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「親子でも分かり合えないんだ」夫の借金で子連れ離婚し、数年ぶりに再会した母が放った『残酷な一言』

  • 2026.2.8

これは筆者の知人Aさんから聞いた話です。親から気持ちを受け止めてもらえずに育ち、大人になってからも親との距離に悩み続けてきたAさん。「親子であっても分かり合えない」と考えた末、ある決断をしたといいます。

画像: 「親子でも分かり合えないんだ」夫の借金で子連れ離婚し、数年ぶりに再会した母が放った『残酷な一言』

母と距離を置くようになったわけ

私は母から褒められたことがありませんでした。小学生の時に離婚した母は、一人で私を育てるために忙しい日々を送っていました。

私の話はいつも後回しで、何かを話してもすべて理由をつけられ否定される日々。私は母を避けるようになりました。さらに社会人になって家を出てからは、自然と疎遠になっていきました。

気づけば母と同じ立場に

そんな母の影響か、自分に自信を持てないまま大人になった私。しかし転機が訪れます。学生時代の同級生と結婚し、子どもが生まれたことで自分の家庭を持ったのです。私はこれからは前向きに生きて行こうと思えるようになりました。

しかし、幸せは長く続きませんでした。子どもが3歳になった頃、夫に多額の借金が発覚し、離婚することになります。結果的に、母と同じく一人で子どもを育てる道を選ぶことになったのです。

勇気を出して会いに行ったのに

一人での育児は想像以上に大変で、ずっと距離を置いていたはずの母に助けを求めたくなりました。自分でも理由は分かりませんでしたが、「ちょっと会いに行ってもいいかな?」と連絡し、数年ぶりに顔を合わせることにしたのです。

最初は初めて見る孫の顔に、母親は喜んでいたように見えました。しかし、急に私の顔を見つめながらこう言ってきたのです。

「いきなり帰ってくるなんてどういうこと? まさかお金ちょうだいなんて言わないわよね」

母のセリフに私は深く傷つきました。

私が欲しかった言葉

私が求めていたのは助けでもお金でもなく、「頑張っているね」という一言だったのだと思います。その時、私は母に何かを期待し続けるのをやめようと決心しました。そして、改めて適切な距離を置くことにしたのです。

親子であっても分かり合えない関係はあります。しかし、無理に歩み寄ろうとして傷つくよりも、離れることが自分自身と子どもの笑顔を守るための選択になる場合もあるのだと、今は受け止めています。

【体験者:30代・女性正社員、回答時期:2025年12月】

※本記事は、執筆ライターが取材した実話です。ライターがヒアリングした内容となっており、取材対象者の個人が特定されないよう固有名詞などに変更を加えながら構成しています。

FTNコラムニスト:花澤ひかる
主婦ライター。ママ友たちからの悩みを聞くうちに、この声を世に届けたいと、ブログなどで活動を開始し、現在はltnライターに転身。主婦目線を大事に、ママ世代へのフィールドワークと取材を行い、そのリアルな思いをコラムにすることをライフワークにする。

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