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【ゆりやんレトリィバァ×南沙良】「美容をちゃんとしていると全員に優しくなれる」映画『禍禍女』特別対談<後編>

  • 2026.2.9

前編はこちら → 【ゆりやんレトリィバァ×南沙良】映画『禍禍女』が生まれるまで──「これは恋愛じゃなくて、“執着の感情”やったって気付いたんです」<前編>

「今、執着を手放す訓練中です」「視野を広げるって大切ですよね」

──映画『禍禍女』はまさに、恋愛の執着から生まれてきているストーリーかと思いますが、恋愛に限らず、執着や依存を感じたとき、どうやって立て直しますか?

ゆりやんレトリィバァ(以下、ゆりやん)「ゆりやんレトリィバァ(以下、ゆりやん)「私は恋愛に執着しがちなんですけど、今、絶賛訓練中です。好きな人が自分から離れていくと思ったり、好きすぎて自分のことが手につかないことがあると思うんですけど、“もともと、自分以外は自分のものじゃない”って気付いてしまったんですよ。付き合う、付き合わない関係なく、この世のものって、自分以外は自分のものじゃない。それを手に入れようとするからこんなに苦しくなるんやなって」

ゆりやん「VOCEで連載もされている神崎メリさんの本とかもたくさん読みまくって、執着を手放す訓練しているんですけど(笑)【▶神崎メリさんの連載はこちら】、それに気づいてからは、相手じゃなくて自分を満たすことに集中しようと思いました」

南沙良(以下、南)「自分を満たすことって大事ですよね。どんなことをしているんですか?」

ゆりやん「ダンスを習い始めました。“今日、好きな人に会えるかもしれない”って思いそうになったらダンスの予約を入れて(笑)。執着の数だけ、ダンスがうまくなれるんで」

ゆりやん「あとは、もし好きな人に連絡をしたくなったら、好きな人に送りたい動画を撮るとめっちゃ楽になります。『めっちゃ大好き!!!』みたいに。もちろん、送らないですよ。送る前提で撮るだけで、溢れる思いが少しおさまります」

「新しい方法ですね!(笑)」

──(笑)。南さんはどうですか?

「私はもともと趣味が多い方なんですが、自分の趣味を広げて自分を満たしてあげますね。もし何かに執着しそうになったら、なるべく色んな人に会ってたくさん話すようにしたり。小さい世界や考えの中にいると、やっぱりそこしか見えないから執着してしまう部分はあると思うんですけど、外の世界は広いんだぞっていうことがわかることで視野が広がるから」

「美容で気分を高めることで、自分にも人にも優しくなれる」

──お二人にとって、美容が気持ちを立て直すきっかけになることはありますか?

ゆりやん「ありますね。やっぱり朝晩シートマスクでしっかり肌が保湿されていないと気分ダメになるんです」

「わかります。私はコスメが好きなんですけど、特にチークが大好きで。パッケージが可愛いものも多いから、持っているだけで気分が上がります。新作が出たらすぐ買っちゃうんですよね。ありとあらゆる色が好きだから、多分100個以上ある……。最近はオレンジベージュのチークを買っちゃいました」

ゆりやん「めっちゃ好きですね。あとは、自分に対してテキトーやとまわりに対してもテキトーな扱いになってしまう気がする。美容をちゃんとしていると全員に優しくなれるというか」

「確かに、自分の状態をよくすることがモチベーションに繋がりますよね。それこそ、肌や爪がきれいかとか、もっとまつ毛を伸ばしたいとか、日々生活する上での大切な向上心だと思います」

──お二人が、日々美容のために欠かさずやっていることがあれば教えてください。

ゆりやん「やっぱり、毎日トレーニングにはいきますね。運動はやればやるほど結果が出るので、やらへん理由がないというか。未来につながるしんどさやから、全然余裕で続けられます」

「私は定期的に皮膚科に行って肌の状態を整えることと、あとは野菜が好きなので、自炊をして毎日摂るようにしています。内側から整えることも大事だと思うので」

ゆりやん「……(笑)」

「なんで笑っているんですか?(笑)」

ゆりやん「いや、さっき別の取材で、野菜の話をした後に『最近は何を作ったんですか?』って聞かれて『小籠包』って答えていたなぁと思って。野菜関係ないですよねって。面白かったの思い出した」

「(笑)。野菜を使った得意料理は、ラタトュイユです!(笑)」

──(笑)。タイトルの「禍禍女」にかけて、お互いを「○○女」で紹介するとしたら、何が当てはまりますか?

