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初めての“ひとり道中”。友人に任せられず、自分で決める緊張感が →『最高の癒やし』に変わるまで

  • 2026.2.10

筆者の話です。
友人と行くのが当たり前だった旅で、思いがけず「ひとりで決める時間」を持つことに。
少しの不安から始まった旅で、これまで気づかなかった感覚に出会いました。

画像: 初めての“ひとり道中”。友人に任せられず、自分で決める緊張感が →『最高の癒やし』に変わるまで

いつもの旅

「次はどこ行く?」
旅行の計画は、いつも友人と一緒に立ててきました。
行き先を決め、移動手段を調べ、食事の候補を挙げる。
そのやり取り自体が楽しく、旅の始まりはいつも会話の延長にありました。

ひとりで進めるより、誰かと相談しながら決めるほうが安心だと思っていたのです。
そんな中、ある旅行で、お互いの仕事の都合から現地集合という形になりました。
移動や宿泊、細かな予定は、すべて私がひとりで組むことになったのです。

小さな不安

最初は、少しだけ気持ちが落ち着きませんでした。
電車の乗り換え時刻やホテルまでの道順を確認しながら「これで大丈夫かな」とスマートフォンの画面を何度も見返します。
改札を抜けるたびに、無意識にスクリーンショットを撮ってしまう自分もいました。

友人と一緒なら自然に任せていた判断を、一つひとつ自分で決めている感覚。
「もし道に迷って約束の時間に遅れたら」という不安や、全てを自分で背負うことへの緊張感が、頭の中を行き来していました。

気楽さ

ところが、実際に動いてみると、思いがけず気持ちが軽くなったのです。
少し疲れを感じたら予定を減らし、外に出る気力がなければ、そのままホテルで休む。
ロビーの椅子に座って深呼吸しただけで「今日はこれでいい」と思える瞬間がありました。

「せっかく来たのだから、どこか寄ろうか」と予定を足さなくてもいい。
自分の体調や気分を最優先にできる。
その自由さが、想像以上に心地よく感じられました。
特に、ホテルで何もせず過ごす時間は、これまで以上に贅沢に思えたのです。

選べる旅

友人との旅行の楽しさは、今も変わりません。
誰かと同じ景色を見て、同じ出来事を共有する時間には、安心感や思い出があります。

それでも、ひとりで動く旅には、また別の心地よさがありました。
そのときの自分に合った形を選べることが、旅をより豊かにしてくれる。
たまにはひとりで出かけるのも、いい気分転換になると気づいた出来事です。

【体験者:50代女性・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:Kiko.G
嫁姑問題をメインテーマにライター活動をスタート。社宅生活をしていた経験から、ママ友ネットワークが広がり、取材対象に。自らが離婚や病気を経験したことで、様々な悩みを持つ読者を元気づけたいと思い、自身の人脈や読者の声を取材し、記事として執筆。noteでは、糖尿病の体験記についても発信中。

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