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「うるさいママは嫌われるぞ〜♪」叱らない育児主義の勘違い夫と生意気な息子に限界。さよなら♡家を出た5日後

  • 2026.2.8

育児は子どもが中心になる分、生活や役割分担にも変化が出てきます。ちょっとした一言や態度が引っかかったり、「それって私だけ?」と違和感を覚えたりする場面も、決して珍しくありません。
最初は小さなズレでも、話し合わないまま積み重なると、いつの間にか不満や負担が偏っていくこともあります。そして気づけば、育児が「協力」ではなく、「押しつけ合い」になってしまうことも――。
今回は、そんな育児の中で生まれた違和感が、関係を大きく揺らしていった2つのエピソードをご紹介します。いずれも、最初は小さな違和感だったものが、積み重なった先で大きな摩擦へと発展し……。

叱らない育児を誤解した夫と息子の悪態に限界!家を出ると

私は40代の主婦です。小学3年生の息子と夫の3人暮らしです。息子は元気いっぱいで、好奇心旺盛。悪いことをしたときは、きちんと叱るようにしてきました。物事の良し悪しを教えるのは親の仕事。「叱ることも愛情のうち」――そう思いながら、家族を支えてきたつもりでした。

そんなある日、夫が得意げに言いました。「これ話題なんだって」と、一冊の育児本を差し出してきたのです。表紙には大きく【叱らない育児】の文字。

夫は、内容もろくに読まずに言いました。

「子どもはどんな時でも叱っちゃダメなんだってさ!」

夫の言葉に、私は少し違和感を覚えました。「叱らない育児」は感情的に怒鳴るのではなく、子どもの気持ちを理解して伝える――そんな“穏やかな関わり方”のことなのに。

そして叱らない育児を都合がいいように誤解した夫は、その日から息子を一切叱らなくなりました。

「うるさいママは嫌われるぞ」はぁ!?

夫が息子を叱らなくなったその日から、家の空気は少しずつ変わっていきました。
最初のうちは私の言葉にも耳を傾けていた息子が、次第に反抗的な態度を取るようになったのです。

宿題をしないまま夜中までゲーム、脱ぎっぱなしの服、食べ散らかしたお皿やアイスのゴミ――。私が注意すると、夫が割って入ります。

「うるさいママは嫌われるぞ」

その言葉に息子はニヤリと笑い、日ごとに調子に乗っていきました。
「ママ、うるさいからあっち行って!」とまで言われたとき、胸の奥が冷たくなるのを感じました。そして、我慢していた糸がついに切れました。

「もう、少し距離を置こうと思う」

私は最低限の荷物をまとめ、実家へ帰ることにしました。夫は冗談だと思っているようでしたが、私は本気でした。

「あなたも、息子も、少し現実を見た方がいいと思う」そう伝え、家を出ました。

ママのいない生活

最初の数日は、夫からも連絡がなく、正直なところ心の整理をつける時間にもなりました。けれど、実家で過ごして5日目の夜、夫から電話がありました。

「もう無理だ。息子が全然言うことを聞かないんだ。家事も何もできなくて、部屋がめちゃくちゃだ……お願いだ、すぐに帰ってきてくれ!」

続いて、泣き声が聞こえました。

「ママ、ごめんなさい! ぼく、ちゃんと宿題も片づけもするから、帰ってきて!」

息子の言葉に涙がにじみましたが、「もう少しだけ様子を見て考えるわ」とだけ伝え、電話を切りました。

家に戻ると

数日後、家に戻ると、散らかっていると言っていた部屋はきれいに片づけられていました。テーブルの上にはカレーとサラダ、そして小さなメモ。

「ママへ いつもありがとう。反省中の父と息子より」

思わず笑ってしまいました。

「ママー! おかえり!」

息子が笑顔で飛びついてきました。夫は少し気まずそうに頭をかきながら言いました。

「やってみて、初めて分かったよ。叱るって大変なんだな。本当に悪かった。これからはちゃんと叱るべきときには叱ろうと思ったよ」

夫の言葉に、思わず笑ってしまいました。

「そうだよ、分かってくれた? 叱るって“怒る”ことじゃないの。ちゃんと向き合って伝えることだと思う」

息子が少し俯いて、「ママ、ぼくね……ママがいない間、寂しかった」とつぶやきました。その言葉に、胸がじんわりと熱くなりました。

◇ ◇ ◇

家を出たあの日から、私たちは少しずつ変わりました。夫は「叱らない」の意味を学び、私は「叱ること」の伝え方を見直した。間違えながらでも、家族みんなで成長していける――今では、その不器用さこそが、私たちの“家族らしさ”だと思います。

※本記事は、実際の体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

育児の中で起きたささいな要求と配慮のズレが、日常生活の中でどう膨らんでいくのかが描かれていました。

そして次に紹介するのは、「期待」と「現実」のギャップがよりはっきり露わになったケースです。 同じ育児でも、何を優先するか、どこまで協力するか――価値観が一致しないと、暮らしのリズムは一気に崩れていってしまいます。

育児を丸投げして文句ばかりの夫→家を出てホテルで暮らした夫の末路は!?

