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【60代エンタメ】浜辺美波×目黒蓮がW主演『ほどなく、お別れです』は身近な人の存在が愛おしくなる映画

  • 2026.2.5

浜辺美波さんと目黒蓮さんがW主演した映画『ほどなく、お別れです』が2月6日(金)より全国公開です。 小学館文庫小説賞大賞を受賞した長月天音さんのデビュー作を、青春・恋愛映画の名手・三木孝浩監督が映画化。葬儀会社を舞台に、不思議な能力を持つヒロインと、そんな彼女の能力に目をつけた葬祭プランナーがタッグを組み、「最高の葬儀」を目指す物語。観終わった後に大切な人の顔が思い浮かぶようなヒューマンドラマの、見どころをご紹介します。

ストーリー

就職活動が思うように進まず、自分の居場所を見つけられずにいる清水美空(浜辺美波)。彼女には、《亡くなった人の声を聴くことができる》という誰にも打ち明けられない力があった。ある日、葬儀に参列した美空は、葬祭プランナーの漆原礼二(目黒蓮)に秘密のの力のことを気づかれ、「その能力を活かすべきだ」と、葬祭プランナーの道へと誘われる。 葬儀会社「坂東会館」のインターンとして漆原とタッグを組むことになった美空は、一片の隙もない彼の厳しい指導に心折れそうになる。しかし同時に、誰よりも真摯に故人と遺族に寄り添う漆原の姿勢に気づき、出棺の際に優しく「ほどなく、お別れです」と告げる姿に憧れを抱いていく。そして漆原の背中を追ううち、常に冷静な彼にも心を揺さぶられる過去があることを美空は知り、自分自身もその不思議な力と向き合う時が訪れる。

【見どころ1】浜辺美波さんと目黒蓮さんの所作やまなざし、声に引き込まれる

今作では浜辺美波さんと目黒蓮さんが初共演にしてW主演。葬祭プランナーという、遺族の希望に沿って故人に合った葬儀を提案し、葬儀の段取り、会場設営、式の進行といった全ての手配と進行を執り行う繊細な仕事に真摯に取り組む姿がとても印象的です。

祖母と両親と暮らしながら、就職活動に苦戦している清水美空を演じた浜辺美波さん。入社試験の面接の場面でも、葬儀会社のインターン中も、決して器用にこなせているとはいえない美空ですが、まっすぐで一生懸命な姿を凛としたまなざしで表現しています。亡くなった人が見え、会話することができるという不思議な力を持つという難役をナチュラルに演じているのはさすが。

優秀な葬祭プランナーであり、納棺師の技術を持つ漆原礼二役の目黒蓮さん。納棺の際の所作や葬儀場での立ち居振る舞いの美しさには目を奪われます。タイトルにもなっている「ほどなく、お別れです」と出棺を告げる声はやさしく落ち着いていて、共演者で歌手でもある北村匠海さんが「本当に素晴らしい声の持ち主」と絶賛するほど。心に響きます。

【見どころ2】 各エピソードから家族や大切な人の顔が浮かぶ

映画の中ではいくつかの家族のお別れシーンが描かれ、漆原や美空たち葬祭プランナーは、突然で早すぎる家族の死を受け入れられない遺族の気持ちに寄り添い、故人の想いをくみ、“お別れ”の時間を演出していきます。どのエピソードもつらく悲しい背景がありますが、個人的に幼い娘を病で亡くした母親を演じた志田未来さんが慟哭するシーンでぐっと胸が詰まりました。

【ここにも注目!】生きてるからこそ味わえる“意外とおいしい”コーヒー

インターンとして葬祭プランナーの仕事に向き合う美空の休憩シーン。漆原が「意外とおいしいんですよ」という葬儀会社のマシーンで淹れたコーヒーを飲んでいます。コーヒーの味も香りも熱さも感じることができるのは、生きているからこそ、と感じました。

普段はあえて考えないようにしている人も多い、いつか来る「お別れ」のときについて。映画を観て色々と感じながら、まずは自分の家族や大切な人との時間を大事に過ごそうという気持ちになるのでは。しみじみとご鑑賞ください。

作品情報

『ほどなく、 お別れ です』 2月6日(金)全国公開

出演: 浜辺美波 目黒蓮
森田望智/古川琴音 北村匠海 志田未来 渡邊圭祐
野波麻帆 西垣匠 久保史緒里/原田泰造
光石研 鈴木浩介 永作博美
夏木マリ
原作: 長月天音「ほどなく、お別れです」シリーズ(小学館文庫刊)
監督: 三 木孝浩
ⓒ 2026 「ほどなく、お別れです」製作委員会 ⓒ長月天音/小学館

この記事を書いた人 富田夏子

雑誌ライター歴21年。得意分野はエンタメ、フード、ライフスタイル。映画ライター/映画ごはん研究家として、「映画とごはんをつなぐメディア」をSNSで展開し、映画と食に関連する情報や体験をシェアしている。日本映画ペンクラブ会員。 雑誌やWEBへの映画レビュー連載歴は14年で、俳優や映画監督のインタビューも手がける。料理取材の試食は残さず食べる食いしん坊。

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