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「金を使うならお客様」ストーカー被害を訴える店員を無視。ブラック店長の“守銭奴”理論に批判殺到【作者に聞く】

  • 2026.2.6
女社会の知られざる闇。P470 ゆき蔵(@yuki_zo_08)
女社会の知られざる闇。P470 ゆき蔵(@yuki_zo_08)

アパレル業界で約10年働いていた経歴を持つゆき蔵さん(@yuki_zo_08)。一見すると華やかに見える業界だが、実はブラックな面が多く、ゆき蔵さんが配属された店舗も例外ではなかった。なまじ売り上げがよいため、店長の独壇場でオリジナルルールやパワハラもまかり通っていたという。

今回は、そんなブラックな職場で起きた「ストーカー客」と、それを黙認した店長、そして助けの手を差し伸べてくれたある人物の話を紹介する。

最初はごく普通のお客様だったのに… ゆき蔵(@yuki_zo_08)
最初はごく普通のお客様だったのに… ゆき蔵(@yuki_zo_08)
女社会の知られざる闇。P472 ゆき蔵(@yuki_zo_08)
女社会の知られざる闇。P472 ゆき蔵(@yuki_zo_08)
女社会の知られざる闇。P473 ゆき蔵(@yuki_zo_08)
女社会の知られざる闇。P473 ゆき蔵(@yuki_zo_08)
女社会の知られざる闇。P474 ゆき蔵(@yuki_zo_08)
女社会の知られざる闇。P474 ゆき蔵(@yuki_zo_08)

「金を使ってくれるならお客様」店長の暴論

ゆき蔵さんを追い詰めたのは、ある男性客によるストーカーまがいの行動だった。しかし、相談を受けた店長の反応は冷酷なものだった。「お金を使ってくれている以上、どんな方だろうが『お客様』です。責任を持って対応しなさい」。売り上げ至上主義の店長は、部下の安全よりも利益を優先し、助けを求める声を切り捨てたのだ。

「素敵な夫」が「ストーカー」になるまで

問題の男性客は、最初からヤバかったわけではない。「妻の誕生日プレゼントを買いに来ました」と初来店したときは、ごく普通の素敵な旦那様に見えた。しかし、2度目に妻と一緒に来店した日を境に、男性の態度は急変する。

ゆき蔵さんは当時について、「全く予兆はありませんでした。奥様思いの素敵な旦那様だと感心していたのに…あんなふうに豹変(ひょうへん)するとは」と振り返る。男性は用もないのに店舗の前をうろつくようになり、「妻には僕たちの関係は内緒」などと、完全に不倫しているような口ぶりで話しかけてくるようになった。

「3回目の来店時には確実に変になっていました。私が褒めたことなどを『好意を寄せられた』と勘違いしたのか…。しばらくは男性のお客様が怖くて仕方なかったです」異様な行動はほかのスタッフも気づくほど加速していった。

救いの手は「取引先の係長」

営業スマイルも作れなくなるほど追い詰められたゆき蔵さん。そんな彼女を救ったのは、自店の店長ではなく、テナントが入っているA百貨店の「係長」だった。「係長はA百貨店の婦人フロアのまとめ役で、性格は姉御肌。私からすると取引先の方にあたりますが、フロアのみんなから慕われていました」

保身に走る店長とは対照的に、毅然とした態度でゆき蔵さんを守ってくれた係長。ゆき蔵さんのブログ「ゆき蔵さんぽ。」には、ほかにもアパレル業界の裏側や、実際にあった迷惑客のエピソードが満載だ。

取材協力:ゆき蔵(@yuki_zo_08)

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