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「心臓が止まる…っ!」胸を押さえて苦しみ出した義母。夫が「誓約書」を提示…絶縁を意味する冷酷な内容とは?<義母は悲劇のヒロイン>

  • 2026.2.7

パート主婦のユリは、潔癖症の夫・ケンと中学生の息子・レン、そして厄介な義母と同居しています。ある朝ユリは、マヨネーズを直に舐める義母の姿を目撃。
ケンの指示でユリが調味料を処分すると、義母は昔から舐めていたことを暴露。さらに、私はキレイだからと、すすぎ中の洗濯機に汚れた下着を放り込むなど、その衛生観念は理解しがたいものでした。
食事と洗濯を別にする生活がスタートすると、義母は暗闇でカップ麺をすすって見せたり、近所で「嫁にいじめられている」と吹聴したりと大暴走。義姉・ミサキに助けを求め、必死に被害者アピールをしますが、今度は義姉の嘘や本性が暴かれ、意気消沈。
そこから義母の行動はさらにエスカレート。「死んでお詫びします」と書き置きを残して家出し、公園で通行人に食料を恵んでもらうという悲劇のヒロイン劇場を開幕。しかし、ケンが隠し持っていた財布とお菓子を暴き、周囲からは冷ややかな目を向けられることに。さらにその様子がSNSで拡散され、レンからも完全に拒絶されてしまいます。
ついに観念したかに見えた義母は、地域包括支援センターの職員に促される形で、高齢者向け賃貸への入居を承諾。しかし、引っ越し前日になっても義母はまったく荷造りをする気配がなく……。

引っ越し前日、最後の抵抗

私は、荷造りもせずテレビを見て笑うお義母さんにあきれていました。

テレビを消し、私がお義母さんに準備を促していると、ケンが帰宅し、「明日の朝までに段ボールに入っていないものは、すべてゴミとみなして処分する」と冷たく告げ……。

「ユリさんが意地悪して手伝ってくれない」
いつもの被害者アピールで甘えようとする義母でしたが、今の家族にその手は通用しません。しぶしぶ荷造りを始めた義母に対し、ケンさんは「最後の取り決め」を提示します。

提示された誓約書の内容は、「合鍵は渡さない」「アポなし訪問禁止」「金銭援助は住居費のみ」という、義母にとってはまさに死活問題。激昂し、孫のレンくんに助けを求めますが、SNSでの大失態に怒っているレンくんは、義母の心を粉々に打ち砕きました。

「ばーちゃんのせいで学校で恥かいた。もう関わりたくない」
追い詰められた義母は、最後の手段として「胸を押さえて苦しみ出す」という渾身の仮病を披露。しかし、ユリさんが血圧計で計測した義母の数値は至って正常。

「今の嘘も録画されてるぞ。新しい家の管理会社に送っておくか?」ケンさんの冷徹なひと言で、義母の演技はあえなく幕を閉じました。

その夜、ユリさんとケンさんは積み上がった段ボールを前に、缶ビールで乾杯。これまでのマヨ舐め事件、倒れたフリ、公園での大芝居……。長く苦しかった戦いがようやく終わりを告げ、家族3人の再出発に向けた静かな夜が更けていくのでした。

◇ ◇ ◇

嘘や演技で周囲をコントロールしようとする相手に対し、客観的な「証拠」と「ルール」で外堀を埋めていく家族の姿には、生活を守るための強い覚悟が感じられますね。仮病に対して即座に血圧計を出したり、誓約書という形で物理的な境界線を引いたりすることは、理不尽に巻き込まれないための防衛策になるのではないでしょうか。

身内であっても、一方的に平穏を脅かされ、信頼関係が破綻してしまった以上、情に流されることはお互いのためになりません。正論が通じず、周囲を攻撃する人には、ひとりで解決しようとせず、第三者の介入や公的なルールを活用して、明確な距離を置く手続きを進めることが最善なのかもしれません。自分の人生と家族の笑顔を最優先に考え、不当な要求にはNOと言える勇気と、それを裏付ける準備を常に整えておきたいですね。


著者:マンガ家・イラストレーター 小出ちゃこ


著者:原作者 福子

ベビーカレンダー編集部

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