1. トップ
  2. 恋愛
  3. 「宿題、AIにやらせた!」ドヤ顔の小6息子に、どう伝えればいい?「確かに便利だけど」母が出した答えは

「宿題、AIにやらせた!」ドヤ顔の小6息子に、どう伝えればいい?「確かに便利だけど」母が出した答えは

  • 2026.2.9

便利なテクノロジーが当たり前になった今、子どもたちの学び方も大きく変わりつつあります。大人が想像もしていない使い方を、子どもが当たり前のように受け入れていることも少なくありませんよね。今回は、筆者の友人の体験談をご紹介します。

画像: 「宿題、AIにやらせた!」ドヤ顔の小6息子に、どう伝えればいい?「確かに便利だけど」母が出した答えは

宿題が早すぎる? 息子の変化

最近、小学6年生の息子の、宿題を終わらせるスピードがやけに早くなりました。

以前なら唸りながら時間をかけていた算数の難しい文章題も、今はあっという間。
勉強の楽しさに目覚めたのかな? と感心しつつ、あまりに急激な変化が少し気になって、私はこっそり勉強中の息子の部屋を覗いてみました。

するとそこには、学習用に与えたタブレットを手に、何やら真剣な表情で画面に向き合う息子の姿があったのです。

息子が使っていたのは……

なんと、息子は生成AIに宿題の問題を打ち込み、答えを出させていました。

思わず「そんなの使ったら宿題の意味がないよ」と声を掛けると、「効率的でしょ?」とドヤ顔で語る息子。

確かに解答は正確で、わかりやすい解説までついています。
時代の変化を思えば、AIを使いこなすスキルが重要になるのは間違いありません。

しかし、息子が“自分で考える時間”をすっ飛ばしてしまっている現実に、不安がよぎりました。

たとえAIを使っても育たないもの

私は息子と向き合い、真剣に話をすることにしました。
「AIは便利な道具だけど、あなたの脳を鍛えてくれるわけじゃないんだよ」と。

便利な技術は、使う側の知性が伴ってこそ意味を成すものです。
答えを写すだけでは、学力はもちろん、壁にぶつかった時に自力で乗り越える力は育ちませんよね。

使い方を間違えると、便利なはずの技術が逆に学ぶチャンスを奪ってしまうのだと痛感しました。

その後、時間をかけて地道に伝え続けることで、息子もただ楽をすることが「賢い」わけではないということに、少しずつ気づいてくれたようです。

AI時代を生きるためのルール

話し合いの結果、我が家では「まずは自力で解く。AIは答え合わせをしてくれる先生」というルールを作りました。

もちろん、併せて「AIの言っていることがすべて正しいわけではない」ということも注意した上で、全面的にAI使用を禁止するのではなく、使い方を工夫することにしたのです。

息子も最初は不満そうでしたが、しばらくすると「自分で理解できると気持ちいい」という感覚が戻ってきたようで、今では前より積極的に問題に向き合っています。

進化し続けるテクノロジーを遠ざけるのではなく、いかに正しく、成長に繋がる形で付き合っていくか。
その舵取りの難しさに、親の私こそアップデートし続けないといけないんだ、と感じた出来事でした。

【体験者:40代・女性主婦、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:藍沢ゆきの
元OL。出産を機に、育休取得の難しさやワーキングマザーの生き辛さに疑問を持ち、問題提起したいとライターに転身。以来恋愛や人間関係に関するコラムをこれまでに1000本以上執筆するフリーライター。日々フィールドワークやリモートインタビューで女性の人生に関する喜怒哀楽を取材。記事にしている。

元記事で読む
の記事をもっとみる