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「俺は気にしない」で喧嘩を終わらせる彼氏→私が主導権を取り返した一言

  • 2026.2.6
ハウコレ

彼との喧嘩は、いつも同じ言葉で終わりを迎えていました。「俺は気にしてない」その一言で、私のモヤモヤは行き場を失い、宙に浮いたまま消化されることはありません。

本当にそれでいいの? そんな疑問を抱えながらも、波風を立てたくなくて黙ってしまう日々。これは、そんな私が少しずつ自分の気持ちを取り戻していった話です。

「終わり」を決めるのは、いつも彼だった

交際して1年になる彼は、基本的には穏やかで優しい人。でも、意見がぶつかったときの対応には、ずっと引っかかるものがありました。

ある日、約束していたデートの予定を、彼が友人との飲み会を優先して変更したことがありました。私が「事前に相談してほしかった」と伝えると、彼は少し考えてからこう言ったのです。「まあ、俺は気にしないから」と。

私が気にしているのに、彼が気にしていないから終わり。そんなやり取りが何度も繰り返されるうちに、私は自分の感情を言葉にすること自体が無意味に思えてきました。話し合いたいのに、話し合いにならない。その虚しさは、積もっていったのです。

友人の一言で気づいた「対等じゃない関係」

転機になったのは、友人との何気ない会話でした。愚痴のつもりで話した私に、友人はふと首をかしげてこう言いました。「それって、あなたの気持ちは関係ないってことだよね」と。

その言葉に、ハッとしました。彼に悪気はないのかもしれない。でも、「気にしてない」という言葉で会話を終わらせることは、私の気持ちを「なかったこと」にしているのと同じだったのです。

喧嘩の主導権は、いつも気づいたら彼が握っていました。終わりを決めるのも、話を打ち切るタイミングも、すべて彼のペース。私はただ、その流れに従っていただけ。そう気づいたとき、悲しさよりも「変えたい」という気持ちが芽生えてきたのを覚えています。

私の気持ちをなかったことにさせない

次に意見が食い違ったとき、私は深呼吸をしてから口を開きました。「あなたが気にしていないのはわかった。でも、私は気にしてる。だから関係ないことにしないでほしい」と。

彼は一瞬、驚いたような顔をしました。それまでの私なら、彼の「気にしてない」を受け入れて黙っていたから。でも今回は違いました。感情的に責めるのではなく、ただ自分の気持ちを伝える。それだけのことが、こんなにも勇気のいることだったなんて、やってみて初めて気づいたのです。

彼はしばらく黙っていましたが、やがて「そっか、ごめん」と言ってくれました。私の言葉がちゃんと届いた。その実感が、何より嬉しかったのです。

そして...

あれから、彼との関係は少しずつ変わってきています。彼がすぐに「気にしてない」と言わなくなったわけではありません。でも、私が気持ちを伝えると、以前より耳を傾けてくれるようになりました。

何より変わったのは、私自身かもしれません。自分の感情を「言っても無駄」と諦めなくなったこと。相手に届くかどうかは関係なく、まず自分のために言葉にしてみる。そう思えるようになったことが、小さな、でも大きな変化だったと思います。

喧嘩の「終わり」を相手に委ねる必要はない。自分の気持ちは、自分で守っていい。そんな当たり前のことに気づくまで、私は随分と遠回りをしてしまいました。

今は彼と、少しずつ「対等に話し合える関係」を築いている途中です。完璧じゃなくても、お互いの言葉に耳を傾けようとする姿勢があれば、きっと関係は変わっていけると信じられるようになった自分が、少しだけ誇らしいのです。

(20代女性・販売員)

本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。

(ハウコレ編集部)

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