私は双子を出産し、いよいよ明日退院を迎えます。夫には「明日のお昼過ぎに退院するから迎えに来てね」と伝えていたのですが、返ってきたのは「明日だった?」という拍子抜けする返事でした。念のため確認してみると、夫は明後日から1週間の休みを取っていたようで、明日の迎えは難しいとのこと。双子の赤ちゃんと荷物の多さを考えると不安になりましたが、「無理だからタクシーで帰ってきて」と言われてしまい……。

産後の生活に不安が…夫に話したところ

退院後に必要な準備も気がかりで、「ベビーベッドは組み立ててくれた?」と尋ねると、夫は「明日やろうと思ってた」「今日は掃除で忙しい」と答えました。どうやら私が入院してから、部屋の掃除も洗濯もしていないようで、冗談めかして笑う夫に、私は「笑いごとじゃない」と苦笑するしかありませんでした。結局、「掃除を優先するからベビーベッドは期待しないで。たぶん無理」と言われてしまいました。

私が里帰りしなかったのは、「一緒に育児をする」という夫の言葉を信じたからだと、改めて気持ちを伝えました。けれど夫は「日にちを間違えただけで、育児をしないとは言っていない」と不満そうな様子。さらに、「昔の人はベビーベッドなんてなくても育ててきたんだから、なくても平気」と突き放すような言い方をしてきました。私はそれ以上言葉を重ねる気力がなくなり、「もういいです。掃除だけお願いします」と伝えるのが精一杯でした。

昼食を買いに出た夫が戻らない…電話すると

退院して1週間後、私はお昼ごはんを買いに出た夫がなかなか戻らないことに気づき、電話をかけました。すると「寝てた」とひと言。双子の育児で寝不足だからと、ネットカフェで眠っていたのだそうです。私の食事について尋ねると「忘れてたから、適当にデリバリーを」と軽く言われ、ここ1週間ほとんどデリバリーで済ませていることへの不安や、貯金を無駄に減らしたくない気持ちを伝えても、「独身時代の貯金をこういうときに使わないでどうする」と受け流されました。帰宅の予定を尋ねると「まだ寝足りないから夜になる」と言われ、明日から私がワンオペで双子をみる現実に胸がざわつきました。

この1週間を振り返ると、夫は「子どもから目を離さないのも仕事」と言い、泣いたら私を起こしに来るばかり。おむつ替えも育児用ミルクも、ほとんどが私の担当でした。沐浴はしてくれましたが、それ以外は「見ているだけ」。家事もほとんどしていません。私がその気持ちを正直に伝えると、「こんな文句を言われるなら休みなんて取らなきゃよかった」「誰のために1週間も家にいてやったと思ってる」と、逆に感謝がたりないと責められ、私は言葉に詰まりました。

私は「双子は私たちの子どもです」と当たり前のことを伝えましたが、夫は「俺はつい最近父親になったばかりで、急に完璧は無理だ」と主張します。私は完璧を求めているのではなく、せめて家事だけでもお願いしたいと思っていました。ところが、「なんで働いている俺が家事まで? お前は俺に仕事も育児も家事もさせるのか」と返され、出産が命がけだったこと、睡眠が細切れで体調が戻らないことを説明しても、「それが母親ってもの」と軽く扱われてしまいました。そして「明日から仕事なんだから休ませろ」と言い、電話が切れました。

深夜、玄関の物音で目を覚ますと…夫が!?

出産から1カ月たった深夜1時、私は玄関の物音に気づいて目を覚ましました。すると、夫が荷物を抱えて出ていこうとしていたのです。私が「どこへ行くの?」と尋ねると、彼は開口一番「まずはごめんなさいじゃないの?」と言い、続けて「子どもの泣き声がうるさすぎる。母親なら泣き止ませろよ! 当分はホテルで暮らすから、宿泊費はお前が出せ」と言い放ちました。「お前のせいで俺の生活リズムが狂ってる」とまで言われ、胸の奥が冷たくなるのを感じました。

私は静かに「わかりました。それなら……二度と帰ってこなくていいです」と伝えました。驚いた様子の夫に、家に戻ってからずっと考えていたことを口にしました。このままでは私が倒れてしまう、と。私は一日中家にいるとはいえ、双子の世話と家事で生活リズムはめちゃくちゃです。睡眠は細切れで、まとまって眠れない日が続いています。

