を落ち着かせて戻ってきたら、今度は上の子が覚醒している。頑張って巻いても、気づけばいつも同じ時間になっている。みなさんはそんな経験ありませんか?「今日も頑張ったのに…」そう思いながら、どこかモヤモヤした気持ちになる。実はこの感覚、三姉妹を2歳半差で育ててきた私自身も何度も経験してきました。だからこそ、「部屋を分けた方がいいのかな」「担当を分けた方がいいのかな」と考える気持ちは、とてもよく分かります。実際に、そうした工夫でうまくいくご家庭もありますし、それが間違いというわけではありません。ただ、ここで一つ、少しだけ視点を変えて考えてみてほしいことがあります。それは、「同時寝かしつけができない原因は、本当にきょうだいの存在なのか?」という点です。

子どもは『リズム』で眠っている!!

多くの場合、ママたちが悩むのは「泣き声」「きょうだいが邪魔をする」「寝る場所が整っていない」「大人の手が足りない」といった“目の前の状況”です。もちろん睡眠環境は大切。部屋の明るさ、温度、静かさなどは、眠りやすさに影響します。でも、実はそれと同時に大きな影響を持つのが、『眠りのリズム』です。子どもの体には、本来「この時間になると眠くなる」という仕組みが備わっています。このリズムが整っていると、多少周りで音がしても、多少環境が変わっても、自然と眠れるようになっていきます。逆に、このリズムが崩れていると、どれだけ静かな環境を整えても、寝つきが悪くなったり、ちょっとした刺激で覚醒してしまったりします。

なぜ保育園ではみんな一緒に眠れるのか

ここで、ぜひ思い出してほしいのが保育園のお昼寝です。保育園では、同じ空間に何十人もの子どもたちがいます。誰かが少し動いたり、咳をしたり、寝言を言ったりすることも珍しくないでしょう。それでも、多くの子どもたちが同じ時間にスーッと眠りに入ります。これは「特別な寝室」だからではありません。もちろん、先生方がプロであることは間違い無いですが、神業的に寝かしつけているわけでもありません。理由はシンプルで、毎日の生活リズムが一定だからです。・起きる時間(保育園に間に合うように起床)・活動する時間(午前中はお散歩などが多い)・食事の時間(12時前後には給食開始)・眠る時間(給食の後必ず)これらがほぼ同じ流れで繰り返されることで、子どもたちの体が「今は寝る時間だ」と自然に理解するようになります。つまり、みんなで一斉に眠れるのは、奇跡でも才能でもなく、リズムの力なのです。

家庭でもリズムは整えられる

「でも、家庭は保育園みたいにいかないよ」そう感じる方も多いと思います。私も、以前はまったく同じように思っていました。きょうだいがいると、それぞれのペースが違います。上の子はまだ遊びたい。下の子はもう眠い。生活もバラバラになりがちです。けれど、家族全体のリズムを整えていくと、不思議なほど子どもたちは同じタイミングで眠くなるようになります。「誰かが泣いたら全員起きる」という状態から、「多少のことでは起きない」状態へ。そして最終的には、「自然とみんなが寝るモードに入る」状態へ。ここまで変化していくケースを、私はたくさん見てきましたし、我が家でも経験してきました。同時寝かしつけを難しく感じるとき、多くのご家庭が「寝る直前の工夫」に意識を向けます。・部屋を分ける・順番に寝かせる・誰が担当するか決めるもちろん、これらも大切な調整です。ただ、本当に大きく結果を左右するのは、「寝るまでの過ごし方」です。

家庭で続けられる生活リズムの整え方とは

もし今、同時寝かしつけに悩んでいるなら。ぜひ一度、「どう寝かせるか」ではなく、「どんな1日を過ごしているか」に目を向けてみてください。では、リズムを作るにはどうしたらよいのか……。次の記事でその具体策についてお話ししたいと思います。次の記事まで待てない! という方は、拙著『育児の悩みスッキリ解決!子どもの早寝メソッド』の中で、家庭で実践しやすい生活リズムの整え方を詳しくご紹介していますので、ぜひ読んでみてくださいね!忙しい毎日でも無理なく続けられるポイントなど、「理想論」ではなく、実際の家庭で続けられる方法を中心にまとめました。早寝は、特別な家庭だけができるものではありません。毎日の生活の積み重ねの中で、どのご家庭でも少しずつ整えていくことができます。寝かしつけに悩み、試行錯誤しているママやパパにとって、この本が「もう少し頑張ってみよう」と思えるヒントになれば嬉しいです。家族みんなが穏やかな夜を過ごせることを、心から願っています。

【Profile】れーこ(@reikojitan)

 (1675490)

小6、小3、小1の3姉妹の母。小学校教諭から専業主婦を経て、現在フリーランス。「 子どもの睡眠時間」と「ママの自分時間」の確保をすることで「子どももママも毎日ご機嫌」が叶うのではないか?と考え、3年前から19時消灯を実践。19時消灯のための時短術、小学校入学前後の情報、早寝早起きをすることのメリットをInstagram(@reikojitan)で発信中。これまでのノウハウを1冊にまとめた書籍「育児の悩みスッキリ解決 子どもの早寝メソッド」を講談社より好評発売中!

Instagram:れーこ(@reikojitan)

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