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暖かさをキープできる室内環境の整え方乾燥も撃退!加湿器は部屋のどこに置くのが正解?

  • 2026.2.9

冬場の室内環境は健康や免疫にも影響を及ぼし、室温18℃未満は健康リスクが高まるとWHOも発表しているほど。
低温で湿度が下がるとウイルスなども増殖しやすくなります。暖房効率をアップするちょっとした工夫と、役立つ家電やグッズで寒さと乾燥を撃退しましょう。

教えてくれたのは……
消費生活アドバイザー
和田由貴さん
家電製品アドバイザー、食生活アドバイザーなど、暮らしや家事の専門家として多方面で活躍。環境問題にも精通する。快適と節約を両立した、スマートな節約方法を提案。

エアコンの設定温度は目安。 温湿度計で必ずチェックを

冬場、暖房の主力として活躍するのがエアコン。ちょうどいい設定温度は?

「環境省が推奨している冬の室温の目安は20℃。それは、エアコンの設定温度ではなく室温なので注意して」と和田由貴さん。
また、快適な湿度は40~60%とされ、湿度が下がると感染症のリスクが上がります。
冬場の外気の湿度は20%ほどのこともあり、エアコンを使うとさらに乾燥するので、加湿器の使用はほぼ必須。温湿度計は、部屋の中央付近、腰から目線の間の高さが正しく測れるので、正確に把握して。

また、室温をキープするには、熱を外に逃がさないことが大切。

「特に冬場、室内の熱の60%は窓から逃げるといわれます。厚手、かつ長めのカーテンをかけたり、断熱用のパネルなどで冷気をカットする対策を」。

家電の置き場所などによっても部屋の快適さは変わります。
早速チェックして、体によい室内環境をつくりましょう。

下のイラストには快適な室内としてNGの部分が7か所あります。 さて、どこでしょう?

答え

1. 設定温度ではなく、室温は20℃が理想
2. 温湿度計を窓際に置くのは×
3. 加湿器は部屋の中央に
4. サーキュレーターは窓に向けない
5. カーテンは床に着くぐらいに
6. 冬は室外機の日よけを外す
7. ラグなどの下には断熱材シートを

間違いやすいのはここ! 室内の正しい暖めかた

せっかく置いた冬家電も、使い方を間違えると効果が半減⁉
まずは室内環境と家電の置き方をチェックして、効率よく部屋の中を暖めましょう。

1. 室温は20℃が理想。最低18℃以上でないと健康に害も

室内でも厚着していれば暖かいからそれでいい、というのは実はNG。
吸い込む空気が18℃を下回ると心疾患や呼吸器疾患など、健康に悪影響が出るリスクがあるため、WHOでは室温18℃以上を推奨しています。
心地よく、かつ省エネになる温度として環境省が推奨している室温は約20℃。これは、長袖にカーディガンを羽織るくらいでちょうどいい温度なので目安にして。
足もとだけなど部分的に温めるのではなく、「室温」に着目を。

2.冬のエアコン使用時は「加湿器はマスト」と心得て

特に太平洋側は、冬場の外気の湿度は20%くらい。温度が上がると空気中の水分が空気に含まれ、相対的に湿度が下がるため、暖かな室内はカラカラ。
「エアコンを使うなら、加湿器は必須と思ってください」。
加湿器は、湿度が安定し広い部屋向きの気化式、室温を下げないスチーム式、デスクやベッドまわりなど狭い範囲向きの超音波式などがあるので、場所に合わせて上手に選んで。

3. 加湿器を窓際に置くのは×。部屋の中央に置くのが理想

加湿器は置き場所にも注意が必要。部屋のまんなかで高い位置に置くとうるおった空気が部屋中に広がりやすくベターです。
避けたいのは窓際やエアコンの風が直接当たる場所で、湿度センサーが冷気や温風の影響を受けて加湿量が変わったり、窓が結露しやすくなります。

4. サーキュレーターは窓に向けると逆効果!

暖かい空気は上にたまるので、冬はエアコンの羽根は下向きに。
さらに、サーキュレーターを真上や、やや上向きに向けて、暖かい空気が下に流れるようにします。
「NGなのは、サーキュレーターを窓に向けて回すこと。暖かい空気が窓辺冷気で冷やされてしまうので逆効果です」

5.カーテンや「窓対策」で部屋の暖かさはかなり変わる

窓からの冷気は室温が下がる大きな原因。二重窓や窓に断熱フィルムを貼ると効果大ですが、「カーテンフックにアジャスターが付いていれば調整を。床とカーテンの間にすき間ができないようにするだけでも違います。熱伝導率が高いアルミサッシに断熱テープを貼るのも有効。テープは100円均一でも購入可能です」

窓際にボードを立てることで、室内に流れ込む冷気を遮断。長さははさみで調節でき、折りたたんで収納が可能。
窓際あったかボード200×60㎝¥1,999~/山善

6. 室外機にも注意。日よけがあれば冬は外して

エアコンは、室外機から外の空気を取り入れてヒートポンプで暖めるので、電気ストーブより暖房効率がよく、消費電力も抑えられます。
「ただし、外気との温度差が大きいほど、使用する電力は大きくなります。冷房時は室外機に日よけをするのが◎ですが、冬は外して日光に当て、暖かい空気が入るようにしましょう」

7. 電気カーペットやラグの下に断熱材シートを敷いて効果アップ!

冬場につらいのが、足先の冷え。
冷たい空気は下にたまるうえ、床材は熱が伝わりにくいものが多いことが原因で足もとが寒くなります。
「ラグや電気カーペットの下に断熱シートを1枚敷くだけでも、床からの冷気がカットできるのでおすすめです」
ホームセンターなどで購入できるアルミシートがおすすめ。下に敷くと暖かく。

illrustration: Yoko Nakamura text: Ema Tanaka

大人のおしゃれ手帖2026年2月号より抜粋
※画像・文章の無断転載はご遠慮ください

この記事を書いた人

大人のおしゃれ手帖編集部

大人のおしゃれ手帖編集部

ファッション、美容、更年期対策など、50代女性の暮らしを豊かにする記事を毎日更新中! ※記事の画像・文章の無断転載はご遠慮ください

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