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男女500人に聞いた「飽きずに続けやすい仕事」ランキング

  • 2026.2.4

株式会社R&Gは、仕事をしている男女500人を対象に「飽きずに続けやすい仕事に関する意識調査」を実施しました。その結果、仕事に飽きて続かなかった経験がある人は71.2%と、7割を超えることが明らかになっています。

本記事では、調査結果をもとに「実際に経験して、飽きずに続けやすかった仕事」をランキング形式で紹介します。人材育成・コミュニケーション教育者の桑野麻衣氏による考察もお届けします。

飽きずに続けやすい仕事ランキング

7位 ライター

・案件やお客様ごとに内容が変わり、毎回同じ作業になりにくいからです。自分のペースで進められる部分があり、成果が目に見えやすい点もモチベーション維持につながりました(20代 女性)

・案件によってテーマが異なるため、飽きないで作業ができる(30代 男性)

・場所や時間にとらわれずに働けるから(50代以上 女性)

ライターは、案件ごとにテーマや内容が変わり、常に新しい知識や視点に触れられる仕事です。同じ「書く仕事」でありながら、単調な作業になりにくい点が特徴といえるでしょう。

また、働く場所や時間を柔軟に選べる点や、成果物が形として残ることも、モチベーション維持につながっているようです。

6位 軽作業スタッフ

・ずっと動いていて楽しいから(20代 男性)

・通販サイトの倉庫内ピッキング。適度に身体を動かしながら作業できるから。倉庫から商品を見つけ出したときに達成感があるから(20代 女性)

・物流センターの倉庫でのピッキング作業、シール貼り。いずれも仕事の内容は簡単だし繰り返しの単純作業。ひとりで黙々と作業することが好きな人には向いている(50代以上 女性)

軽作業スタッフは、比較的シンプルで分かりやすい業務内容が特徴です。黙々と作業に集中できるため、人間関係によるストレスが少なく、作業そのものに没頭できる点が「飽きにくさ」につながっています。

身体を動かしながら働ける点や、作業をやり切った際の達成感も評価されています。

5位 医療事務

・ずっと同じ作業ではないから。患者さんによって対応が変わる(20代 女性)

・常に新しい情報のインプットが必要で、自身の成長にもなり、やりがいがあった(30代 女性)

・事務作業メインの仕事ではありますが、受付をしながら患者様と少しお話をすることもありますし、患者様と世間話をする関係になることもあります。事務作業だけをしているよりも、心の和む時間が生まれて、仕事中ではありながらも楽しさを感じることがあるからです(30代 女性)

医療事務は事務作業だけでなく、患者さん対応を担うことも多い仕事です。患者さんごとに対応が異なるため、完全なルーティンワークになりにくい点が特徴といえます。

また、制度改定に伴う知識の更新が必要なため、学び続けることで成長を実感しやすい職種でもあります。

4位 事務職

・市役所の観光課の事務職。マルチタスクで、当時では目新しい「SNSを利用した観光情報発信」を行っていたため、飽きることなく業務が遂行できた(30代 女性)

・IT関連企業での事務職です。同じ作業の繰り返しではなく、日によって対応する内容が少しずつ違ったからです。優先順位を考えながら複数の業務を進める必要があり、単調になりにくかった点が続けやすさにつながりました(30代 男性)

・パソコンのキーボードを打つことが好きなので飽きません。ひたすらカタカタ打っていられます(40代 女性)

事務職はルーティンワークの印象が強い一方で、業務内容や職場によってはマルチタスクや変化の多い仕事になることもあります。「安定した作業が心地よい」「変化があるから続けやすい」など、事務職の飽きにくさは人によって感じ方が異なるようです。

3位 経理職

・覚えることが多い。また数字を追う仕事のため、1円でも間違いがあれば追求し、原因にたどり着くのがおもしろく、やりがいがあると感じます。職場によって経理の仕事内容が異なるので、いろいろな職場を知る上でもおもしろいと思います(30代 男性)

・いろんな部署の人と関わりながら、いろんな分野の仕事をしている感じがするから、飽きがこない(40代 男性)

・「毎月定例なもの」「四半期で対応するもの」「半期対応なもの」と、基本は似ていてもいろいろなパターンがあり、注意が必要。経験も味方にできる(50代以上 女性)

経理職は専門性が高く、経験を積むほど理解が深まる仕事です。業務の正確さが求められる一方で、他部署との関わりや時期ごとの業務変化もあり、意外と変化に富んでいます。

2位 飲食店スタッフ

・ベースの業務自体は日々変わり映えがないかもしれません。ただお客様相手なので、さまざまな会話や予測できない動きがあり、飽きないと思います(20代 女性)

・覚えることは多く、店舗によってやり方も違いますが、基本的に慣れれば難しい作業はありません。また毎日お客様が変わるので、話す内容であったり営業内容が変わったりして、楽しめて飽きにくいからです(30代 男性)

・学生がメインの職場なので、定期的に人が入れ替わる(50代以上 男性)

飲食店スタッフは、業務自体はルーティン化されていても、来店するお客様や混雑状況によって日々変化があります。「安定感」と「予測できない要素」のバランスが、飽きにくさにつながっていると考えられます。

第一位は?

1位 販売員

・家具インテリアスタッフ。「家具の組み立て」「陳列」「売場づくり」があり、集中して作業できるものが多い。また家具が入荷した際コンテナから荷下ろしをするので、いい運動になり3キロ痩せました。比較的自分の裁量で業務ができる点も、続けられる理由だと思います(20代 男性)

・雑貨販売スタッフ。自分でレイアウトを考えたり、「どういうディスプレイだと売れるか」など日々考えることがあって、飽きなかった(40代 女性)

・小売店での販売職。毎日接するお客様が違って、会話や対応が常に新鮮で、単調にならないからです(50代以上 女性)

販売員は、接客だけでなく売場づくりや商品管理など多様な業務を担います。身体を動かす作業と考える作業の両方があり、単調になりにくい点が高く評価されました。

また、商品やお客様が日々変化することで、新鮮さを感じながら働ける点も、飽きずに続けやすい理由といえるでしょう。

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桑野麻衣氏の考察

桑野 麻衣

人材育成・コミュニケーション教育者
大学卒業後、ANA入社。教育訓練インストラクターを務める。その後ジャパネットたかたや再春館製薬所グループ企業にて教育研修を担当し、独立。現在では、コミュニケーション、リーダーシップ等をテーマに学生から経営者など幅広い層に向けて、企業研修や講演を行う。取材、メディア出演も多数。

■著書
『部下を元気にする、上司の話し方』
『「また会いたい!」と言われる 一流の話し方』
『好かれる人の話し方、信頼される言葉づかい』等

「飽きずに続けられる仕事に必要な要素ランキング」の結果を見ても、1位の「自分に向いている」や3位の「自分で工夫できる」に「自分」というキーワードが入っています。

2位の「変化がある」に関しても、仕事を楽しんでいる人は「自ら」変化を起こしている場合が多いです。

自分の適性を知るためにも、自分なりに変化を起こし、工夫して仕事を楽しむためにも、まずはある程度の経験値やスキルを育む必要があります。

【調査概要】
調査対象:仕事をしている人
調査期間:2025年12月12日~26日
調査機関:自社調査(株式会社R&G)
調査方法:インターネットによる任意回答
有効回答数:500人(女性355人/男性145人)
回答者の年代:20代 25.8%/30代 36.8%/40代 23.2%/50代以上 14.2%

<Edit:編集部>

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