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早朝&深夜便利用者を救う24時間オープン店。韓国、ひとりごはんスポットガイド。

  • 2026.2.8

2025年韓国で唯一ミシュランに三つ星認定された『ミングルス』のブランディングを手がけ、いま韓国のフード業界で大注目のキム・へジュンさんが語る、ソウルのひとりごはん事情とおすすめ店とは?

早朝&深夜便利用者を救う24時間オープン店。

コロナ禍以降、韓国でも24時間営業の店は減少。それでも、仕事終わりにそのまま空港へ向い、深夜便で渡韓したり、早朝着でそのまま観光に突入したりという弾丸旅を支えてくれる強い味方を求めている人々はたくさんいます。2006年に創業した豚の腸詰め、スンデ専門店 『シヌィジュ チャプッサルスンデ』の清潭洞店は、私が20年ほど通っている店。モドゥムスンデ(盛り合わせ)やスンデクッパが24時間いつでも食べられるなんて、まさに天国です。周辺には、芸能事務所などのエンターテインメントに携わる会社が多いことから、仕事終わりの芸能人や有名シェフがふらりと訪れる姿も見られるかも夜遅くまで働く人々のオアシス的存在と言っても過言ではないでしょう。
『カンナム チネジャン』は、韓国の定番、酔い覚ましスープ=ヘジャングクの名店。ここでは内臓たっぷりのピリ辛スープが名物。飲みすぎた翌日の二日酔いを和らげるために食べることが一般的ですが、私はこれを食べたいがためにわざわざお酒を飲むくらいの大好物!(笑) 江南駅からすぐの好立地なので、飲みの締めにも打ってつけです。人数が多いときは、ホルモン鍋のコプチャンチョンゴルもぜひ。『セグァンヤンデチャン パルサンジョム』は秘伝のタレにじっくり漬けて熟成させ、炭火で焼き上げた牛ホルモンの専門店。フランチャイズの展開ではありますが、規模を拡大しすぎず、クオリティをしっかりと維持しているブランドというのが信頼できます。特に、鉢山(パルサン)店は、金浦(キンポ)空港からも近いので、早朝&深夜便でも移動がしやすいでしょう。日本のホルモンとは少し違って、きっとこの店ではよりやわらかな食感の内臓料理や、コプチャンを楽しんでみてください。

1.シヌィジュ チャプッサルスンデ 신의주 찹쌀순대 清潭/チョンダム

出典 andpremium.jp

もち米入りのチャプッサルスンデはモチモチ食感。ボリュームたっぷりの盛り合わせが名物。持ち帰りもできる。隣にあるフグ屋さんの大きなフグの看板が目印。ソファ席もあるのでゆったりできる。

Shop Data 강남구 영동대로 725/725,Yeongdongdaero,Gangnam-gu 24時間営業 無休

2.カンナム チネジャン 강남 진해장 江南/カンナム

看板はピリ辛スープ。アクセスも良好で、ローカルの雰囲気を感じられる。さまざまなホルモンが入った辛くないネジャンタンスープは朝ごはんにも。

Shop Data 강남구 테헤란로 5길 11/11,Teheran-ro 5-gil,Gangnam-gu 月6時30分〜24時 火〜土24時間営業 日21時30分〜翌6時30分のみ休み。

3.セグァンヤンデチャン パルサンジョム 세광양대창 발산점 鉢山/パルサン

韓国の昔ながらの食堂のような雰囲気の店内で、昼から飲んでいる人も多数。ポックンパ(締めの焼きチャーハン)は必食。本店は、教大(キョデ)にある。

강서구 마곡중앙,6로 891층/1F,89,Magokjungang6-ro,Gangseo-gu24時間営業 無休
Instagram@sekwang__balsan

韓国では昔から、家族や友人と食卓を囲み、鍋をつつき合うことが食文化の中心でした。キムチなどの副菜が豊富に並ぶのも〝共食〞の習慣です。シェアがタブー視されたコロナ禍を契機に、「好きなものを、好きなときに」という流れに変化。日本のドラマ『孤独のグルメ』のブームも後押しとなり、ソウルでも「혼밥(ホンパブ)=ひとりごはん」が急増。とはいえまだ慣れていない店もあるので、入店時は「ひとりですが大丈夫ですか?=한명인데괜찮습니까?(ハンミョンインデ ケンチャンスムニッカ?)」と聞いてみて。

案内人/キム・へジュン

フードコンテンツのディレクションや飲食店のブランディングを行うほか、コラムニストとしても活躍。大のパン好きで昔のペンネームはパン妖精。Instagram@miel_jade

illustration : naohiga text : Shoko Matsumoto data : Sachiko Kumagai

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