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息子「いつももらってばっかりだから」大好きな“お兄ちゃん”を喜ばせたくて、、、『健気な計画』にホロリ

  • 2026.2.10

これは、筆者である私自身が体験した出来事です。
4歳の息子には、家族ぐるみで仲良くしている1歳年上のお友達がいます。いつも優しくしてもらう中で、ある日、息子が「今度はぼくが喜ばせたい」と口にしました。
その一言をきっかけに、親子で初めて“誰かのために準備する時間”を過ごすことになり、子どもの心の成長を間近で感じる出来事がありました。

画像: 息子「いつももらってばっかりだから」大好きな“お兄ちゃん”を喜ばせたくて、、、『健気な計画』にホロリ

いつも一緒の、大好きなお兄ちゃん

家族ぐるみで仲良くしているAくんとは半年に一度はお泊まりをするほど仲が良く、息子はAくんが遊びに来る日を、毎回指折り数えて楽しみにしています。
Aくんは優しくて、いつも「よかったら使ってね」と、いらなくなったおもちゃやサイズアウトしたお洋服を持ってきてくれます。息子にとっては、大好きなお兄ちゃんが使っていた“宝物”。どんな物でも、目を輝かせて受け取っていました。

「こんどは、ぼくがあげたい」

そんなある日、息子がぽつりとこう言いました。
「いつももらってばっかりだから、こんどはぼくがAくんにプレゼントしたいな」
まだ4歳なのに、そんな気持ちを自然に口にしたことに、私は驚きと嬉しさを感じました。
ちょうど次にAくんが来る日は、Aくんの誕生日直前。
「じゃあ、サプライズでお誕生日パーティーしようか?」
そう提案すると、「うん! びっくりさせたい!」と、息子の目が一気に輝きました。

初めての“誰かのための準備”

それから息子は、まるで自分の誕生日かのように張り切って準備を始めました。
一緒に飾り付けを作り、ケーキも「自分で作りたい!」と、生地を混ぜたりフルーツを乗せたり。
少し不格好でも「Aくん、喜ぶかな?」と何度も聞いてくる姿に、胸がじんわり温かくなりました。

喜ばせる幸せを知った日

当日、飾り付けられた部屋に入ったAくんは、驚きと喜びで満面の笑顔。
その瞬間、息子はそれ以上に嬉しそうな顔をしていました。
“もらう側”だった息子が、“与える側”になり、誰かを喜ばせた実感を初めて味わった瞬間だったのだと思います。
子どもの成長に、特別な教材はいらないのかもしれません。
大切なのは、誰かを思う気持ちを行動に移せる経験。
この日の出来事は、私にとっても「心が育つ瞬間」を見せてもらえた、忘れられない一日になりました。

【体験者:40代・筆者、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:北田怜子
経理事務・営業事務・百貨店販売などを経て、現在はWEBライターとして活動中。出産をきっかけに「家事や育児と両立しながら、自宅でできる仕事を」と考え、ライターの道へ。自身の経験を活かしながら幅広く情報収集を行い、リアルで共感を呼ぶ記事執筆を心がけている。子育て・恋愛・美容を中心に、女性の毎日に寄り添う記事を多数執筆。複数のメディアや自身のSNSでも積極的に情報を発信している。

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