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250ヤード近く飛ばす女子プロのスイング解説!強烈パワーフェードの打ち方とは?

  • 2026.2.8

若手の活躍が目覚ましい女子ツアーだが、今季はしばらくぶりの復活優勝者も多い!

努力を重ね、自身の“持ち味”を生かして再び栄光をつかんだスイングの強さを解説する。

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【渡邉彩香】フェースの開閉を抑えた強烈パワーフェード

250ヤード近く飛ばす女子プロのスイング解説!強烈パワーフェードの打ち方とは?
アドレス~バックスイング【Point】クラブヘッドが手元よりも高い位置にある(写真右)

アドレスでは、少しツマ先寄りに体重がかかっているように見えます。スイングプレーンがフラットになるのを避けるため、自然にこの構えになるのかもしれません。バックスイングを見るとフェースは背骨の角度と平行でスクエアですが、クラブヘッドは高い位置にある。トップポジションが高い位置にくるのが想像できます。

上半身と下半身の「捻転差」は少なく、体を丸ごと右に向けたようなバックスイング。この動きは力を出しやすいですし、体を痛めにくいのでアマチュアも参考にしたいポイントです。

250ヤード近く飛ばす女子プロのスイング解説!強烈パワーフェードの打ち方とは?
トップ~切り返し【Point】上半身と下半身がねじれすぎない(写真左)

トップでのクラブポジションは、昔の渡邉選手と比べて大きく変わりました。以前は背中の反りが強く、一見するとオーバースイングに見えていましたが、現在はそれが収まっている。ただ、顔が隠れるほど腕が上昇していることを見るに、スイングそのものを小さくしているのではなく、あくまでも体の姿勢をよくしたことによる変化でしょう。

切り返しでは下半身の踏み替えが素早く、一瞬で腰がターゲット方向へ開いていきます。肩は閉じているので、過度なアウトサイド・イン軌道にはなりません。

250ヤード近く飛ばす女子プロのスイング解説!強烈パワーフェードの打ち方とは?
ダウンスイング~インパクト【Point】フェースはすでにスクエア(写真左)

ハーフウェイダウンでフェースがスクエアになっています。ドローヒッターは、この段階でフェースがややオープン、閉じながらインパクトへ向かいます。しかし、渡邉選手はすでにスクエアなのでこれ以上は閉じない、むしろ開く方向に使っても大ケガにならないので、安心して振り抜くことができる。

インパクト直前では、右ヒジが曲がって、左腕と右腕の間にスペースができています。これはハンドファーストの形でインパクトできている証拠。「叩ける」と「つかまえすぎない」を両立したスイングです。

250ヤード近く飛ばす女子プロのスイング解説!強烈パワーフェードの打ち方とは?
フォロースルー~フィニッシュ

フォローでもなお、フェースと背骨の角度は平行で、スクエアを維持しています。胸や腰も完全にターゲット方向を向き、クラブにかかる遠心力と引っ張り合う関係がきれいにできているので、ヘッドは最大限に加速している状態。

フィニッシュでの左足のめくれ具合と上体の開き具合から、しっかり左に振り切って「絶対にフックさせない」という意図も感じさせます。自身のいいところを残しながら弱点を消したスイングだからこそ、見事な復活優勝を果たせたのでしょう。

【神ワザPoint】

250ヤード近く飛ばす女子プロのスイング解説!強烈パワーフェードの打ち方とは?
バックスイング(写真上)とダウンスイング(写真下)

フェース面の「スクエアキープ」が渡邉選手の武器。ダウンスイングでは体の回転によって腕とクラブに慣性がはたらき、フェースが開きやすい。そこを見事にスクエアにキープしているので、飛距離と方向性をどちらも向上させている。

いかがでしたか。渡邉彩香選手のスイングをぜひ参考にしてください!

渡邉彩香
●わたなべ・あやか/1993年生まれ、静岡県出身。172cm。名門・埼玉栄高校ゴルフ部出身。2012年にプロ転向後、通算6勝。2025年は「大東建託・いい部屋ネットレディス」で3年ぶりの優勝を果たす。「ミヤギテレビ杯ダンロップ女子オープン」でも2位フィニッシュと、好調を維持。大東建託所属。

解説=アッキー永井
●ながい・あきふみ(永井研史)/1987年生まれ、神奈川県出身。“アッキー”の愛称で親しまれている人気コーチ。人体解剖学や物理学の視点を取り入れたわかりやすいレッスンに定評がある。

写真=小林 司、渡辺義孝
撮影トーナメント=Vポイント×SMBC レディスゴルフトーナメント
※選手の成績やデータは10月11日現在

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