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夜遅くても間に合う! かけこみ晩ごはん。韓国、ひとりごはんスポットガイド。

  • 2026.2.7

2025年韓国で唯一ミシュランに三つ星認定された『ミングルス』のブランディングを手がけ、いま韓国のフード業界で大注目のキム・へジュンさんが語る、ソウルのひとりごはん事情とおすすめ店とは?

夜遅くても間に合う! かけこみ晩ごはん。

眠らない街として知られてきたソウルも、コロナ禍以降は深夜まで営業する店がぐっと減り、貴重な存在になりました。それでも、遅くまで遊んだ日の「もう一軒!」「まだ食べたい!」に応えてくれる店は確かに残っています。旅行中、移動続きでうっかり夜ごはんを食べそこねたり、夜遅くにお腹がすいたりしたときにもありがたい存在。せっかく旅に来たのだから、おいしい夜食を求めて夜の街にくり出しましょう!
たとえば、『ハンナム24時ピョダグィ カムジャタンカンナム区庁本店』は行列必至の漢南洞(ハンナムドン)店とは違ってかなり穴場です。駅近で利便性も抜群で、ウゴジ(白菜や大根といった野菜の外側の硬い葉や茎)がたっぷり入ったカムジャタン(豚の骨付き肉の煮込み鍋)からタットリタン(鶏肉や野菜を唐辛子ベースのタレで煮込んだ鍋)まで、深夜でも温かい鍋料理にありつけます。深夜帯でも比較的回転が早く、待ち時間が少ないのもかなり高ポイント。ガッツリとした肉が恋しい夜は、23時まで営業している焼肉店『チョウォン』へ。ロース炒めや味付けカルビをスタッフが丁寧に焼いてくれ、深夜でもちゃんとおいしい焼肉に出合える稀有な一軒です。店内は清潔で快適なので、女性でも心置きなく過ごせるでしょう。また、やさしいスープで一日を締めくくりたいなら名物テールスープ店が手がける『ナンデムン チンジュチッ』がベストチョイス! 本店は南大門(ナンデムン)にあり、今回紹介する江南支店は24時間営業。濃厚なコムタンやテールスープが看板メニューではありますが、軽めに済ませたいときでも、ソルロンタン(牛骨スープ)やヘジャングク(酔い覚ましスープ)、選択肢がたくさんあるので、つい通いたくなります。

1.ハンナム 24 時ピョダグィ カムジャタンカンナム区庁本店 한남동24시 뼈다귀 감자탕 강남구청본점 江南/カンナム

出典 andpremium.jp

野菜たっぷりの鍋が味わえる。店名を直訳すると「24時まで営業している骨付きカムジャタンの店」。店内は広くて座席数も多い。地下鉄7号線の江南区庁駅すぐの好立地。

Shop Data 강남구 언주로 134길 35 2층/2F,35,Eonju-ro134-gil,Gangnam-gu 10時〜24時 土日10時30分〜23時 無休

2.チョウォン 초원 南営洞/ナミョンドン

韓国では珍しい、厚切り、薄切りの牛タンが看板メニューの焼肉店。専用の換気設備が強力で、深夜焼肉でも服に匂いがつきにくい。ローカル客が多い。

Shop Data 용산구 한강대로 80길 7/7/7,Hangang-daero 80-gil,Yongsan-gu 12時〜23時 無休 Instagram@chowon.official

3.ナンデムン チンジュチッ 남대문 진주집 江南/カンナム

出典 andpremium.jp

名物のテールスープは24時間炊き続けるスタイルで、安定した味わいが魅力。テール肉は追加で注文することもできる。南大門にある本店は行列になっていることも多いので、江南支店は穴場。

강남구 선릉로 604 1층/1F,604,Seolleung-ro,Gangnam-gu 24時間営業 無休

韓国では昔から、家族や友人と食卓を囲み、鍋をつつき合うことが食文化の中心でした。キムチなどの副菜が豊富に並ぶのも〝共食〞の習慣です。シェアがタブー視されたコロナ禍を契機に、「好きなものを、好きなときに」という流れに変化。日本のドラマ『孤独のグルメ』のブームも後押しとなり、ソウルでも「혼밥(ホンパブ)=ひとりごはん」が急増。とはいえまだ慣れていない店もあるので、入店時は「ひとりですが大丈夫ですか?=한명인데괜찮습니까?(ハンミョンインデ ケンチャンスムニッカ?)」と聞いてみて。

案内人/キム・へジュン

フードコンテンツのディレクションや飲食店のブランディングを行うほか、コラムニストとしても活躍。大のパン好きで昔のペンネームはパン妖精。Instagram@miel_jade

illustration : naohiga text : Shoko Matsumoto data : Sachiko Kumagai

 

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