私はこの1カ月の現実を伝えました。平日は夫がほとんど育児をせず、土日もひとりで外出していたこと。泣き始めたら私を呼ぶだけで、おむつ替えも授乳もほとんど私の担当だったこと。すると夫は「家にいたら休まらない。仕事で疲れてるのに子どもの相手なんかできるか」と返し、結局「これからも家事や育児はしないの?」と尋ねると、「育児はできるだけやってるだろ」と言い切りました。

その瞬間、心の中で何かがはっきりしました。「やっぱりあなたは要りません。離婚しましょう」と告げると、夫は「本気か」「お前は無職だぞ。どうやって子どもを育てる」と言いました。私は「どうにでもします。私が頑張ることなので、心配はいりません」と答えました。夫は「今キレてるだけだ。離婚されたら困るのはそっちなのに」と笑いましたが、私はもう揺らぎません。「そう思っていてください。では、二度と家に帰ってこないでくださいね」と告げ、玄関の扉が閉まる音を静かに聞きました。

「離婚します」と宣言してから夫は…その後

離婚を切り出してから2週間後、夫から電話がありました。「母さんから離婚届が届いたって連絡が来た」と話します。私は「うん、あなたの実家に送っておいたよ。あなたがいる場所がわからなかったから」と伝えました。すると彼は「本気で離婚するつもりなのか」と戸惑いを見せましたが、私の答えは最初から変わりません。「本気だって言ったよね。それと、私たちは引っ越したから。マンションの解約はお願いね」と告げると、彼は「どこに? 実家に戻ったのか?」と慌てました。「うん」と返すと、「相談しろよ! なんで勝手に決めてるんだ」と責められましたが、私は落ち着いて、これまで電話に出なかったこと、離婚の話題をLINEで送っても無視していたことを指摘しました。

彼は「1人で双子を育てるなんて大変だ」と言いましたが、私は「あなたがいても結局は1人で育てることになっていたよ。あなたの世話まで増えるから、離婚したほうが私の精神衛生には良いの」と答えました。そこでようやく彼は「ホテルに1人で泊まってみて、ちょっと可哀想なことしたかなって思った。悪かったよ。謝っているんだから帰ってこい」と言いました。しかし私は「それは違う」と、はっきり伝えました。

「私は冷静に考えたうえで離婚を決めたの。今さらの“悪かった”では、私の気持ちは変わりません」。彼が「今度はちゃんと育児も家事もする、変わるから」と繰り返しても、私は妊娠中に同じような約束が破られたことを思い出しました。「あなたが離れたくないのは、面倒なことを押し付ける相手がいなくなるからでしょ。私はもう、最優先すべき子どもたちがいる。あなたの面倒を見る余裕はありません」と告げると、彼は「離婚だけはやめてくれ」と泣きつきましたが、私は首を横に振りました。

翌日、私の実家に彼が現れました。泣きながら謝る彼を前にしても、私の気持ちはもう動きませんでした。話し合いの末、1カ月後に離婚が成立し、親権は私が持つことになりました。まだ私とやり直せると思っている節もあるようですが、私にその気持ちは一切ありません。母子家庭になって新たな大変さもありますが、かわいい娘たちのためなら、どんなことでも頑張れると思えます。私も娘たちも「幸せだ」と胸を張って言える環境を、これから丁寧に整えていくつもりです。

◇ ◇ ◇

産後の女性は、体の回復と慣れない育児で心身ともに限界に近い状態にあります。そんなとき、パートナーの無理解や無関心は、その負担を何倍にも大きくしてしまいます。

「助け合い」は言葉ではなく、行動で示すもの。相手に任せきりにせず、自分にできることを見つけて動く姿勢が、信頼や家族の絆を育てていきますよね。支え合う気持ちを忘れず、夫婦で「親になる」一歩を一緒に踏み出したいですね。

※本記事は、ベビーカレンダーに寄せられた体験談をもとに作成しています。取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

いかがでしたか?

今回の2つの育児エピソードに共通していたのは、価値観の違いが最初は小さな違和感として出ていたのに、気づけば一方の負担が増え、関係に溝が生まれていたという点です。

育児は、ただ手伝えばいいという単純なものではなく、「どう分担し合うか」「何を大切にするか」という価値観のすり合わせが必要です。そのすり合わせに失敗すると、誰かが無自覚に負担を背負うことになり、関係は静かにずれていきます。“育児の価値観”は、自分のやり方だけを押しつけるものではなく、相手と話し合い、尊重し合うことで初めて機能するもの。今回は、そのことを強く突きつけるエピソードでした。


著者:ライター ベビーカレンダー編集部/ママトピ取材班

ベビーカレンダー編集部

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