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タイガーウッズのクラブが見れる!選手以外入れないクラブハウスを特別取材

  • 2026.2.9

PGAツアーが今年も開幕し、毎週熱戦が繰り広げられている。4月のマスターズに向けてピークを合わせていくトップ選手が多いなか、3月の「プレーヤーズ選手権」も忘れてはいけない。会場はフロリダ州ポンテベドラビーチにあるTPCソーグラスで、17番の浮き芝グリーンがあまりにも有名だ。

名場面から歴代優勝者のクラブまで“超豪華”なクラブハウス

TPCソーグラスのクラブハウスは2007年に改築されて現在の形になっているが、筆者がこのクラブハウスの中に入ることはあまりない。「マスターズ」の開催地オーガスタナショナルGCのように閉鎖的ではないものの、毎年プレーヤーズ選手権の大会期間中は、クラブハウスへは選手とその関係者以外の立ち入りを厳重に禁止している。なので、毎年プレーヤーズ選手権に取材に行く筆者にとっては“閉鎖的”なクラブハウスとなっているのだ。

ところが昨年、意外な場面でクラブハウスに立ち入ることができた。金子駆太や石川遼、杉浦悠太が出場したPGAツアーのQTは、12月にTPCソーグラスのコースであるダイズバレーコースで開かれた。毎年プレーヤーズ選手権が行われるのは、TPCソーグラスのスタジアムコース。TPCソーグラスには、スタジアムコースとダイズバレーコースの2コース(36ホール)あるのだ。

QT終了時、クラブハウスの隣にあるメディセンターのある建物から、ふらっとクラブハウスを覗いてみると、難なくクラブハウスに入ることができた。プロショップもあり、買い物もできる。そこで、レストランやロッカールーム以外の立ち入り可能な場所を見学させてもらうことにした。

一番驚いたのはクラブハウスのエントランスロビーの壁。過去のプレーヤーズ選手の名場面を描いた巨大な絵画が飾られている。バート・フォーブスという画家の作品だ。壁いっぱいの巨大な絵画が、クラブハウスを彩る壁紙として機能し、落ち着いた佇まいを醸し出しつつも、絵から大会期間中の賑わいが聞こえてくるような不思議な雰囲気の空気感を作っている。

壁際に飾られているシューズは、昨年の大会で優勝したマキロイの寄贈品。

そのほかにも、毎大会後に優勝者から寄贈されるクラブが展示されているのも面白い。タイガーやシェフラー、ニクラスのクラブもある。

浮島の17番ホールが造成された際のモノクロ写真も興味深い。18番ホールが造成中だった時の写真と合わせて見てみると、歴史を感じる。

また一方の壁には、過去の各優勝者のイラストもある。2023年と24年に連続で優勝したスコッティー・シェフラーの似顔絵は、2年目が髭面になっている変化が見れて面白かった。大会を振り返る一言解説もあり、見ているだけで時間を忘れてしまいそうになる。

このように、TPCソーグラスの内部は、PGAツアーの博物館のような雰囲気だ。もし次に機会があれば、もっとじっくりと見学したい。

フォトグラファー 田辺安啓 (通称JJ)
●たなべ・やすひろ/1972年生まれ、福井県出身。ニューヨーク在住。ウェストバージニア大学卒業後、ゴルフコース、テレビ局勤務を経験し、ゴルフを専門とするフォトグラファーに転身。ツアーのみならず、コースやゴルフ業界全般に関わる取材も行なっている。

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