ゆりやん「沙良ちゃんはね、“ちびうさ女”。セーラームーンに出てくるちびうさみたいに、ちっちゃくて可愛らしいのに、ちゃんと芯があってしっかりしてる感じ。禍禍女で、我々の想いを乗せて早苗という役を見事に演じてくれて、まさに化身というか(笑)。ちびうさもセーラームーンにとっての化身みたいなものじゃないですか。だから、ちびうさ女ですね」

「ゆりやんさんは、健康女。毎日トレーニングをしているし食べ物にも気をつけていて、栄養もちゃんと摂っていらっしゃるじゃないですか。もう2年前ぐらいから続けられていると聞いたので、すごく尊敬します」

──ありがとうございます。最後に、VOCE読者のみなさんに向けて、映画『禍禍女』をどんなふうに受け取ってほしいか、メッセージをお願いします!

ゆりやん「恋愛に執着してしんどくなっている人って、めちゃくちゃ多いと思うんですよ。私もそのひとりやったんですけど。でもこの映画に、私の中にあった執着とか禍々しい感情を全部詰め込んだら、結果的に執着が取れたんです。観てくれた方の中にも“なんかスッキリしました”って言ってくれる人がいて。だから、恋愛でしんどくなっている人や苦しくなっている人に、ぜひ観てほしいなと思います」

「本当にいろいろな感情になれる作品なんですけど、完成した作品を観て思ったのが、“好き”っていう感情ってやっぱりいいなということでした。この映画を観て、また恋愛してみたいなって思ったり、自分の気持ちを少し客観的に見られるきっかけになったらうれしいです」

PROFILE

ゆりやんレトリィバァ

1990年11月1日生まれ、奈良県出身。関西大学文学部卒業。大学在学中の2012年に吉本興業NSCに35期生として入学。『NSC大ライブ2013』で優勝し首席で卒業する。2017年、女芸人No.1決定戦『THE W』第1回大会で優勝。2019年にはアメリカのオーディション番組『アメリカズ・ゴット・タレント』で大きな注目を集める。2021年、R-1グランプリ優勝。Netflixドラマ『極悪女王』で主演を務めるなど、女優としても活躍の場を広げ、トレーニングウェア「YURYUR(ユーユー)」のディレクションなど幅広く活躍中。2024年に活動拠点をアメリカに移す。

南沙良(みなみ・さら)

2002年6月11日生まれ、2014年にモデルデビュー。2017年、映画『幼な子われらに生まれ』で女優活動を始める。2018年、映画『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』で映画初主演。今作で第43回報知映画賞新人賞、第61回ブルーリボン賞新人賞などを受賞。大河ドラマ『鎌倉殿の13人』(’24)、『光る君へ』(’24)にも出演するなど、実力派女優として活躍中。今年に入り、『万事快調〈オール・グリーンズ〉』(’26)では主演を務め、香港映画『殺手#4』(キラー・ナンバー4)は今春、『マジカル・シークレット・ツアー』は6月19日に、それぞれ全国公開待機中。

映画『禍禍女』

映画『渦渦女』
映画『渦渦女』

お笑い芸人のゆりやんレトリィバァが初監督を務める恋愛ホラー作品。「好きになられたら終わりーー」。淡い恋の痛みから始まった狂気が渦巻く復讐劇で、自身の恋愛体験を題材に女の愛と執着を描いている。

2月6日(金)より全国公開中

南沙良
前田旺志郎 アオイヤマダ 高石あかり 九条ジョー 鈴木 福
前原瑞椡 平田敦子 平原テツ
斎藤工 田中麗奈

VOCE 各SNSではゆりやん監督×南さんの撮影ビハインドムービーやコメントムービーをアップしますので、ぜひ併せてチェックしてみてください!

前編はこちら → 【ゆりやんレトリィバァ×南沙良】映画『禍禍女』が生まれるまで──「これは恋愛じゃなくて、“執着の感情”やったって気付いたんです」<前編>

撮影/岡田健 構成・取材・文/高橋夏実(Spacy72)

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